
初めてのフルマラソン!3時間20分57秒の悔しさ
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ぴーなすです。
前回に引き続き、ぐんまマラソンの振り返りをしていきます。
今回はレース内容の振り返りと反省についてです。
スタート~10km
エントリー時に申告したフィニッシュタイムが3時間半だったので、スタートブロックは前から3つ目のBスタートでした。
一応目標としては、
3時間半は絶対に切る。
そこからSUB3にどこまで近づけるか?
こんな感じの目標としていました。プランとしては、SUB3を出来るだけ狙っていきたいので、まずは3時間のペーサーにすぐに追いつこうと考えていました。
サブ3ペーサーはおそらくAスタートなので、筆者のBスタートはその5分後。とりあえずスタートと同時に一気に飛ばしていきました。
7kmまでは3'50"/km辺りで入っていきましたが、ペーサーに全然追いつかない。とりあえず10kmまでそのまま追いつくつもりで行きました。
ちなみにこのあたりで差し込みというか、いつも感じるみぞおち横の肋骨あたりに痛みを感じ始めていました。こないでほしいと思ってたけどきてしまった...。我慢できる程度だったのでそのまま押していきます。
11km~ハーフ
10kmを過ぎても全然ペーサーに追いつかない。「あれ?全然追いつかん。どこにおるんよ?」などを考えながら走っていました。
そろそろ追いかけるのも辛くなってきたので、ここで追うのはやめて、SUB3ペースを刻んでいるランナーを探してついて行くことにしました。序盤飛ばした分の貯金もあったので。
だいたい15km辺りまでは、誰かについては離れ、ついては離れを繰り返し、16kmあたりでようやく4'00"/kmぐらいで走ってるランナーを見つけたのでその方について行くことにしました。
そのままハーフまでかなり快調に進んでいき、「身体もまだ動くし、序盤の貯金もある。これはSUB3もいけるのでは!?」と考えていました。実際、お腹の痛みはあったものの、まだ我慢できる程度でした。なのでこの時点では3時間切り出来ると思っていました。
22km~32km
ハーフ以降も同じ人について行く時間が続きます。その人がかなりいいペースを作ってくれていたので、27kmぐらいまではかなり調子良く走らせてもらいました。
まだお腹は痛いままです。ついでにトイレにも行きたくなってました。あとは、靴の中に石が入り込んだのか、何か当たっている感触がありました。
28km目でなかなかトイレに行きたくなりまして。まだ我慢できるけど、止まったらお腹の痛みも消えるかもしれないと思ったので、ここでトイレに入ります。
これが間違いでした。トイレを済ませたものの差し込みは良くならず、ついでに足の裏と爪が痛いことに気づきました。
とりあえず前を追わないと。トイレを出た最初の走りだしが坂始まり。辛い。
しかし、2km使ってもペースが上がり切らない。おまけに足裏も痛いしお腹も痛い。
徐々にペースも下がっていき、32km中でついに足を止めてしまいました。
一旦ストレッチして腹痛を消そうと思い、脇腹を重点的にストレッチしてもう一度走り出すんですが、なかなか痛みが消えない。靴の中も痛い。
靴ひもを結びなおそうと思い、座って靴を見たらアッパーにまで血がついててビビりました。靴下脱いだら爪から出血してました。おまけに両足の拇指球あたりがマメになってて、こっちも結構痛い。感じてた違和感はこれか。
33km~フィニッシュ
そこからは、今まで我慢出来ていた腹痛も我慢できなくなり、足もずっと痛い。おまけにもう太ももも疲労感が半端ないわで足が止まりまくりました。500m走っては足を止め、給水でも歩きました。
ジェルを摂ってもなかなか切替できず、そのまま走っては止まり、走っては止まりの繰り返し。細かいアップダウンで気持ちも切れてしまいました。
「まだ〇kmもあるんか...」と何度も思いました。途中棄権も考えました。
しかし、ここで辞めてしまうのはとんでもなくみっともないし、めちゃめちゃカッコ悪いと思いました。(歩いている時点でカッコ悪いですが...)
