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10年目から1年目のキミへ。

今年、社会人10年目になるおじさんから、1年目ないし20代で意識した方が良いことを並べてみました。長文になりすぎても良くないと思ったので、結構かんたんにまとめています。抽象的すぎてわからん!という人は是非聞いてください。話しましょう。

1. Inputしたら必ずOutputすること。

まずはとにかくInputすることが多いと思う。だからこそInputしたこと(新しく知ったことや勉強したこと)は必ずOutputするようにすべし。定着させるためにも例えば、小学生の時に漢字の書き取りをやったことがある人は多いと思うが、何回も書いて反復しながら、Outputすることで漢字の読み書きを覚えられたと思う。人間は見ただけ、聞いただけで、すべてを覚えられるわけではないし、それが皆できたら誰も苦労はしない(笑) とにかくOutputしよう。大層なものである必要はない。小さいものでも、最初はしょーもないものだったとしても、Outputしよう。そしてできれば、誰かに見てもらうと、よりよいOutputになる。

(一番かんたんにできるのは日々やったことを日記につけるとかそのレベルからで良い)

2. すぐに実践しろ。まずやってみる。何回でも間違えろ。

他人から、本から、経験から、何からでも良いから、得たことや気づいたことはすぐ実行すべし。鉄は熱いうちに打て。そうしないと、もったいないし、「後でやる」の「後」は一生こない。

デキる人とデキない人の一番の違いは「すぐに実行したかどうか」であることが大半。仕事の上でもスピード、すぐやる、というのは非常に評価としても重要になる。間違ってても良いし、間違えたらやり直せば良い。やり直すにもスピードが早いほうが何回もやり直せる。

3. 「悩む」と「考える」は違う。常にゴールを意識しろ。

ゴールが見えている状態が「考える」、なにも先が見えて無いのが「悩む」。問題はなにか、なにに向かって動いているかを常に意識すること。時間は有限である。

とくに、1分以上悩むことには仕事の上で価値はないし、もったいないので、誰かに頼るなりすぐに行動に移そう。遠慮するな。若いときの特権。

4. 真似ることからで良い。とにかくパクれ。

すべてのことを自分で0から生み出せる人は本当に限られた人。真似ることで覚えるし、そこから新しい発想や気付きにもつながる。まずやってみる上で、わからなかったり、どうするか迷ったりしたら、とにかく他の人を真似る。パクって良い。ただし、一番やっちゃいけないのは、真似た後にそこで終わること。なぜそうなのか、そうするべきかなのかちゃんと考えて次につなげること。

5. 歴史、ルーツを知れ。

エンジニアでも営業でもマーケターでも、職種に関係なく、仕事のやり方でも技術でも、ツールでもなぜこれが今そうなっているのかの背景を知っているのと知らないのでは、物事に対する理解の深みが変わる。全部を知ることは不可能だとしても、「なぜこうなっているのか」は意識しよう。

先人に学ぶということも同じこと。仕事ができる人、技術がすごい人、そういう人はなぜそうできるのか、意識してみよう。何なら聞いてみるべし。

6. 本を読むのは「先人に学ぶ」ため。

「本を読む」のが得意な人、得意じゃない人、好きな人、嫌いな人、がいると思うが、読むのが苦手な人は、ぜひ「本を読む」という意識ではなく、「先人に学ぶ」「世の中のすごい人の話を会いに行かなくても聞ける、相談できる」という意識で読むと面白い。

本を1ページ目から最後まで全部読む必要はない。今の自分に必要なエッセンスだけ吸収して、読むのをやめたって良い。必要なのは何か答えを1つでも得ること。

7. 目標は必ず持とう。変わっても良いし、小さくても良い。

自分が何者になりたいのか、どんな社会人、ビジネスパーソンになりたいのか、しっかり意識すること。今は大したことを思いつかなくても良い。小さなことでも良い。逆に、大きすぎたり、漠然としすぎたりすると、遠すぎて難しい目標になってしまう。大きい目標が悪いわけではない。大事なのはそれをちゃんと意識して日々を過ごせるか、行動できるか。小さなものでも目標を持たないと、目の前のことばかりに追われてしまう。

自分がたどり着きたい場所はどこなのか、未来に目を向けるためにも大切なこと。

8. 仕事とは何か。何を価値として対価を得るのか。

新人の頃は覚えることや新しいことばかりで、まず慣れること、知らないことを知ることから始まるが、あくまでもそれは仕事で成果を出すための最初の一歩であることを意識しよう。目標を持つことと同じだが、なんのためにそれをやっているのか、その仕事でどんな価値を生み出し、お客様は対価を支払ってくれるのか。それを意識することは大事なこと。価値はどこにあるのか、どこで生まれのか、何の役に立つのか。

クライアントはなぜ自分の会社にその仕事を頼んでいるのか、会社はどんな価値を提供しているのか、しっかり意識して自分の仕事と成果を積み上げていこう。

9. 評価は自分で決めるものではない、他人が決めるもの。

仕事や日々の活動、成果に対して、自分では十分やった、こなせた、できた、これなら評価されるはず、という意識は誰しも持っていると思うが、仕事の成果に対する評価は自分だけで決めるものではない。自分でできたと思うことは傲慢であると思ったほうが良いくらい、他人による評価の方が重要になる。逆に言えば、自ずと成果が出ていることはしっかり他人も評価してくれるはず。

10. やるべきこと、やれることは何か、考えて実行し続ける

とにかく頭を回し続けろ。考えよう。やるべきことは何か、自分は今何ができるか、どんな価値を生み出せるか。考えて行動して、失敗してやり直して。その繰り返しが成長を生む。10年経って振り返ったときに、どんな道ができているか。なにも考えずに作業だけをこなしていたらその作業は覚えるかも知れないが、それ以外のことが全くわからなくなる(考えられなくなる)。大事なのは仕事を覚えることではなく、考えて実行すること、挑戦と失敗、成功を繰り返すこと、それが自然とできるようになると、何でもできるようになる。

最後に

雑な文章に目を通してくれてありがとうございます。

さて、ここまで色々並べてきましたが、
これを読んだキミは明日からどうするか。

彩り豊かな社会人生活になりますように。

※この記事は「えばらアドベントカレンダー2020春」の2日目の記事としてもアップされています!こちらも是非。



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