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スビンのこと

スビンについて広く深く、たくさん話したいことはあるけれど、一旦少し触れてみようと思う。



スビンは凄く感受性が強く、豊かだ。

受け方が深い、と言えようか。
ささいだと言われるような一つひとつを全て受け止め、自分なりに咀嚼し、経験を前向きに活用していく、そんなスタイルに見える。

(だから、まわりよりテンポがゆっくりだし、うまく言い返せないままに過ぎてしまうから、根に持っているように見られることがある。けれど、言われたことだけではく、言ってしまったことさえも覚えている。)




そんなスビンはよく言うことがある。

”自分の大切な人のことは、よく見て気遣うけれど、そうでない人のことは関心をもたないタイプだ(意訳)”と。


こう聞くと、シビアで冷たく聞こえるかもしれないが、これはスビンが普段からたくさんのことを広く感じ取れてしまう人だから、こうなっていったのだと思う。


広く受け止める人にだって、キャパというものがある。全員のことを受け取れないのではなく、受け取らない選択をすることが必要なのだ。
それは、受けた感謝や愛を、返すべき人に返すため。



前回の記事でも触れたが、スビンは幼い頃からKARAのファンだ。ひとりの人としてのスビンはもちろん、TXTのスビンを形成する上で、KARAの存在は欠かせない。


今もなおKARAのコンサートに駆けつける。
ファンだった自分がアイドルになり、またファンでもあり、だからこそファンの気持ちがわかるし、自分のファンであるMOAへ与えてくれる。

MOAはスビンにとって”大切な人”に含まれていて、それはMOAにも伝わっている。
なんて素敵な関係性なのだろうと思う。



スビンは冷静だ

そして、周りが思うよりも自己評価が低かったりもする。
ロラパルーザに出演したときでさえ、メンバーみんなは輝いているけれど、自分は違う、と思ったそうだ。

この感覚を、経験したことはあるだろうか。



これは物凄く、辛いこと。

皆が夢中になっている中、頑張ってはいるけれど同じように熱中しきれずに冷静に自分を見ている。そして足りなさが見えてしまう。


けれど、それをスビンは個人練習を通して、目に見えてレベルアップする形で乗り越えてきた。
もどかしい気持ちで自分を追い詰めてしまわぬよう、趣味を通して気持ちを切り替え解放してきた。
これがスビンなのだ。




スビンはウィバースのDM機能でMOAにたくさん話してくれる。内容は規約上言えないが、1日の中でたくさん起こり得るような”ささいな”一つひとつの気になったこと、良いことも良くないことも、どちらでもないけれどただ気になっていたようなことも。


一つひとつがスビンの中に残っていて
1日や数日をかけて自分なりに咀嚼したことを話してくれる。


そして、MOAからのメッセージも読んでいる。

スビンは本当に読んでいる。


これからも、ポツリぽつりと、ファンにも話して
気が楽になればいいな。なんて思いながら楽しみにもしている。








✎余談
個人的に思っているだけなのだが
スビンが応援しているのがKARAで、より良かったなと思っている。

特に第2世代はK-POPを日本に進出させたパイオニア世代で、結果を残すために励んだ。いわばビジネスなのだ。

けれどKARAは、ビジネスがきっかけだとしても
より”人と人”として関わってくれていたように思う。

その姿勢もきっと、スビンを形成するひとつになっているはずだ。そう思うとKARAにも感謝したい。



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