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他人任せの「受け身」を止めたら、自分を好きになれた。

私は「受け身」な性格です。

私が思う「受け身」は、「他人がどうにかしてくれる」という甘えた考え方です。今日は、それを止めてからの私の心境の変化について書きたいと思います。

バッタモン家族の中でも、留学でも、人間関係でも「いつも誰かがどうにかしてくれる・助けてくれる」と考えていました。自分の人生も、人間関係も、「他人任せ」にしていたら、そりゃうまく行かないですよね。

留学しても英語はほとんど上達せず、母国語の日本語ですら「やばい」と「かわいい」ばかり使っていたので、ライター1年目は言葉の扱いに苦労しました。留学先でのホストファミリーは良い人だったにも関わらず、私から仲良くなることをせず、相手から話しかけてもらえるのをいつも待っていました。旦那さんには、私が自分の気持ちを遠回しに伝えていたため、「結局、Maiは何が言いたいの?オレにどうして欲しいの?『察して』じゃ分からへんから、ちゃんと言うて」と何度も言われました。

今なら思っていることを言葉にするけれど、当時は『相手が自分の気持ちを察してくれて当たり前』な考えだったため、気持ちを言葉にせずストレスを溜め込んでいました。当時の自分に会えるなら、ビンタして目を覚ましてやりたいですね。

何がキッカケになったのかは覚えていないですが、旦那さんや周りの人を見て、「他人任せ」な甘えた考えを止めるようにしました。

受け身を止めて、私自身に起きた変化

■自分の気持ちが楽になった

察してもらうことを止めて「これがしたい・したくない」、「これが好き・嫌い」とハッキリ言えるようになったので、ストレスを感じなくなりました。少なくとも、自分の周りの人への「受け身」は失礼だと感じました。私のために気を使ってくれたり、良くしてくれたりしているのに、自分の好き嫌いや気持ちを言わないのは、相手の親切を受け入れていないように思えたんです。

■自分自身を良くしようと考えて行動するようになった

前は人と自分を比べてばかりでした(今も時々あります)。それは自分の嫌な部分から目を逸して、棚上げして、頑張るのは大変だから楽な方にばかり進んでいたんです。でも「自分」が達成したいこと、頑張りたいことばかり考えて行動していたら、そこに夢中になって楽しくなりました。昨日の自分より、今日の自分を良くしようと考えて行動しています。そして結果的に、人のあら探しや他人を気にする時間が減りました。

■今の自分が好きになった

「受け身」を止めて一番嬉しかった変化は、今の自分を好きになったこと。自分が興味を持ったことを勉強して、どうすれば楽しく勉強できるかなって工夫を考えたり、自分がホンマに書きたいことは何かな?って考えて、それが上手に書けて、自己満足が得られたりすると嬉しいですね。頑張る自分を好きになりました。以前は大嫌いだったシャイで内気なところ、口下手なところ、よく寝るところ、ちょっとネガティブになるところも、今は「これも私の一部で悪くないな」と思えます。

旦那さんいわく、私はできないことを数え過ぎで、できていることはもっとたくさんあるそう。ネガティブになると、つい「自分なんて…」って考えているせいで、出来ているところが見えないみたいです。

こうして記録を残したのは、落ち込んだ時、ネガティブになった時に、この文章を読み返して「できてないことばかりじゃないやん」と思えるよう、さらに次の自分の成長に役立てていくためです。


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