🏍【Kabuto GPレースレポート】noteで始めます。 ーMotoGP™ Rd.7フランス🇫🇷
Kabutoの公式noteをご覧のみなさま“モトジーピー”ってご存知でしょうか?
正式にはMotoGP™という表記で、オートバイのレースを主催するFIM:国際モーターサイクリズム連盟の主催による世界最高峰カテゴリーで、選手権はエンジンの排気量別に3つのクラスに分かれています。MotoGPクラスは1000cc、Moto2クラスは3気筒765cc、Moto3クラスは単気筒の250cc。
各クラスで日本人ライダーも活躍していて、その様子は動画配信サービスHuluや、CS放送の日テレジータス(G+)、そしてMotoGPの公式配信サービスの「ビデオパス」で見ることができます。
Kabutoヘルメットを着用して、この世界最高峰カテゴリーに出場している選手が少しずつ活躍し始めています。
これまでレース終了後に、Kabutoの公式Facebookでも配信していましたが、このnoteでは現地スタッフから送られてくる臨場感たっぷりの画像を多めに入れてレポートを共有していこうと思います。
すでに時間が経過してしまいましたが、第7戦、フランスGPのレポートからスタートします!
(過去6戦分のレポートは最下段にFacebookリンクあり)
【Kabuto GPレースレポート】
<2022 MotoGP™第7戦 フランスGP>
\レミー・ガードナー選手、ル・マンで初リタイヤも好感触/
レースには甘美な気分に浸れる日と、そうでない日があり、ここル・マンではライダーとチームにとっては厳しい表情が多めの週末となった。
ルーキーにはとくに、とメディアも説明していたフランス西部に位置する「ブガッティ・サーキット」は、1周4.185km、14のコーナーがレイアウトされる、典型的なSTOP&GOタイプの攻略には困難を極めるサーキットだ。
《MotoGP™クラス》
レミー・ガードナー選手(オーストラリア/Tech3 KTM Factory Racing No.87)の金曜と土曜の練習走行は、彼にとって「期待外れ」だった。というのも、レース当日に大雨が降ってくれれば“改善のチャンスがあるかも”と思っていたからだ。
しかし日曜の決勝では、3周目に転倒を喫してしまった。レミー・ガードナー選手にとっては、シーズン開幕以来初のリタイアだ。にもかかわらずこのオーストラリア人ライダーは、こうコメントしている。
「スターティンググリッドで、ハードタイプのフロントタイヤを装着することを決めたんだ。リスキーな賭けだったけど、おかげでかなり自信を持って走ることができた。スタートはうまくいって、最初の2周で(予選22番手から)16番手まで順位を上げたけれど、次のラップで後ろから追突されコースアウトしてしまったんだ。コースには戻ってきたものの、ハイサイドを起こしてしまった。バッドエンドとはいえ、じつはクラッシュ前のフィーリングは、いつもより良い感じで走れていたんだ。」
レミー・ガードナー選手にとって初のDNFとなってしまったものの、フィーリングの向上に満足していたようだ。
《Moto3™クラス》
ル・マンはMoto3™ライダーにとっても、あまり良い雰囲気ではなかった。
鳥羽海渡選手(日本/CIP Green Power No.27)は、金曜のフリー走行1回目で転倒、その後も影を落としがちに。鳥羽海渡選手はQ1を通過できず、スターティンググリッドは22番手、決勝レースの展開には困難が予想された。
迎えた決勝では1周目に集団クラッシュの影響を受けてしまうものの、その直後、雨が降り出したことでレースは赤旗中断。25周から14周に短縮されたヒート2。すっかり太陽が照り始め、路面もドライ状態となってスタートが切られた。
結局、このスプリントレースで鳥羽海渡選手は順位を挽回。最終的に15位でゴール、1ポイントを獲得。暫定ランキング10位をキープした。
ジョエル・ケルソ選手(オーストラリア/CIP Green Power No.66)はというと、鳥羽海渡選手とは逆の展開となってしまった。
練習走行は好調で、予選はそのままQ2へ。しかし土曜の夜、決勝欠場を決断することになった。ヘレスサーキット(第6戦スペインGP)でのクラッシュによる負傷の影響が出たためである。11番手グリッドの好位置(開幕以来2番目)を獲得していただけに残念だったが、いまはとにかく早い回復を祈りたい。
世界選手権は第7戦フランスGPの後、イタリア半島の中西部、ティレニア海に面したトスカーナ州へと舞台を移す。ヨーロッパラウンドはこの素晴らしい筋書きのもと、ムジェロ・サーキットにおいて再び熱い戦いが繰り広げられるだろう。
(第8戦 イタリアGP 5/27〜29 ※FIM Enel MotoE™ワールドカップ 併催)@MotoGP
(第1戦〜第6戦GPレポートはこちら)<Facebookリンク>
<第1戦 カタールGP>
<第2戦 インドネシアGP>
<第3戦 アルゼンチンGP>
<第4戦 アメリカズGP>
<第5戦 ポルトガルGP>
<第6戦 スペインGP>
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