読書日記2023/07/03
本日の読書日記は、「親」というものについて考えてしまう2冊。
辻村深月さんの「傲慢と善良」。
読む人によって刺さる部分が違うと耳にしましたが、私にとっては登場する「親」の存在感が強烈でした。
まったく事件的な存在ではなくごくごく普通にありそうな家庭の母親(父親)が登場しますが、なんかすごく怖かった。子供を信じていないこと、自分の物語に吞み込んでしまうこと。子供を心配すること、過保護に扱った末に起こりうること。
読後しばらく経っているのですが、主人公の母親の存在感がいまだに強