「議会」の説明は難しい
区議会議員というお役目をいただいてから結構苦労しているのが、実は「議会の説明」であるわけなんですが、簡単に説明しようと思えば思うほど「何やってるとこなのかな」って感じるループ。
「最初の村」から始めてみよう
ということで、「議会とはなんぞや」「議員とはなんぞや」は正直なところ、自分がその中に身を投じない限りわからないことがたくさんあるというのが自分の正直な感想であって、それをそれぞれの価値観で伝えるのは何万通り(議員という生き物が全国で何人いるか数えたことないけど)、受け止め方は1億何千万通り(国民総数とか)あるに違いない。
崇高ななんちゃらかもしれないけど、受け手にしてみれば理解してもらう以前に「好き」「嫌い」で聞いてもらえるか否か一刀両断されるわけだし、そもそも政治自体が日本では話題に出すことがタブーなのは変わりなくて、相当なアレルギーがあるし。まぁ自分もそうなところはあるし。
なので、すごく簡単of簡単で、シンプルofシンプルな入り口を作るには、「議会のしくみ」でもなく「議会の役割」でもなく、「議会ってそもそもどこにあって何がある?」というレベル1の最初の村探検から始めないといけないわけで。
しかも、まずは最初の村に何があるかの探検から始めるのがデフォルトであろうかな、と年々感じる様になった次第であります。そう、村の外に出てスライムを狩る前に自分の村から探検してもらうみたいな。これが本当の入り口なんではなかろうかと思う様になってきた次第であります。
上手に説明できないけど、そんな感じ。
中学生視点で
先日、同じ港区議会自民党の二島豊司議員のお誘いで、中学生の夏休みボランティア企画に関わる機会がありました。政治に絡む人のボランティア、我々のやってることのボランティアってなかなか難しく、しかも未成年となるともっと厳しい。できることはとても少ない。
なので「区議会、むしろ区議会棟紹介の動画を撮るのでそのお手伝いをお願いできる?」と、中学生にGoPro渡して撮影をナレーション的なことをほぼ即興でお願いするという企画にした次第であります。
ということで、そんな動画を作ってみましたというご報告。いわゆる議会棟ツアー。これはこれでいいと思う。