小椋 杏

字書き。 歌詠み。 呑んだくれ。

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  • 映画を語ろう

    鑑賞した映画について、がっつりネタバレをしつつ、独断と主観満載で書いたものをまとめています。 あなたが愛する作品をバッサリ斬り捨てているかもしれませんので、ある意味、閲覧注意です。 異論反論ご意見、何でもお伺いします。 個人攻撃にあたる記載はしないよう心がけていますが、もしもそういった箇所がありましたらご指摘いただけましたら幸いです。

  • 短編小説集。

    自作サイトにて公開していた短編小説を詰め込み。

  • 短編小説集《note版》

    noteで初公開した短編はこちらに。

  • あなたの作品、批評させてください!

    ハッシュタグ #小椋さん批評して でご依頼をいただいた作品の批評集です

  • 赦されぬ罪

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あなたがくれた なないろの小石 ただぎゅうと にぎりしめた あいたいとか いっしょにいたいとか たんじゅんな想いも くちに出せないから てのなかの小石に しずかにそうっと かたりかけて たったひとりで なみだを流す いつでもそばにいてほしいのに #あいうえお作文

    • お気持ち表明ってやつをしてみようと思う

       昨日からもやもやしていることがあって、どこかに吐き出せば少しは気持ちがすっきりするのかもと考えたので、ここに書いておこうかなと思います。  読む価値はないであろう、ただの「お気持ち表明」で、だったら書く意味ないんじゃない? って思われそうだけど、書くことで自分の気持ちを言語化して整理することはわたしにとっては「救い」なので、そこはお許しいただきたい。  だからこそ「お気持ち表明」と言っているわけで。  特定の個人を攻撃する意図はまったくないけれど、もしもこの文章に「傷ついた

      • 4回目 『四月になれば彼女は』

         映画を語ろう。  4回目はわたしにとっては「観なければならない」映画だった『四月になれば彼女は』です。  川村元気さんと佐藤健さんと言えば『世界からねこが消えたなら』『億男』がありましたが『世界から猫が消えたなら』には遠く及ばなかったかあ、といったところ。『世界から猫が消えたなら』はね、まあね、キャベツがかわいいこともあるし、ストーリーもよかったので。  ネタバレせずにシンプルな感想だと、非常に残念な映画でした。ちょっとどこに感情をのせて観ればよかったのか……。  前置き

        • 3回目 『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』

           映画を語ろう。  3回目は『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』です。  ガンダムシリーズにはあまり興味を持てないわたしが、唯一全話視聴したガンダムが『機動戦士ガンダム SEED』と『機動戦士ガンダム SEED DESTINY』。  なぜか。  キャラクター(主にアスラン・ザラ)がかっこいいから。なおMSにはまったくと言っていいほど興味がないので、残念ながらどれがどれなのかもほぼ把握できていません。ジャスティスとアカツキは解る、というレベル。  そして、おそらくこ

        • 固定された記事

        あなたがくれた なないろの小石 ただぎゅうと にぎりしめた あいたいとか いっしょにいたいとか たんじゅんな想いも くちに出せないから てのなかの小石に しずかにそうっと かたりかけて たったひとりで なみだを流す いつでもそばにいてほしいのに #あいうえお作文

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          2回目 『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』

           映画を語ろう。  2回目は『るろうに剣心』を。  まず最初に言っておかなければならないのは、わたしがこの作品を観た理由はたったひとつ「映画俳優/佐藤 健さんのファンだから」であって「『るろうに剣心』が好きだから」という理由で観ている方とは、まったく違う感想だろう、ということです。  また、作品のファンの方にとっては不快に思う感想になっているかもしれませんことを先に表明しておきます。  実際にわたしは原作である漫画『るろうに剣心』についてはほとんど読んだことがないし、その世

          2回目 『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』

          本意ではありませんが…… ある記事に記載した一部のコメントを削除しました 意味が通じなくなってしまったので 考えても考えてももう、今さら、なのですが もっと他に、やりようがあったような気がしてなりません

          本意ではありませんが…… ある記事に記載した一部のコメントを削除しました 意味が通じなくなってしまったので 考えても考えてももう、今さら、なのですが もっと他に、やりようがあったような気がしてなりません

          1回目 『竜とそばかすの姫』

           映画を語ろう。  なぜここで記事にしようと考えたかというと、Twitterでは「ネタバレ」を書きにくいから。  書いてもいいのでしょうが、各方面の「ネタバレ」に関しての呟きを見ていると「知りたくなかった」がメインになるし、いやあの「ネタバレ」嫌なら「見ない」という選択肢もありますよ??? と言いたいタイプだけど、なんというかSNSが日常に溶け込みすぎていて、どうやら「見ない」という選択肢はもはや存在しない世界に生きているのだなあ我々は、と思ったもので。  そういう訳で「ネ

