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ある日 AI が来て、仕事がなくなった 05

この記事は、半分フィクションです。
私のことをプロンプトに入れて AI に書いてもらいました。

上が先回のお話です。

28 回目の結婚記念日

2024年5月29日、昨夜は、WatchPad をつけて、就寝しました。
昨夜、奥さんに、装着状態はどうか確認してもらいながら、床につきました。
違和感はとくになく、ふつうに眠れました。

今日は 28 回目の結婚記念日です。
奥さんは、今までの人生でいいときもわるいときも付き合ってもらって、感謝しています。

感謝したいのは、奥さんの K さんだけではありません。
今から約 30 年前に、C 市の Kさんのお父さん、お母さんに「お嬢さんとの結婚を許してください」と頼みに行ったのでした。

その時、私は、やりたいことがあってフリーランスでした。
自分の年収は、そのとき、20万円。
でも、K さんのご両親は、結婚を許してくださいました。
そのときには、義理の両親に深い感謝をしたのでした。
とくに義父。私にとっては、優しい尊敬する義父なのです。

義父も今は86歳。義母も 今は 82歳。それぞれ要介護になっています。
今は夫婦 2人暮らしで、介護保険でサポートはあります。でも、老老介護はなにかとたいへんだろうと思っています。

香港からなるべく C 市に行くことはしているのですが、もっとお返ししたい気持ちはあるのです。
ただ、今は「崖っぷち社長」で、時間をあまり使ってあげられない、自分の身体もなんとかししないといけない
いろいろしてあげたいのだが、できないという「不甲斐なさ」を感じる気持ちがあります。

そんな気持ちを感じながら、WatchPad を外し、返却できるように片付けました。
K さんのつくってくれた朝食をいただき、シャトルバス送迎の停留所に向かいます。

送迎シャトルバスと病院の予約で思うこと

停留所につくと、 80代くらいの方が 3人待っておられます。
80代の一人の方が「以前は車が使えたのだが、今は車が使えなくなったので、このバスは助かるわ」と私に話しかけます。
「そうですね。助かりますね」と返します。

バスを待っていると、先日も同じように、バス停で待っていたことを思い出しました。
そのときも、80代の女性の方が話をされていました。こんなお話をされていました。

「今までは、夫と暮らしていたのだが、年をとって夫の世話ができなくなったのです。
残念だけど夫は今年、高齢者施設に送って、私はひとり暮らしになったんです」

その話を思い出しました。
そのとき、思ったんです。

「いつかは自分も一人になる可能性はある。
だから、なるべく周りにいる人たちに今いるうちに感謝したい。
そして一人になっても楽しく、孤独を感じずに生きていけるようなシステムがほしい」

そんなことを考えているうちに送迎シャトルバスが来ました。
運転されているドライバーの方も、おそらく、70代。

最近は、バスの運転手の方の高齢化の問題もニュースになっていました。
「10年後には、こうした病院の送迎システムも、自動化でもされない限り大きな問題になるだろうなぁ」と感じました。
ここはテクノロジーに期待したいことです。

10分ほど乗せていただき、G 病院につきます。
WatchPat を返却します。 そして次回の予約を病院のスタッフの方と打合せします。

K さんと、このあと C 市に義父母にあうために行く予定です。
行くといろいろな予定がはいっています。そして自分のビジネスの予定もはいっています。
それと 検査の期間や M 医師の出勤日とあわせると、かなり先になりますが、6月18日に予約がなってしまいました。
身体の声を聞くのも、思ったようには進まないものです。ビジネスプロジェクトと同じだなぁと思って、苦笑してしまいました。
予約を取り終えて、シャトルバスで再び帰ります。

若年認知症と脳ドック、そして AI のすごいこと

家について、PC を開きます。
X (ツイッター) で Dr.N が研修の練習をしているのが目に入りました。
彼も「頑張っているのだなぁ」と思いました。

若年認知症を取りまく状況


仕事がなくなったのは AI テクノロジーの影響ですが、こうして、いろいろな情報を得ることができるのもテクノロジー のおかげです。

聞いていると、Dr.N は「若年性認知症とうつ病」の違いについて話しています。
興味深い。

若年性認知症 : 記憶障害を否定する。隠しがち
うつ病 : 能力の低下を嘆く。記憶障害を訴える

この情報を聞いて、彼から勧められた「脳ドック」の悩みのことを思い出しました。
脳ドックは値段が高いです。5万円から6万円はかかります。
かりに、5万円の利益を出そうとしたら、ビジネスでは、 10万円以上のプロジェクト案件を取らないといけません。
崖っぷち社長には、健康は大切ですが、おおきな支出もなやみのもとです。
このストレスで、メンタル壊したら本末転倒、元も子もないです。
M 医師はいいアイデアがないといっていました。

