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ある日 AI が来て、仕事がなくなった 03

この記事は、半分フィクションです。
私のことをプロンプトに入れて AI に書いてもらいました。

崖っぷち社長の奮闘記:AI ショックと8050問題の間で

こんにちは、みなさん。
翻訳と市場調査の会社を経営する、60 歳になりたての「崖っぷち社長」です。
前回までのノートでお伝えしたように、AI の台頭で仕事が激減し、業態を変えようとした事業も思うように進まず。
さらに高齢の家族の介護問題も抱え、まさに「8050問題」のまっただなかです。
仕事と家庭の両面で大きなプレッシャーを感じる日々が続いています。

そんな中、ついに、友人のすすめで、精神科医 Dr. N のお世話になることに。

京都の精神科医 Dr.N と会う

香港在住の私が相談したのは、Dr.Nという精神科医。
彼とのオンラインの初対面は、とても緊張しました。
なんせ精神科医とお話するのは初めての経験。
でも、奥さんが隣にいてくれて助けてくれるのはありがたかった。

「こんにちは、Dr.N。最近、仕事のやる気が出なくて...」
「ああ、ショーンさんですね。状況をお聞きしたいです」

自分のバックグランドを Dr. N に説明していきます
「どこでも働けるキャリアをつくりたくて、2007年ごろから複業で翻訳の仕事をはじめました。
リモートワークができるといいなぁと思ったんです」

「だんだん、翻訳ができるようになったので、香港に思い切って移住しました。2009年のことです」
「移住するには、ビザが必要になったので、2010年に会社をつくりました」

「自分のいばしょをつくるため会社をはじめたのですが、だんだんとプロジェクトが増えてきました。
それで、他の方々にも手伝っていただくようになりました」
「他の方にもリモートワークができるいばしょができたのはうれしかったです。今でも会社は『いばしょをつくる』という気持ちでやっています」

Dr. N は、黙ってきいてくれます。
ときどき相づちをうってくれるので話しやすい。

家族関係に話は進みます。
「2013年に父がなくなって、香港から家族になにかできないかと思いました。
85歳の母親といっしょに住んでくれている妹をサポートしたかったです。そのため 10 年前の 2015年に、日本の法人をつくりました」

「8 年くらい前から AI などのテクノロジーの変化を感じて、新しいビジネスをしないといけないと感じました。
自分がこの25年ほどつけている日記が、みんなのいばしょづくりに役に立つのではないかとアプリ「ハッピーノート」をつくりました。
いろいろ売上を立てる施策はしたんですが、今のところ、ビジネス的にはうまくいかないんですよね」

「そうこうしているうち、今まで利益をあげていた部門から新しいビジネスに投資していたんですが…
最近、とくに、AI により、翻訳や市場調査のプロジェクトの受注が激減しているんです。
今の自分は『崖っぷち社長』なんです」

「この 4、5 年は、動けるエネルギーが減っているのを感じています。
以前は、新規顧客訪問を1日 数件こなせたのに、今は 1 件でけっこう疲れ果ててしまって...」
「それから、集中力が続かなくなったり、うまくいかないと些細なことで落ち込んだりするんです」

「これって、うつ病かもしれないと思ったんですね。
友だちもアドバイスしてくれて、一度 Dr. N に相談してみようと思いました」

となりにいた奥さんが、補足してくれます
「彼はひとつのことに夢中になるとほかのことをすっかり忘れてしまう傾向があるんですよね。
わたしは、彼が ADHD (注意欠陥多動性障害 Attention-Deficit Hyperactivity Disorder) の可能性もあるのではないかと思っているのですがどうでしょう?」

奥さんは最近、私のことをADHDではないかと疑っています。
確かに、一つのことに集中すると他のことが目に入らなくなる傾向があるのはほんとうだなぁと思います。
これで自分は数多くの痛い思いをしてきたのです。

 思ってもみなかった展開

Dr.N は誠実な態度で私の話を聞いてくれました。
そして、こう言いました。

「分かりました。
でも、ショーンさん、うつや ADHD を疑う前に、まずは身体の状況を確認するのはどうでしょうか?
身体の状態も、エネルギーがなくなるとか、不安という感覚に影響を与えますよ

