三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実
この三島の映像をニュース番組で、
ノーカットでオンエアしていたのは、
80年代後半だっただろうか。
三島は室内に充満する青臭さの臭気に顔色も変えず、
言葉にも出さずに、
「諸君の熱情だけは信用する」
コトバで武装はしているけれど、
一緒に市ヶ谷に行くほどの迫力や覚悟は感じなかったので、
信用するという言葉に留めておいたのだろうか。
信用された人たちひとりひとりへの、
総括のインタビューかと期待していたが全く違った。
そんなわけないよな・・・
髪を切ってもう若くないさと言い訳をしていたであろう、
信用された人たちは、
もう見ないのだろうか?
希望も夢も、探し物も。
それを見ていた少年たちは、
はいつくばって、はいつくばって、
探すのをやめて、
白いMSや、
黒い暗黒面、
ベトナムの闇の奥、
という、
ココデハナイドコカに、
籠城することになったひともいたのかもしれない・・・sun goes down
蛇足
今、旬な話題に乗っかって書いとくと、
9月始業が可能か不可能かが本質ではない。
9月始業に向けて20代から40代の人を中心に社会を回す、
経済に血を通わせる、
制度設計をやり直して、
困難を乗り越えて、
本当の意味での昭和を終わりにして、
子どもたちに明るい未来を見せる。
民に無関心な為政者に引導を渡す。
三島はそれに似た目的の為に、
この学生たちは、共闘する覚悟は、
あるのか、ないのか、
本気なのか、単なるファナティックなノリだったのか、
を探りに来たのでは?
蛇足の蛇足
雨に破れるはずのない、
デジタルのポスター、
君もみるだろうかこの映画を、、、
聞こえるだろうか言霊が、、。