おぐらあんこ@回復期作業療法士

とある回復期に勤める作業療法士4年生。イラストを描くのが好き。 基盤を作り直すための勉強のまとめをイラスト共に載せています。基本的に休日の日にまとめを載せています。

おぐらあんこ@回復期作業療法士

とある回復期に勤める作業療法士4年生。イラストを描くのが好き。 基盤を作り直すための勉強のまとめをイラスト共に載せています。基本的に休日の日にまとめを載せています。

最近の記事

橋について

回復期OT4年生が基礎から学ぶnoteログ。 本日は脳幹シリーズ、橋をイラストを交えながら復習します。  脳幹については前記事 延髄を見てくださいね^^ 橋 橋は延髄の上方に続く大きく膨らんだ部分。その背側部は橋被蓋(部)と呼ばれ、腹側部は橋底部と呼ばれている。 橋被蓋部  表面は第4脳室の底、菱形窩との一部となっている。内部では背側正中の両側に内側縦束があり、背外側部は小脳脚がみられる。最腹側部には内側毛帯が横たわっていて、上ではさらにその外側方に外側毛帯がある。外

    • 意識レベルをはかるしかない

      ここ最近、OT4年目おぐらあんこがポンコツ化して仕方ないです。おぐらあんこです。 さて、入院したての初期評価で欠かせない意識レベルに関して本日はまとめてみました。 あれ、次回は脳幹では…?とありましたが、長くなりそうなのでちょっと息抜きがてらこちらをまとめました。 絵は手抜きですがご容赦ください。 意識とは意識とは、覚醒と認知に分けられる。 正常な覚醒は、開眼している状態、従命がしっかり行える状態を指している。こちらは脳幹網様体賦活系が関与している。 正常な認知は、自己認

      • 延髄について

        回復期OT4年生が基礎から学ぶnoteログ。 本日も脳神経系、延髄の解剖をイラストを交えながら復習します。 まずは脳幹についておさらい。 脳幹 脳幹は吻尾方向に、中脳、橋、延髄に分けられるが、さらに背腹方向に蓋(部)、被蓋、底部の3つの領域で区分される。 蓋(部)は脳室系よりも背側の部分で、中脳では発達して上丘と下丘からなる。橋、延髄ではほとんどが第4脳室を覆う薄い構造物として存在しているだけ。 被蓋は系統発生学的に古い部分で、ここに網様体や多数の神経核、上行性、下行性

        • 小脳について

          回復期OT4年生が基礎から学ぶ為のnoteログ。 本日は現在の症例様に見える小脳を復習。 一般の方だと、小脳って聞いたことないと思います。 私もこの世界に突入するまでは聞いたことなかったです。 そんな小脳を詳しく調べてみました。 小脳とは…?橋と延髄の背側にある 脳幹とは3対の小脳脚により結合している。(詳細はまた後程) 小脳は虫部と半球からなる。 原小脳(原始小脳)  前庭神経、前庭神経核からの入力を受けるから前庭小脳ともいう。  ※前庭神経→平衡覚(直線加速度、