困難なことが合った時に_思い出したい__レモネードの名言

『This Is Us』 シーズン1 第15話レビュー

今回の見どころは、ミゲルがケヴィンに言った「君はジャック・ピアーソンの息子なんだ」という一言。これで初舞台への緊張がほぐれ、ランダルを思って”あの行動”に出たのだと思います。

※今回から、私が「特に」感動したシーン、良かったシーンを「ハイライト」の見出しをつけてまとめました。順番に読んでもらった方が、より感動できるのですが、時間がない方は「ハイライト」だけ読んで下さいね。

登場人物①
登場人物②
分かりやすい時系列表


過去

これがキッカケでとんでもない事に…

この日はバレンタイン。毎年恒例のバレンタインディナーについての話をするジャックとレベッカ。そのディナーの前に、レベッカがバーで歌うためジャックはミゲルを誘って、彼女の歌を聞きに行くことになりました。

ジャックの本音

ジャックはレベッカがツアーに行くのを少し不安に思っています。思春期の子供たちを置いて、しばらく家を空けるから。でも、彼は彼女をサポートしたい気持ちとの間で葛藤。どうしても、ジャックはレベッカに「行ってほしくない」とは言えなかったのです。

子供たちは思春期の真っ只中

高校生のビッグスリーも、バレンタインということで浮かれ気味(特にケヴィン)。ケヴィンはソフィーとセックスしたことを話しているのを耳にしたレベッカ。子供たちを問い詰めるも、それぞれにその話題を避けてその場を離れていきます。

ジャックとレベッカは、ケヴィンに「コンドームをすること、女性に敬意を払うこと」と話します。親に色々言われるのが鬱陶しい年頃のケヴィン。そこへ、強いプレッシャーとストレスを抱えて発作を起こすランダルが現れます。ジャックは彼を落ち着かせて、レベッカもランダルを心配。ケヴィンは冷ややかな目で見ています。

レベッカは、思春期の子供たちを置いて家を何日も空けるのは良いことじゃないと言って、ツアーに行かないことも考えます。でもジャックは、「ツアーに行って」と話します。

困惑するジャック、浮かれるミゲル

ケヴィンのことやランダルの発作のことはありますが、夜はステージに立ったレベッカ。そしてミゲルとジャックは観客として、バーを訪れます。この日はバレンタインということもあり、曲はラブソング。バンドメンバーのベンとデュエットします。

ジャックは、ショーだと分かっていても、レベッカとベンが見つめ合いながら歌っていることに困惑。たしかに、ベンがレベッカを見る目に熱が入っているのは気になりました…。ミゲルはというと、好みの女性を見つけて浮かれています(離婚したばかりだしね)。ジャックはステージから目を離せません。

ベン、また余計なことを言ってしまった

ショーが終わり、レベッカの帰り支度を待っていたジャックはベンと世間話をします。ここで、ベンとレベッカが過去に交際していたことが発覚。ベン、また余計なことを言うてしもたやん。ジャックは何も知らなくて、戸惑いを見せます。ディナーに行くはずが、そんな気分になれないジャック。そして夫妻は帰宅。

ジャックは再び…

レベッカはジャックに、ディナーをキャンセルした理由を聞きます。ベンから聞いたことを正直に話すジャックですが、レベッカは「ベンとは19歳の時に2ヶ月だけ一緒にいただけだから言わなくてもいいと思った」と答えます。学生の時といえど、元カレと泊まりでツアーとなると、さすがのジャックも気が気じゃないです。ジャックは「本当はツアーに行ってほしくない」と言い、レベッカは「私の(夢の)邪魔をしたいのね」と喧嘩に発展。

ジャックは、頭を冷やしに一人でバレンタインディナーを食べにレストランへ行きます。そして、ずっと辞めていたお酒を飲み始めたのです…。アカンやん、ジャック。衝動的になったのかな?

現在

ケイト、ジャックの死を悔やんでいる?

