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ゼミの取り組み 課題図書 9冊目
『泥まみれの死』
著/ 沢田サタ
ベトナム戦争の凄惨な戦場に身を投じ、死と背中合わせで撮影を敢行した、ピュリッツアー賞カメラマン・沢田教一。「日本のロバート・キャパ」とも称されたサワダの、写真とその生涯を集大成した、既刊写真集の新装版。34歳の若さで戦場に散ったサワダの写真が、今も我々に語りかけているものは何か?
ゼミ生のコメント①
「安全への逃避」という1枚をご存知だろうか?写真には戦争に巻き込まれた母親が幼い子供たちを連れて川を渡る姿が映ってる。1枚の写真から、人々が生きるために必死に生きる姿や、戦争に一般市民が巻き込まれているという現実が伝わってくる。「安全への逃避」をはじめとする沢田さんが撮ったベトナム戦争の写真を見ることができるこの写真集は必見である。
ゼミ生のコメント②
この本の8割は写真だったが、他のどんな本よりも読むのに時間がかかった。カメラマンの沢田教一さんの写真は見入ってしまうものばかりだ。写っている人々の生き様。破壊された建物からは戦争の状況。1枚の写真からたくさんの情報を読み取ることができた。写真集を読んだことが無かったのでとても新鮮な気持ちになった。