          1回目 『竜とそばかすの姫』

          生きるって「うれしい、たのしい」よりも「しんどい、つらい」が多い気がする 「しんどい、つらい」が多いから「うれしい、たのしい」がきらきらすることもあれば「うれしい、たのしい」のおかげで「しんどい、つらい」を越えられることもあるような ものごとすべて、表裏一体 などと思う夏の夜

          生きるって「うれしい、たのしい」よりも「しんどい、つらい」が多い気がする 「しんどい、つらい」が多いから「うれしい、たのしい」がきらきらすることもあれば「うれしい、たのしい」のおかげで「しんどい、つらい」を越えられることもあるような ものごとすべて、表裏一体 などと思う夏の夜

          note始めて7周年ですって。ですって。 この7年、何をやってきたのかと言うと、ほぼほぼ何もやってきてはいないのですが。 マイペースに創作だけは続けてこられたのかなーなんて思うので。 これからも続ける所存。

          note始めて7周年ですって。ですって。 この7年、何をやってきたのかと言うと、ほぼほぼ何もやってきてはいないのですが。 マイペースに創作だけは続けてこられたのかなーなんて思うので。 これからも続ける所存。

          魔女と猫が出てくるお話なら無限に書ける気がする これを #TwitterSS で投下できると思った自分をぶん殴りたい

          魔女と猫が出てくるお話なら無限に書ける気がする これを #TwitterSS で投下できると思った自分をぶん殴りたい

          いつか 秘術は解けるから

           志那子はかれこれ三十年以上、変わらず穏やかにほほえみ続けている。  りん、とちいさく風鈴の音がして、ああそう言えばしばらく軒先に吊るしたままだった、と思い出す。片付けなければ片付けなければとそのままに、つい日が経ってしまった。朝の日課を済ませて立ち上がると足許にイツコが擦り寄ってきた。やって来たときにはまだまだ溌剌としたお嬢さんだったイツコも、今やすっかりおばあさんといった風情だ。朝夕の食事時にはこうして擦り寄ってはくるが、あとはたいてい、のんびりと横になっている。名を呼

          いつか 秘術は解けるから

          微妙に古くさい感じがするのは、ゆるく見逃してください(笑) かつて自サイトで公開していた作品です

          微妙に古くさい感じがするのは、ゆるく見逃してください(笑) かつて自サイトで公開していた作品です

          パールピンクの魔法

           そのままの自分を曝け出して生きている人間なんて、この世にはほとんどいないんじゃないかなぁ、って思う。  十四年しか生きていないボクだってそうだ。  ボクはきっと普通じゃないんだな、って気がついたのは、小学校の高学年になった頃だったと、思う。気がついたけど、誰にも言えなかった。言いたくなかった。  言ったところで、多分誰も解ってはくれないような気がしたから。どれほど言葉を尽くしても、どれほど時間を割いても、きっと解ってくれない。  だからボクはボクのことを、誰にも喋らず、ひっ

          パールピンクの魔法

          南さんのこと。

           このたび、わたしの盟友(……と、わたしが勝手に思っているだけ)である南 梓さんが、めでたく『noteデビュー』したのでご紹介です。  南さんは長らく真摯に創作に取り組んでいらっしゃり、ただただ自己満足のために創作しているわたしとはぜんぜん違うので、盟友なんてほんとおこがましいったらないのですけど、志を同じくしていて、お互いがんばってプロになりましょう! と誓いを立てたという意味では、やっぱり『盟友』がいちばんしっくり来るので、あえて『盟友』と書かせていただきます。  南

          南さんのこと。

          酔っぱらってふっと浮かんだ小ネタを、短編──というか、掌編小説に。 イメージは、小学生の作文、です。

          酔っぱらってふっと浮かんだ小ネタを、短編──というか、掌編小説に。 イメージは、小学生の作文、です。

          わたしのお父さん

           わたしのお父さんは、とてもやさしいです。わたしは今まで、お父さんに怒られた記憶がありません。  お父さんについて作文を書く宿題が出たので、どうしてお父さんは、わたしを怒らないのか、お父さんに聞いてみました。お父さんは笑いながら言いました。 「おまえは、お父さんが怒らなければならないような、大変なことはしないからね。」  でも、お母さんは毎日わたしを怒ります。お部屋が片付いていない、とか、宿題をほっぽりだして遊びに行った、とか。なので、お母さんには毎日怒られる、と、お父さんに

          わたしのお父さん