mixi2で感じた「交流」の壁
懐かしさからmixi2を登録したけど、2週間で使わなくなった。理由はコミュニケーションが成り立たないのと、私が人と群れられないから。個人的に感じたことを書いています。
mixi2の印象
mixi2はコミュニティが中心のSNSみたい。でも今の時代には浸透しにくいように思う。今はSNSがあるのが当たり前で、「承認欲求」や「バズる」に取り憑かれる人も多いからだ。
私はmixi2で、趣味のゲームや本のコミュニティに参加してみた。多くの人の『こっちを見て!』という雰囲気、興味のない人の自慢話には疲れた。もちろん、全部のコミュニティがそうじゃないと思う。
前は『思いの共有』だった
私は学生の時もmixiを使っていた。その頃はもっと、『思いの共有』がメインだった気がする。純粋に誰かと仲良くしたい、共通の趣味の人と語りたい。そんな思いが強かった印象がある。
今はSNSがたくさんある。コンビニと同じでどこでも、いつでもあるから、ありがたみが薄れる。だから、人と深く関わらずにライクだけあれば満足な人も一部いるだろう。
なのでmixi2は、昔のmixiコミュニティにはならない気がする。
リアクション機能が寂しい
最初は可愛くて楽しかった。でも、その機能で「会話」したつもりになっているのが寂しい。コミュニケーションのSNSなのに、逆の方向に行くのではないか?
Redditのようになればいいな
海外の大手掲示板『Reddit』のようになればいいなと思う。Redditも同じ趣味や話題ごとに分かれているが、しっかり管理されている。『モデレーター』の人がいて、ルール違反があれば注意したり、投稿を消したりしてくれる。だから荒れにくく、情報交換がしやすいのだ。
Redditの投稿やコメントには発見と学びがある。会話も弾むため、ちゃんとコミュニケーションができて楽しい!
進行役が必要かも
mixi2がコミュニケーションをちゃんと成り立たせるには、各コミュニティに進行役が必要かも。
みんなが自由に投稿できるのはいいけど、話が散らかりすぎたり、自慢大会で終わりになることも多い。
だからコミュニティ管理者は、コミュニティを作って終わり。ではなく、たとえば、投稿テーマをまとめる、参加者の発言を促すようにするなど。いろんな人の意見を引き出せるような雰囲気になったらいいな。
結論
色々書いたが、mixi2が悪いのではない。単に私が属せないだけだ。趣味のことを深く話せないのも残念だけど、私は無理に人に合わせたくない。
『自分がどれだけ趣味にお金を使ったか』や『どれだけその分野に知識があるか』みたいな雰囲気を醸し出すんじゃなくて、学びや発見がある対話がしたかった。でも私が入った場所は、そんなことを求めていない様子。私の意見を押し付けるのも違うので、ソっとコミュニティを退会した。
とはいえ、mixi2はまだ始まったばかり。これからどう進化していくのかは気になる。