![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96575438/rectangle_large_type_2_320535d8adab42fe3b8b323ed7686323.jpg?width=1200)
冬の真ん中で
昨夜から今朝にかけて胸が詰まった感じがして何度も途中で目を覚ました。内容は覚えていないが気分の良くない夢を見ていた。寝相を色々と変えてみたがしっくりこなかった。
電気、ガスの料金明細の数字に一段と今年の冬の寒さが際立つような気がした。少しは厚着して過ごそうかとも。
ここ数日は朝起きるのが億劫になっている。そのせいもあってか朝の時間がいつもより忙し無いものになってしまう。
仕事場に着いて朝の準備をする。寒いが換気は怠りたくない性分。一通り準備が終わるとお湯を沸かしてコーヒーを入れる。最近はカルディのドリップコーヒーだ。昨日食べた肉の油がこたえたのかお腹の調子がいまいち。おそらく眠りの質の低さもこれが原因だと思った。胸やけのようなものでそれが不快な夢となって眠りに入り込んで来る。
コーヒーを飲んで坂本龍一の新譜を流しながら仕事場の入り口の窓から街の様子を眺めている。陽が差していて曇りと雪マークの予報と違うなと思った。洗濯すれば良かったとも。
前作辺りから彼の音楽は何か死期を悟った中で日々の生や世界の手触りを記録するかのような雰囲気を非常に感じる。今日の東京も寒いが彼が住むニューヨークはどうだろうか。
寒いからか午前中人通りは少ない。さっきまでの日差しもない。誰もいない仕事場でエアコンが音を立てながら風を送っている。
何から仕事に取りかかろうかと思いながら気付けばいい時間になっている。お昼は何にしようか。
1月、2月は趣味嗜好としては好きだが心身ともにあまりコンディションが毎年良くない。冷えれば身体には良くないしその上頭ばかりに熱がこもり思考の整理がつきづらい。内省的な季節で好きだがコントロールも失いやすい。
その教訓から電気代はケチらずにできるだけ暖かな状態を保つようにしてきた。それなのに仕事に手をつけずにこんな日記じみたものを書いているなんて!