ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌
回想が多い作品は、
成功していない例が少なからずある。
現在→
回想←
観客の物語を追う気持ちに、
ブレーキがかかる為。
ガキJDとグレン・クローズおばあちゃん。
オトナJDとエイミー・アダムスおかあちゃん。
回想と現在を、
物語を追うよりも、
JD⇄グレン、
JD⇄エイミー、
の気持ちのみに削ぎ落として、
→→現在→→回想→→
を直列つなぎでグングンみせる。
シナリオというよりも演出というか編集も、
というか、
ロン・ハワードは、
どんな規模の大作でも、
どんなに登場人物が増えても、
どんなにスピードが出ようとも、
遥か宇宙に出ようとも、
難なくこれをやってしまう。
気持ち。
ハッピー?デイズな、
オハイオ・グラフティ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?