明日はロイクラトン。バンコクのお寺で、花燈籠流しの思い出
タイのお祭り、ロイクラトンは明日。
明日はハロウィンですね。
サワディシンチャオにはとても縁のある国、タイでは、陰暦12月の満月の日に、ロイクラトンというお祭りをします。
タイ政府観光局のホームページにある通り、クラトン(燈籠)を川に流してお祈りをする日です。
そのロイクラトン、今年はなんと明日なんですって!
ハロウィンと同じ日というスペシャルな日。
今日あたりタイにいたら、明日のお祭りの準備のために、飾りつけや花燈籠を作る様子がきっと見ることができるに違いません。
私のタイのお友だちのキティちゃんなんかは、イベントがあったようで、タイの正装、白いブラウスとロング巻きスカートを着ている姿をフェイスブックにアップしていました。
行きたかったな。。。。
2018年のロイクラトンは、食べだおれ女子ツアーのバンコクで
サワディシンチャオは、年1~2回、料理教室の生徒さんやお店のお客様をお連れして、東南アジアの食べ歩きツアーをしています。
2018年の11月は、たまたま連休がロイクラトンと重なったため、チェンマイツアーを計画。私も含め、女性8名+ご夫婦(途中合流&途中帰国)の参加者での旅となりました。タイ航空の直行便で行ったのですが、チェンマイへの移動が翌日になったこともあって、バンコクに1泊しました。
そのため、せっかくの機会だからと、チェンマイだけでなく、バンコクでもロイクラトンを楽しむことにしました。
エカマイの奥、ワットパーシーでの庶民派ロイクラトン
私たちがバンコクに行ったのは2018年の11月22日。
バンコクでは、コムローイ(ランタン)をあげるのは禁止されていて、
花灯篭を水辺に流す日です。
旅のプランを立てる時に、花市場やチャヤプラヤー川に行こうと考えていたのですが、バンコクに住むタイ人のお友達に相談したら、「渋滞になるからやめておきなさい」とのアドバイス。
夕ごはんは、私が師匠と慕っているヴィチット・ムクラ先生の店「KHAO」(ミシュラン1つ星です)でとは決まっていたので、それではその近くでお祭りをしているところは無いかと探したところ、ワットパーシーを見つけました。
ムクラ先生のレストランで、相変わらずの極上のお料理をいただき、タクシーに乗ってエカマイ通りの外れにあるワットパーシーへ。
このお寺を日本語に訳すと、税金寺と言う名前なんですって。
タイの往年の名歌手、プンプアンさんを祭っていたり、タイの方にとても親しまれているお寺なんだそうです。
その入り口あたりに、お気に入り、深夜遅くまで営業しているイサーン料理店「ノンカイ・チムチュム」があるんだけど、いつもは無いいろんな屋台があって参拝客で大混雑だったので、すっかりその存在のことは忘れてしまっていました(汗)。
参道は、花燈籠と美味しそうな屋台がいっぱい。
ワットパーシー入り口の歩道橋のところから、いろんな花灯篭を売る屋台が
たくさん並んでいました。
100バーツ(当時のレートでおよそ350円)から200バーツくらいのものが多かったです。環境を考えて、水に溶ける素材を使ったシンプルなものもありました。
屋台ごとにいろんなデザインがあって、見ていて飽きません。
この中から、自分の花灯篭を選ぶのは大変。
ひとり1個ずつ好きなデザインのものを買って、お寺に向かいます。
お寺の裏の水路で、花燈籠を流します
このとき、夜10時頃だったのですが、身動き取れないほど人がいっぱいでした。ワットパーシーは住宅地にあるお寺なので、みんな普段着でのお参りです。
お寺の奥の方で、こうやってお寺備え付けの火で、花燈籠い飾られているロウソクや線香に火をつけます。
みんなの願いを載せて、花燈籠は運河へと
花燈籠を流したい人たちが一列になって並んだ後は、
動画のように、網のリフトに乗せて、運河に流しました。
人生初めての燈籠流し。
幻想的でほんとうに美しかったです♪
来年こそは、この足でタイの地を踏むことができますように。
この動画を見ながら、心の中でお祈りしています。
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