珍しいお野菜ハーブいっぱい、しかも無農薬、おもいきり嬉しいベジリパさんの畑の見学に行きました。
お片づけはお任せして、もうひとつの目的、ベジリパさんの畑に出発!
fufufuのアイドル、ふぅちゃん。ぬいぐるみみたい。
まだ1歳ちょっとの子供ちゃん。
最初はがんがん吠えられたのですが、途中から吠えずにすりすりしてくれるようになりました。あかりさんが不思議っておっしゃっていたほど。これはけっこうレア案件らしいです。
この日の朝、ベジリパさんがこの茄子さんを見つけたんですって。
ほんとに天狗みたいでびっくり。
日暮れ時の畑は、驚きと感動に満ちていました
畑に着いたとき、ちょうど宇陀山地の山あいに、日が暮れるところでした。
き れ い。
ベジリパさんの畑、地続きで3面あったのですが、縦に長くてとにかく広い。この面積を、なんとひとりで作業されています。気が遠くなりそう。
7年前にこの地に来たとき、無農薬ということもあり、まわりの農家さんたちはかなり冷やかな視線だったそうです。しかし、ひとりで荒れ果てていた農地を耕し、ひたすら土を育てとしているうちに、その視線は温かいものへと変わっていったとか。
ビニールハウスも、2棟あります。
まだトマトが取れてサワディシンチャオに届いているのも、このビニールハウスがあるからなんですね。
外を囲んでいるのは、ウコンと確か生姜。その手前はじゃがいもだったかな。
ジャングルのように、元気いっぱいのお野菜たち
これは何だと思いますか?
ウエルカムドリンクに使った、バタフライピー!
私も鉢で育てたことが何回かあるのですが、ひょろひょろと長く伸びるだけ。こんなに葉っぱもたくさん生い茂るということは、驚きでしかありません。さすがプロの手によるものと、うなりました。
土が違うんですよね。きっと。
思いきり豊か、栄養いっぱいなんでしょうね。
私がそう言うと、ベジリパさんは、遠い日を思い出すように目を細めました。
今日のグリーンカレーで活躍してくれた青唐辛子。
青唐辛子って、お尻の方が上にぴーんと上がって育つんですね。
他にも、タイの丸茄子マクアボの葉っぱの奥に、まん丸の茄子が育っていたり、ガパオの花がとてもきれいに咲いていたり、東南アジア料理に使う珍しいお野菜やハーブがあちこちあちこちにありました。
何種類あっただろうかな。
大根やサトイモなどの一般的なお野菜も含めて50種類くらいはあったのじゃないかしら。
ガパオの花は、触るととてもいい香りがあたりいっぱいに広がるので、あえて畑のあちこちに植えているそうです。
通るたびに、その香りをかいでリフレッシュされているみたい。
なんて贅沢なんでしょう!うらやましすぎます。
決めた!来年はファームツアーします。
右から、ベジリパさん、案内してくださった文子さん、奥が旦那様。
こうして、いろんな東南アジアのお野菜、ハーブが元気に育っているのを見ると、私だけがそれを見るのはとてももったいないなぁと思いました。
このハーブはこうして育つんだよ。
このお野菜は、こうして食べるんだよ。
畑を案内しながらレクチャーし、そして自分の手で収穫したものをお料理教室でみんなで料理する。
したいです。いえ、します。来年の夏。
fufufuさんに戻ったら、優しい明かりに照らされたお店は、昼間とはまた違う表情を見せていました。
あかりさんの抹茶チャイをお土産に、帰途へ。
チャイの温かさ、宇陀の皆さんの温かいおもてなし。
このうえもなく幸せな1日でした。