給水所のスタッフ、ボランティアのみなさん、沿道の方からの、「頑張れ~!」、「ナイスラン!」、「あとちょっと!」などの言葉に何度もエールを貰いました。この声援で1番辛い時でもなんとか踏ん張れました。
自分自身でも、こんな時こそ笑顔!だと思い、「めちゃキツい(笑)。でもファイトや!あとちょっと!」と何度も声に出して自分を励ましました。苦しい時こそ楽しむ。大事なことです。
6'00"/kmとか7'00"/kmかかりながらも踏ん張って、何とか完走することが出来ました。
記録はグロスで3時間20分57秒でした。
感想&反省
いやぁキツかった。でもなんとか完走できて良かったです。
初マラソンでSUB3.5達成はなかなか頑張ったとは思うんです。当初の目標もそのタイムでしたから。
しかし、序盤の快調と貯金を考えるとSUB3も見えていただけに、後半の大失速は不甲斐ないし悔しいです。なにより足が止まったのが本当にショックで悔しい。ここまで垂れるとは思っていませんでした。すごくショックでした。
一回足が止まってしまい、その後何回も止めてしまったので、本当にメンタルの弱さが出たなと思いました。
終わった後は目標達成した嬉しさよりも、不甲斐ない走りをしてしまった悔しさが圧倒的に強かったです。
レースについては本当に楽しかったです。マラソン大会の楽しさとか、競技の難しさを知ることが出来ました。
開催に尽力してくださった運営の皆さま、ボランティアの皆さま、周辺地域の皆さま、本当にありがとうございました。参加したランナーの皆さまもお疲れ様でした。
普段一人で練習していて、声掛けの応援やエールなんか貰ったことが無かったので、沿道からの応援がこんなにも嬉しいものだと思いませんでした。今は良しとされることではありませんが、やっぱり力になりました。
Twitterでも普段の練習にいいねをくれたり、今回のマラソンでも「頑張ってください。」や「お疲れ様でした。完走おめでとうございます。」という声をいただいて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
決して誰かに褒めてもらうために走っているわけではありませんが、人間やっぱり誰かに応援してもらったり、褒めてもらわないとダメなんだなと思います。本当に頑張る力になります。
反省としては以下の通りです。
①練習不足
②シューズ
③エントリー時のタイム申告
④トイレのタイミング
①についてはもう明白です。普段の練習は、平日は30分程度のジョグ、金曜の夜に20km走(90分走)、土曜日にショートインターバルが主なメニューで、30㎞走は1カ月前に一度行ったのみでした。
今回のレース、30㎞手前までは調子が良かったものの、そこから大きく崩れてしまいました。マラソンは30kmからとよく言いますが、普段から30km走、もしくは目標タイムの180分走を取り入れ、長時間身体を動かし続けることに慣れる練習をするべきだったと思います。
あとは筋力不足。これも今後の課題だなと思います。カーボンシューズに耐えうるだけの脚造りもそうだし、肩甲骨や背中もまだまだ足りないなと感じました。
②のシューズについて。今回ヴェイパーを履きましたが、普段の練習ではインターバル、長くても10kmまででしか履いておらず、ロング走では使っていませんでした。もともとヴェイパーはアッパーのフィット感が足に合わない感覚があったのですが、今回それが怪我に繋がってしまいました。
③は、エントリーの時のフィニッシュタイムを3時間半ではなく、3時間で申告するべきでした。序盤で無理にペーサーを追う展開になってしまい、それが原因で腹痛に繋がったのかなと思います。
④は分かりませんが、トイレをもう少し我慢していれば、もう少し粘れたのかなと思います。分かりませんが。
あとは、朝ごはん少なかったかなとか、ジェルのタイミングとかをもう少し検討する必要があるなと思いました。
次回のレースについて
かなりキツかったですが、マラソンまた出たいです。マラソンめちゃめちゃ楽しかったです。
今シーズンはもう一回フルマラソン出ようと思います。今狙っているのは、2022年4月に開催されるかすみがうらマラソンです。特に理由はありません。関東の公認レースだからです。
ハーフも一つ出ようと思っていて、11月末のサウルスマラソンか、2022年3月の立川シティハーフマラソンに出ようかなと考えています。
サウルスマラソンはエントリーが11月15日までなので、脚の疲労感を見て決めたいと思います。
おわりに
初マラソンはなかなかにみっともない結果となってしまいました。
完走できたことは良かったですが、やっぱり歩いたことは情けない限りです...
この経験を糧に、ちゃんとした練習メニューを組んで、もっともっと練習を積んで、次こそは誇らしい走りをしたいと思います。目指せSUB3!!次こそは!!3時間切り!!
Twitterプロフにフルのタイムを記載しました。やっと市民ランナーになった気がします。
大会に出てみて、意外と陸連登録してるランナーも多かった印象です。自分も登録しようかなぁ。
ぐんまマラソン、コースも非常に走りやすいので来年も出たいと思います。弊社社長である小倉唯さんの出身県でもあるしね。今回は怪我のせいで温泉に行けなかったので、次こそは群馬の温泉に入りたい!
それでは~
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