ケイトは言い寄ってくるあの男に、口説かれるつもりはないとハッキリ伝えて、キャンプを辞めます。そしてトビーに会いに行き、「お互いを知らなすぎるから、もっとお互いのことを知ろう」と話します。お互いの過去から好きな物などについての質問をし合うことに。

トビーは、ケイトの父・ジャックの死についても質問。何とか答えようとするケイトですが、涙が溢れて言葉にできません。トビーは「話せる時が来たら話して」と言い、その話題は終わりにします。

トビーはケイトと結婚したい気持ちは変わりませんが、もっとお互いを深く知ってから結婚しようと提案。出会い、交際、婚約までトントン拍子に進んできた2人は、焦っていたのかもしれません。ここで立ち止まり、お互いの関係や内面を見つめ合う良い機会なのかも。

弱気になるウィリアム

ベスは実家のお母さんのところへ行くために不在。ウィリアムは病状が悪化しているため、ランダルが仕事の間一人にしておけないので、看護師を雇います。でも、ランダルが出勤してすぐに看護師から電話があり、家に戻ることに。

ランダルは自分の仕事が忙しいこと、「誰も見ていないところで死なないでくれ」と怒鳴ってしまいます。ウィリアムは自分の体が言うことを聞かなくなって、死が近づいているのを実感して弱気になっていることを伝えます。ランダルは素直に謝り、看護師の言うことを聞いてほしいと頼み仕事に戻ります。

ランダルが言った「誰も見ていないところで死なないでくれ」は、実はジャックの死に関係していると、後に分かります。

ランダル、強いストレスで目と手が…

ランダルは仕事のこと、ウィリアムのこと、家族のことで、やることも多い上にその全てを処理し切れません。そのせいで手が震え、目もかすみ始めるのです。

そんなことを知らないケヴィンは、初舞台の緊張を和らげるためにランダルが勤める会社に来ます。でも、パニックになって押しつぶされそうなランダルを見て心配するケヴィン。

ケヴィン、ミゲルの言葉に救われる

ケヴィンは初舞台に緊張して落ち着かないみたいで、レベッカとミゲルの家にも行きます。レベッカに会って、安心できる言葉をもらおうと考えていました。でもレベッカは不在で、彼女を待つ間ミゲルと会話するケヴィン。

緊張して取り乱すケヴィンに、ジャックの話をするミゲル。彼はケヴィンにジャックの面影が見えることを話し、「君はジャック・ピアーソンの息子なんだ」と優しく諭すように伝えます。これにはケヴィンも腑に落ちたようで、落ち着きを取り戻します。レベッカに会わず、ミゲルにお礼を言ってその場を後にします。いつもケヴィンとミゲルの間には気まずい空気が流れるのですが、この事でケヴィンのミゲルに対する思いが変わったような気がします。

・・・◆今回のハイライト◆・・・

ジャックのように行動するケヴィン

舞台本番が近づき、楽屋で発生練習をするケヴィン。そこにランダルから電話が…。ランダルは、どうしていいのか分からず身動きが取れない状態。ケヴィンの舞台を見に行くことを忘れて、今からでは間に合わないから行けないと伝えます。

ケヴィンとスローンは本番間近。スローンに「何考えてる?」と聞かれて、「オレの父さんならどうするかって考えてる」と深刻な表情で答えます。

そして本番が始まり、スローンが舞台に立ち、ステージが明るくなった瞬間、ケヴィンの姿が見当たらない!

ケヴィンは、建物の外を走っていました。一瞬、緊張のあまり逃げたのかと思いましたが、彼はランダルの元へ走ったのです。オフィスで蹲って泣いているランダルを見つけて、抱きしめます。

このシーンを見た時、私は号泣しました。高校生の頃のケヴィンは、苦しむランダルを見てみぬフリ。ジャックはランダルがパニックになった時、落ち着かせることをしていました。だから今のケヴィンにできることは、ランダルに寄り添うことだったのですね。

子供の頃はランダルを嫌っていたケヴィンが、少しずつ彼に寄り添っていく姿に感動。ミゲル、良い仕事しました。ジャックの話をしなければ、こんな展開になっていなかったのかも。ケヴィンはスローンと舞台を放ったらかしにしたから、また後が大変ですね。。

感想

ベンは、「わざとか」ってくらいに余計なこと言い過ぎ。前回もレベッカを怒らせたし、今回は言わなくて良いことを言ったし…。シーズン1のファイナルで、もう一つ余計なこと言うんですよね。それでジャックとレベッカは、修復不可能なほどの大喧嘩をしてしまいます。

ジャックは頑張ってずっとお酒を辞めていたのに、再び飲み始めたし…。レベッカを裏切るような行為になってしまいました。いよいよ、夫婦仲の危機。

次のエピソードは、ウィリアムの過去。そして…。


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Mai🍁いとをかしな日常
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