帽子を深くかぶって、
周囲を常に気にして、
おどおどしているアイリーン。
カットごとの登場人物の芝居は、目を見張るものがあります。

しかし、繋がったシーン、
シークェンスになると物足りない、、、やり過ぎないと言う方が適切でしょうか。

具体的には、

クレアが、
お腹の子の肌の色で、
怯えたくないとか、
を、
正面切って描かないで、
セリフに留め、

アイリーンが、
慈善活動ばかり、
優先しているとか、
というのも大上段からあえて描かない。

【怒り】【我慢】を日常に忍ばせる。

ダンスシーンで、
自分を偽る(Passing)なんて、誰でもやってる事。
と、
これまた日常に潜航させる。

人種間の問題風に見せておいて、
誰でも日常的に行っている差別、それも双方向のPassing、
、、、。

気持ち、感情、日常を大事にして、logicalな表現に走り過ぎない、
レベッカ・ホール、今後も期待。

もちろん俳優さんとしても。


※常に真剣白刃取りの対称的なスパイク・リーも好きですよー。

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