次の 4つの可能性も調べてみてはどうですか?
1 睡眠時無呼吸症候群
2 甲状腺機能 (とくに亜鉛の数値)
3 脳ドックによる若年性認知症の可能性
4 男性更年期」

これは思ってもみなかった展開でした。
精神科医というのは、いろいろな可能性を考慮してくれるのだなぁと思いました。

「でも Dr. N。奥さんにいびきが大きいのを心配されて、2 年前に一度、耳鼻咽喉科に行ったことがあります。
そのときの先生は『あなたは顔が小さいから睡眠時無呼吸症候群にはならないよ』と言われたんです」

「いやぁ、顔の大きさだけではそれは言い切れないませんよ。
一度検査をしてみたほうがいいのではないですか?」と Dr. N。

60歳の転機:身体の声に耳を傾けてみる

「そうですか。顔の大きさだけではわからない場合もあるんですね」

Dr. N の「更年期」という言葉を聞いたとき、「還暦」という言葉が頭をよぎりました。

英語で更年期は "climacteric" というそうです。
ギリシャ語で「人生の転換期にある」という意味だとか。
英語の「気候」は英語で ”Climate” といいますが仲間の言葉だと思いました。

早速 「perplextity」 という AI にきいてみました。

以下が AIの さんのお答え。
−−−
「climacteric」と「climate」の語源には関連があります。
- 「climacteric」はギリシャ語の「klimaktēr」(階段、段階)に由来し、人生の重要な転換点や段階を指す意味で使われるようになりました。特に、更年期を指す医学用語として使用されます
- 「climate」はギリシャ語の「klima」(傾斜、地域)に由来し、地球の傾斜が異なる地域の気候を決定するという考えから、地域の長期的な天候パターンを指すようになりました

つまり、両者はギリシャ語の「klima」に由来し、そこから派生した異なる意味を持つ言葉です。
−−−

人生の「季節」が変わったのですね。

さらに AI に聞くと "Climb" (登る) とも関係があるとのこと。
そして若い頃山登りが好きだった私の人生の「登山」も、新しい局面になったのだと妙に納得したのです。

なるほど、60歳の私にぴったりじゃないか。と思いました。
「よーし、これからは新しい人生のステージだ!」と意気込んでみるものの、すぐに疲れてしまう自分。
これは、なにか、おかしい。

Dr.N のアドバイス助言を受けて、ちょうど日本に滞在する2か月の間に、これらの検査を受けることにしました。
60歳、人生の大きな転換点。

仕事や家族も大切。いっしょに助けてくれる仲間や友人も大切。だけど…
それって自分が、健全で、健康でいないと、楽しくできないです。

だからここは、一度、自分の身体のサインにすなおに聞いてみようと思いました。
いろいろな人の意見にすなおになろうと思ったのです。

危機は喜々

以前に、お世話になっている方が「危機は喜々」という言葉を言っておられました。
自分よりたくさんの責任を背負って、もっと多くのピンチを経験された先輩経営者の方の言葉です。

自分にとっては、AIの台頭、家族の介護、自身の健康問題。
これらは小さいかもしれませんが、私にとっては「危機」、ピンチです。

「ピンチこそチャンス
チャンスは
ピンチの
仮面を
被ってやってくる」

という言葉を思い出しました。

自分のことってわからないものです。
私が「ハッピーノート」を使ったり、「俳句」をつくっているのも、自分を客観的にみてみたいからです。

今回は、自分の気持が「不安」や「焦燥感」にむかっていました。これっていい機会かも…
身体がなにかのサインを親切に教えてくれているのかもしれないです。
ここは、すなおに自分の身体に聞いてみようと思いました。

ピンチを喜んで楽しんでみたいです。
この次は何が起こるのか、少し怖いような、でも少し楽しみなような...そんな複雑な気持ちです。

新しい自分を知ることができるチャンスかもしれません。

次回は、実際に行った病院での経験、そしてそこで思ったことの記録を書きたいです。
「睡眠時無呼吸症候群」を疑われる方たちには役立つことが書ければうれしいです。

AI のテクノロジーがもたらした意外な状況、
サポートしてくださる Dr. N、
自分を支えてくださる家族や友人。

こうした周りにある要素、すべてに感謝です。
新しい発見を次に与えてくれます。
それって、人生のスパイスですよね。
生きることの楽しさだと思うんです。

それでは、次回のノートで、またお会いしましょう。

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