「大好き」を伝えるタイミングがズレると、こうなる。

カナダにいると、よく目にする光景。

街の至るところで、カップルが抱き合ったり、軽くキスしたり、手を繋いで歩いたりする姿。それを見ると、寒いカナダのウィニペグが10度くらい気温が上がる気がする。

中でも、おじいちゃんとおばあちゃんカップルが手を繋いで歩く姿を見た時、いつも思うことがある。

私も年を取っても、旦那さんと仲良く手を繋いでいたいな。

どんなカップルにも、良い時ばかりではないと思う。辛いことも、大喧嘩することもあるはず。でも我慢や自己犠牲の上に成り立つ関係じゃなくて、相手を思い合って、支え合って、大事にして年をとっていくのは、誰にも割って入れない絆がありそうで素敵。

私たち夫婦も、これから楽しいことだけじゃないと思う。何が起きるかは分からない。でも私は毎日「彼と結婚して良かった」、「この人となら何があっても幸せになることができる」と思っている。

隣でゲームする彼の手を握り、「大好きやよ〜」と今日も伝える。

「うお！Mai、ちょっと待って、ゲームいいとこやから！あっ、死んだ〜！」

…って、ムードぶち壊しやないか。

ま、これがウチららしいな。