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ストックオプション(SO)って何が嬉しいの?

上場を控えたベンチャー転職で、必ず話に出てくるストックオプション(SO)制度。

有望なベンチャーを見つけて転職し、数年後に億万長者!?という話も聞きます。

人事的には、入社時の魅力として伝えることがありますよね。知っておきたい基礎知識です。

手短に解説します。

要するに、SO制度って何だ!?


SO制度とは予め決められた価格で株式を取得できる権利のこと。

権利を行使して株式を取得し、将来株価が上昇した時点で株式を売れば差額がキャピタルゲインとして得られます。

SO=株を貰える、と誤解されることもありますが、あくまで"権利"に過ぎません。

権利行使→売却で初めて"儲かる"のです。

例えば? 具体例は?


例えば、皆さんがベンチャーに転職し「1株1,000円の価格で100株購入できる」権利が付与され、権利行使し100株買ったとします。

3年後、そのベンチャーが上場、その株が1株2,000円の値が付いたとき、持株を全て売却すると以下計算で10万円の利益が得られます。

100,000円=(2,000-1,000円/株)×100株

とは言え、良い話も厳しい話もある…


理論通りにうまく行けばウハウハです。現にストックオプションで、財をなした方々もお見かけします。

また、一攫千金のチャンスもそうですが、ベンチャーでの経験を通じて、キャリアアップして市場価値が上がったり、何より人間として成長できたという点も嬉しい点です。

これらはやや論点がズレていますが、SOを狙って得られる副次的効果として見ても良いでしょう。

ただ、本当に理論通り行くかどうかは、蓋を開けてみないとわからないもの。ここの判断がなかなか難しかったりします。



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