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旦那さんと音楽を聴く=思い出が増える
旦那さんと音楽を聞くのは楽しい。私たちは洋楽、アニソンが好きで一緒に歌ったり、踊ったりする。私はリズム感がないため、歌も踊りも下手くそ。すぐふざけて変なダンスをして旦那さんを笑わせる。
一方彼はリズム感があるし、耳も良い。ギターやオカリナも弾ける。しかも一度聞いた音は、ぎこちないながらにも再現できちゃうほどだ。ダンスと歌も上手い。エミネムの歌だって完コピできる。彼は英語のHIPHOPが好きでよく聴いているけど、知ってる音楽ジャンルの幅は広い。J-POP、POPS、R&B、JAZZ、REGGAEにClassicまでよく知っている。
なんでこんなに彼と音楽に触れるのが楽しいのか?
思い出が増えるからだと思った。音楽と感情は付随している。
失恋した時に聞いた曲、辛い時に励まされた曲、気分をあげる時に聴く曲など、音楽と共に色んな思い出と感情が蘇る。
私は中学生くらいの頃に洋楽を聞き始めた。エミネム、ビヨンセ、マライア・キャリー、バックストリート・ボーイズなど。でも周りは全く興味がなかったから洋楽の楽しさ、かっこよさを誰にも話せないままだった。元彼に洋楽を聞いてもらって、私が熱弁しても彼は欠伸をするだけ。
そこからも10年ほど、アメリカで流行っている洋楽をひとり聞き続けた。
旦那さんに出会って、私の洋楽好きなんて大したことないと思った。彼は私が知らない曲も知っていたし、アーティストや曲の裏話まで熟知。彼とは「何がどう」かっこいいのかを語り合える。音楽を聴きながら彼と話していると、あっという間に時間が過ぎている。
彼の青春や甘酸っぱい思い出を聴くのも楽しい。私が知らない彼の過去が分かる。音楽を聴きながら話す思い出だから、歌詞ともマッチして共感が生まれる。
単なるこじつけだけど、私は旦那さんに出会うために、洋楽をひとりで寂しく聞いて来たのかと思いたくなった。(運命めいたものは信じない)。
私の寂しい記憶、彼の青春時代、私と旦那さん一緒に聴く楽しい時間。思い出がたくさん増えていく。そして彼と一緒に聞いた曲は全部、特別に思えてくる。
だから楽しいんだな。
珈琲次郎さんの企画に参加しました。いつも素敵なレビューとお題をありがとうございます。