でも、この Dr.N のこの記憶障害の話をきいて、ふっとひらめきました。
「そういえば、ほかのことに気を取られて、電気の消し忘れやガスの止め忘れをしたことがあるわ」
もともと、その傾向があるので、奥さんは、ADHD (Attention Deficit Hyperactivity Disorder : 注意欠陥多動性障害) を疑っていたのです。
「そうだ。記憶障害で若年認知症の可能性を訴えれば、保険適用になるのではないかしら…」

AI に聞いて調べてみると、脳ドックではなくても、「MRI」 という検査、とくにその中の 「VSRAD」 という名前の検査をすれば、Dr.N が言っていた調査はできそうです。
この特定の検査を受けたいといえば、保険をきかせながら検査できるのではないだろうか、と思いました。
AI おそるべしです。検査名を教えてくれるのはテクノロジーのすばらしいところです。

母との会話

そうこうして、情報収集しているうちに、夕方になっています。
毎週 水曜日の夕方は、私の母の K さんとオンラインでお話をする時間帯です。

「こんばんは。あぁ 元気ですか? 今日はどう?」
と会話をはじめます。

母は、1 日経って、その日にことを思い出すのが、難しい状況。
今は、毎週 30分間、一緒にお話するのを目標にしています。

ありがたいことに、母と一緒に住んでくれている妹が、日々の母の記録を取ってくれています。
その中のことをゆっくり母とお話します。
そして、その日に、私が何をしてきたかをハッピーノートをつかって、ゆっくり話します。

お互いにコミュニケーションをとれるとうれしいです。
対話して相手の話を聞きながら、こちらのことをゆっくり話します。

「打ち解けてきたときの、 母の温和な笑顔はいいなぁ」と思います。
美しいとも思います。
こうやって、距離があっても、オンラインで顔を見て話せるのもテクノロジーのおかげです。

昔は、何でもできた母でしたが、高齢になっていくと、「できないこと」が増えてきました。
8 年ほど前から「できなくなっていく」ことを彼女はずいぶん悩んでいました。

2 種類の幸福

ところで、幸福、ウェルビーイングについてしゅうへいさんというひとがおもしろいことを言っていました。

しゅうへいさん
しゅうへいさん

幸福には、「DO の幸せ」と「BE の幸せ」の 2種類があるというお話でした。
「DO の幸せ」は、ドパーミン的な幸福感。なにかをして (DO) 、それで得られる幸福感。

「BE の幸せ」は、セロトニン的 そして オキシトシン的な幸福感。今存在していることや家族などの「あること」から得られる幸福感。

現代社会は、なにかをして (DO) そこから得られる達成感や報酬が満たされることが強調されています。
でも、ほんとうに大切なのは、「BE の幸せ」の土台の上に、「DO の幸せ」があるという正しい順序でないと、ウェルビーイングが損なわれるというお話でした。

8 年前の悩んでいる母と今の温和な母をみていると、しゅうへいさんが言っていたことは「ほんとうだなぁ」と思うのです。

崖っぷち社長になっていると、ついつい目の前の生産性だけに追われています。
売上がないことや、自分はもっとできないのかと追われる焦燥感を感じるときもときどきあります。

けれども、それだけではないと、母を見ていると思います。

「DO の幸せ」だけでなく、「BE の幸せ」、つまり、いま生きていること自体を楽しみ、幸福を今、感じることの大切さを思うのです。

とはいうものの人間ですから、いつもそんなには達観できないですが…
「今に集中して」よかったことをすなおに喜べるようでありたいと思うのです

母から、そんなことをいつも教えていただくのです。

次回は、予約した 6月18日の睡眠時無呼吸症候群と甲状腺機能の検査結果を聞きに行くことをお話したいと思っています。

みなさん、またねー

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