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53.0042 転職して脱皮を目指す🏃‍♀️①

 自分で見つけて再就職した先は、会計事務所だった。

私の出身大学は、名古屋では知られる女子大で華やかな女子学生が多かったのと対極的に、図書館で電卓を打ちながら簿記の資格試験の勉強をしていた私。
 そもそも、大学で英文科だった私が、なぜ簿記やら財務諸表の勉強をしていたのか、というと幼少期に出会ったある人の影響が大きい。
 ここでも、ひとつの出会いが私の人生に大きく影響を与えてくださったということだ。
 その人は、私の叔母に当たる人。父の弟の奥さんとなる人で、税理士の資格を持っているバリっバリのキャリアウーマンだ。
 キャリアウーマンというと、今ではもうひと昔前の言葉と言われそう😅。
働くママも本当に増えてきた今、キャリアを持った女性の割合は、私が学生の頃よりうんと増えている。
 でも、私が子供のころは、周りは専業主婦のお母さんばかりだった。働いているお母さんは、2人くらいしか覚えていない。1人は離婚したシングルマザーで、1人は共働きのお母さんだった。
 そういう環境で育った私にとって叔母の存在は、突然現れた異星人みたいな感じだった!! 
 まず、4年制大学を卒業していたこと。私の両親とも大学を卒業していなかったので、叔父と叔母が大学で知り合ったと聞いた時は、何となく~大学~という響きに、ほわ~んとあこがれをもった。
 次に、運転免許を持っていたということ。周りでは運転免許を持っている女性が少なかった。母も免許を持っておらず、自転車ママも多かった時代だった。そんな時に、叔母はさっそうと自分の車を運転して現れ、私を乗せていろんなところに連れて行ってくれた。 まだ子供だった私は、ドキドキだったし、すごくうれしかったし、叔母の存在が自慢だった!
 さらに、税理士という自分のキャリアを持って、男性と同じように働いていたということだった。これが私にとっては、自分の将来を考えるにあたっての大きな方向を決定する。

  私も、叔母のように、自分の道で働く女性になりたい

はっきりくっきりとしたイメージはなかったが、「バリバリ働く女性」という自分の将来を夢見るようになった。叔母の机にはいつも書類や勉強道具、本棚には難しそうな本がずらーーッと並んでいて、勉強熱心な様子がすぐに分かった。「私も一生懸命勉強しよう!」と思ったものだ。
 そして、これこそが、一番私があこがれる理由だと思うのが、
叔母はとても綺麗だということだ。
美人であることは間違いなかった。優秀でかつ美しい人。
今の私なら、その美しさが、叔母の天性のものだけでなく、努力の賜物であったことがよくわかる。 
年を重ねるほど綺麗になる人は、たゆまぬ努力も重ねられている。
だから、ゆるがない自信が内側から輝く美しさに変換して、発する雰囲気というかオーラに深さと豊かさが加わり、『無敵!』な感じがするのだ。

 子供の頃の私は、そこまでわからず、ただただ、叔母の美しさにあこがれをもっていた。
 いつも綺麗にお化粧をすること。洋服を整えること。たたずまいに大人の余裕があること。これが私のなりたい大人女性のイメージ、となった。
 
ということで、単純な私は、どうしたら叔母に近づけるだろうか、、と考えた結果、形から入れることから始めて、4年制大学に進学すること、運転免許を持つことを達成した。そして次に、会計の資格をとることを目指していったわけだ。つづく~~
 
◆今回も、お読みいただき、本当にありがとうございます!
 自分の記録を振り返ることで、この先も自分の足でしっかり歩んでいこうと決意できる。noteってすごい!!と思うこの頃。
 夜な夜な、自分で勝手にワクワクしながら書いております。
 『波乱万丈どんとこい!!イレギュラーの人生が楽しい』をモットーに、働くママを応援しています😊
 
 
 

 

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