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好きを仕事にするのは、いいことばっかりじゃない。

よわよわパラレルワーカーが幸せになれるコンテンツを目指していろいろ書いています。

みなさんは好きを仕事にしていますか?

パラレルワーカーは「本業と別に好きなことを仕事にした」というパターンも多いかと思います。わたしもそうです。

もし自分の好きなことに没頭しながら、お金がもらえたら。めちゃめちゃ素敵なことじゃないですか。このあたりは多分いろんな方が書いていると思うので、あまのじゃくなわたしは否定的なことを書こうと思います。

みなさんの趣味はなんですか? わたしは無趣味です。

好きなことだけど、(まだ)仕事じゃないことってだいたい趣味として楽しんでいると思うんですよね。わたしはもともと音楽も映画もあまり嗜まない人間でした。

強いて言うなら裁縫とか工作の手仕事とか、ブログを書いたりとかが「断続的にやりながらポジティブな気持ちにさせてくれる」もの。おお、これが趣味か。

それらは現在、クラフト講師やWEBライターとして仕事になっています。しばらくは楽しみながら収入になるというのは「最高かよ!」という気持ちでいっぱいだったのですが、いつの間にか「趣味でやっていた頃のような楽しみ方ができなくなった」のです。

これまでブラブラするだけで楽しかった手芸店がそうでもなくなったり、クソの役にも立たないようなブログを書くのは無意味に感じたり、もともと「かろうじて趣味と言えなくもないもの」だったものたちが、気がつけば遠いところへ。

どんなに人気のクラフト作家さんでも「趣味でやっていた方が楽しかった」といって販売を辞めることも少なくないんです。

これは趣味を仕事にするのは良くない!ということを言いたいわけではなくて。

なにか好きなこと・趣味を仕事にしようと思ったとき、

・それ自体をやっている時が楽しいのか
・そのプロセスを通じて誰かを幸せにするのが楽しいのか

ここはしっかり整理しておいた方が良いと思います。前者の場合、「やらされてる感」が発生した瞬間に幸せじゃなくなりがちです。

※わたしの場合、クラフト講師は「講師の軸に乗せているコンテンツ」でありWEBライティングはちょっと複雑な事情があるため、趣味でなくなってしまっても楽しく仕事にしています

好きなことって没頭できるので、ちょっとコツさえつかめばお金にするのは難しくない。それでも「好きなことをちゃんとした仕事にする」とか「そういう仕事をしながら幸せになる」のは別のこと。

もしあなたが「好きなことを仕事にしたはずなのに…」と思っていたら、ちょっと今やっていることとは距離を置いてもいいかもしれませんね。

わたしは「塩漬け」と読んでいるのですが、「なんかしっくりこなくなったもの」とか「やりたいけどイマイチ上手くいかないこと」というのは腐らないように注意しつつ放置します。案外、後々になっていい感じに熟成されて出てきたりしますよ。




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