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港区議会 海外修学旅行調査特別委員会 報告

さて、昨日は海外修学旅行調査特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

第1回港区中学校海外修学旅行あり方検討委員会

先月末に上記のような検討委員会を開きまして、これまで10校中、1学期のうちに修学旅行に行った6校の中間報告という形で、教育の専門家を入れて色々と検討されたという報告がありました。もちろん実際に修学旅行に行った校長先生も、これから行く校長先生のご意見ご感想も頂けたと。

・海外修学旅行は非常に有意義
・継続するべき

というようなご意見を頂いたと報告あり

不登校だった生徒もこの修学旅行を機にその後も登校するようになったとか、色んな意味でポジティブなことがあったようで何よりです。なにより。


説明やら質問やらを聞いていていつも感じるのは、教育のプロフェッショナルから程遠い(バックグラウンド含め)我々議会側の人間が、教育内容についてああだこうだ言える立場にあるのだろうかということで。指摘や提案をするのはいいんだけれども、それが何の立場による見解なんだろうか/どの立場であるべきかが時々よくわからなくなります。


ちょうど1年前のことになりますか。突然に「来年度からの中学校修学旅行はシンガポールになります」となったのは。


基本一貫しておりますけれども、「決定までのプロセスがとにかくよろしくない」ということが問題であって、それに付随して「教育者としてこうしたいああしたいがまったく伝わってないし説明すら教育長からも区長ない」というのも問題だったわけで。


議員は保護者の意見を伝えがち。それはそれで大事なことではあるんですけれども、教育が「単なるサービス」と勘違いするかもしれない点も混ざり込んだりします。そういう意見も多々あります。ああして欲しいこうして欲しい、そういう意見も大切ではあるんですけれども、本質からズレズレのとんちんかんな希望要望が連発しがちなのが気になるところ。なので、「教育とは」ということを教育のプロフェッショナルの皆さんは忘れずに、教育者の視点で中身をよくしていこうということを忘れずにしてもらいたいと変わらずに思ってます。

こないだの3月の予算委員会ですかね
そう心から思ってるのであれば
ヒヨらず教育者として自信を持ってくれ

ということを再び最後に述べようと思ったけども、時間が押してたので心の中に。でも書いとく。

と、そんなことはさておいてQなどはこんなかんじ。


Q: 生活指導のルール統一とかつまりどういうこと?、やっぱりパスポート紛失とか置き忘れとかあっちゃうのね、教員アンケートによる改善点や課題を今後どう考えていくかですよね、今シンガポール一択ですけども他の国とかの検討すんの?、修学旅行欠席数とその理由とかを言える範囲で、など。


以上。

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