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アンバランスな贈り物。
年末は、贈り物の季節。
贈るのも、いただくのも大好きなのですが、付き合いの浅い者同士「せーの、ドン!」で渡し合う贈り物って・・・加減が難しくないですか?
ここ数回、とんでもなく“外した”贈り物をしてしまったので、ここに懺悔いたします。
パターン1:ぜんぜん足りない。
ステイホーム・オーダーが出る直前に、ホームパーティを開催していただき、そこで初めてお会いした方。
その後、ステキ情報をたくさん教えてくれて、その方を通じて新鮮な生牡蠣を注文することになりました。しかも「ついでだから!」と、生牡蠣を家まで届けてくれるというのです。
さすがに手ぶらで「はい、どうも」とはできないので、ちょっとしたお礼を用意したのですが・・・。
その方が持ってきてくれたのは、なんと、生牡蠣だけではなかったんですね。
娘用に、小さなハンドサニタイザー。
(めっちゃ気に入ってます!)
息子用に、サンタクロースの消しゴムセット。
(かわいい。季節感あります)
大人用に、ドイツのクッキー。
(初めて食べたけど、スパイスが効いてて美味しいです)
ホリデーカード。
(写真がとっても素敵です)
先日持参したケーキのお代。
(お代はいりませんと言ったのですが・・・いただいてしまった)
なんとステキな!
まるでサンタさんです!
そんなサンタさんに、私がご用意していたものは・・・。
ゾッとしますよ。
発表しますよ。
ココロの準備はいいですか?
キャンディケーン、5本。
キャンディケーン、5本でーす!
大切なことなので2回言いましたが、5本は5本であることに変わりはありません。杖の形をした、赤と白の縞模様の飴。クリスマス感満載ですが、好き嫌いもありますよね。はっかの味がスースーしますし。
でも、ステキなサンタさん(仮)は「うちの子供たちも大好きなんですよ!100本買って、ツリーに飾ってます」というのです。
よかった、よかった、ホッ!
・・・ん?ちょっとまてよ。
キャンディケーン100本あるお宅に、さらに5本渡しちゃった系?
そもそも、オトナのやりとりで「飴ちゃん5個渡す」というのも、ありえなかったですね。
なんなの、ワタシ。子供かよっ?!
家に帰って自分に激しくツッコミを入れたのですが、子供用のプレゼントだったらキャンディケーンでよかったのかというと、どうやらそういう訳でもなかったんです。
パターン2:やっぱり、足りない。
娘にはエレーナという親友がいるのですが、まだ4歳と5歳の友情なので、やりとりは親が代行します。
で、エレーナのママから「クリスマスギフトを贈りたいから住所教えて!」と言われたので、こちらも用意をすることに。キッズを引き連れてお買い物して、カードを書いて、それらをUSPSで郵送!
その翌日、エレーナは直接我が家へ、ピンポーン!
ステイホーム・オーダー中なので、amazonの要領で、挨拶もそこそこプレゼントをサッと渡して、嵐のように帰っていったのですが・・・。なんと、なんと、手渡されたプレゼントがけっこう立派だったのです。しかも2個!
1つは、「アナ雪」のヘッドフォン。
娘はエルサ大好きっこなので、さっそくヘッドフォンで「Show Yourself」を聞きまくり。ヘッドフォンって、いいですよね。娘のオドロキヨロコビを見て、自分が初めてウォークマンを手にしたときの感動、再びです。
もう1つは、「マイリトルポニー」のネックレスキット。
このアニメ、私も小さい頃大好きだったのですが、時代を超えて現在も最新シリーズが配信中。ポニーが人間の女の子になったりなんかして、娘も大好きで、さっそく夢中になってネックレスを作っていました。
なんてステキ!
まるでサンタさんです!
そんなサンタさんに、私がご用意していたものは・・・。
ゾッとしますよ。
発表しますよ。
ココロの準備はいいですか?
小さなオーナメントと、キャンディケーン4本。
「2020」とデザインされた写真の入れられる小さなクリスマスオーナメントと、キャンディケーン4本でーす。
もう、なんなんでしょうか、ワタシ。
そもそもこの2020年にステキな思い出写真なんて、ないですわ。
キャンディケーンは、もう二度と人にあげようとするな。
エレーナのママに、「明日ギフトがUSPSで届くと思うけど、ささやかでソーリー」と連絡したところ、こんな答えが。
あはは!ギフトはまったく大事じゃないわ。
大切なのは、この時期にハッピネス(幸せ)とウィッシュ(願い)をお互いにシェアすることだと思う。久しぶりに会えてよかった!
なんて出来た人なのでしょうか。
ぜひこれからも、仲良くしていただきたいものです。
・・・仲良くしてくれるでしょうか。
パターン3:届けられない
キャンディケーンを贈る恐怖以上に、アンバランスなことってあり得ます?という感じですが、あるんですね。まさかの「プレゼントを届けられない」という事態が。
キッズが通う学校の先生に、クリスマスギフトを用意したんです。
かわいいバスボム♪
寒い冬に(カリフォルニアはそんなに寒くないけど)、ゆっくりお風呂につかって(湯船ないかもしれないけど)、疲れを癒してね・・・というつもりだったのですが(ツッコミどころありすぎますね)。
ギフトを明日渡そう!と思っていたら、その夜、学校から緊急連絡が。スタッフの一人がコロナに感染したので「明日から学校クローズです」。
大量のバスボム、渡すことができなくなってしまいました。
他にも、家族ぐるみで仲良くしてもらっているファミリーに、今年もありがとう!の気持ちを込めたギフトを用意したんです。
キッズたちが、冬休みのお家時間を楽しめるようなもの。ママたちにも、ちょっとしたものを。
ところがどっこい、学校クローズから約1週間経って、息子の担任も実はコロナ陽性反応が出たので「自主隔離してください」とのご連絡。
え?いまさら?と呟きながら、遅ればせながらの自主隔離生活がスタート。せっかく用意したギフトは、隔離期間が無事に終わるまで、渡せないことになってしまったのです。チーン。
ぜんぜん関係ない話ですが、この記事を書いていたら、天井からツツツツッと、わりと大き目の蜘蛛が降りてきました。
釈迦からの贈り物でしょうか。
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