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「人としての在り方」を旦那さんから学ぶ
今日は、旦那さんの小さな気遣いを通して、「人としての在り方」について思うことを書きます。
一昨日の土曜日、私は家事を後回しにして女友達と遊んできました。いつもは家事をしてから出かけるのですが、その日は遊びに行くまでのんびりしたかったため、家事は帰ってきてからするつもりでした。
女友達とスイーツ食べて、公園を散歩して、ホッケー観戦して、家に帰ったのは夜の10時。
さて、放置した洗濯物を畳んで、ベッド周りに脱ぎ捨てた服も片付けようか…と寝室へ行くと、キレイに畳まれた私の服たちがベッドの上で待っていました。じゃあ、食洗機の食器を片付けようと思ったら、ここも空になっていました。私が出掛けている間に、全部旦那さんがやってくれていたのです。
「Maiが楽しく遊んできたのに、帰ってきてからあれもこれもしなって考えてするん面倒やろなと思ってん。オレとしては、Maiに気兼ねなく遊んでもらって、楽しく1日を終わってほしいねん。」
私はどんな高価な物をもらうより、こうして小さな気遣いをしてもらう方が嬉しいです。大事にされているな、と思えるから。
彼は「Maiに褒めてもらいたい」という気持ちで、媚びるように家事をするのではなく、「面倒なことをちょっとでも省いてあげたい」という優しさに温かみを感じます。もちろん、私も「してもらって当たり前」と思わず、「休みの日くらいゆっくりしたいやろうに、家のことしてくれてありがとうなぁ。」と言葉にします。
それでお互いが「よかった」と幸せな気持ちになれるんです。楽しい1日が、彼のおかげでより、充実した気持ちで1日を終えることができました。
旦那さんは私や友達だけじゃなくて、誰にでも小さな気遣いができる人。そこが人として素晴らしいな、と私は思っています。ホームレスの人でも、赤の他人でも、助けが必要であれば、躊躇なく声をかけて、彼ができることをするのです。それに、旦那さんは誰に対しても態度を変えず、気に入らないことを言われたら、冷静になって気持ちを相手に伝えます。
彼のこういうところが好き。
私も彼を見習って、マネできるところがあります。例えば、ホームレスの人の「コインちょうだい」に対しても、何も出来ない時は丁寧に断ったり、誰かに笑顔で「Hi」って言ったり、自分がお店に入る前に誰かのためにドアを開けたり、店員さんの目を見て笑顔で「Thank you」と言ったりすること。それだけでも、誰かの1日は気分が良いものになるのではないかと思います。
私も旦那さんのように、友達や家族以外の人にも小さな気遣いができる大人でありたいな。