📷【イベントレポート】🏁Red Bull BOX CART RACE OSAKA 2022🐥おバカで大まじめなレースが関西初開催❗️（前編）

2022年11月18日 14:03

　オージーケーカブトはオートバイ用／自転車用ヘルメットのメーカーです。いまKabutoが応援する、各シーンで頑張っている「人」を通じて、競技や選手を知っていただきたく、本人によるレポートやコラムなどを掲載していますが、今回は、関西で初開催された“おバカで大真面目なレース”を前後編に分けてレポートしてみます！

😅ほんとにおバカで、大マジ、オモロ！だった！（前編）

　Kabutoがヘルメットをサポートするライダーにおいて、世界最高峰のオートバイレース「MotoGP」に参戦しているのがレミー・ガードナー選手。そのヘルメットに大きく描かれているのが「Red Bull」。

　Red Bullといえば世界中のスポーツやアスリートをバックアップするエナジードリンクのブランドとしておなじみですが、主催するイベントの中でも異彩を放っているのが「Red Bullボックスカートレース」という参加型お祭りレース。この“おバカで大まじめなレース”が、2022年10月22日に日本で3年ぶりに開催。しかも関西にて初開催?!ということで、地元のKabutoとしては勝手にシンパシーを感じちゃうワケで。Red Bullカラーのレミー・ガードナー専用ヘルメット「F-17」を応援旗がわりに抱え、いざ決戦の地・万博記念公園へ！

車両展示していたKTMさんのブースにお邪魔し、こちらもコラボ。890 Duke GPはレミー選手所属のTeam Tech3カラー！

🧰有力チームとコラボが実現？ Kabutoもレースに…参加?!

　Red Bullボックスカートレースとは、規定に沿って作られた動力を持たないカートを使い、カーブやジャンプ台が設置された坂道コースを下るというシンプルなレース。タイムはもちろん、カートの創造性や出走前のパフォーマンスも採点項目になるため、各チームともユーモアとアイデアを盛り込んでレースを盛り上げてくれる。今回の開催地は、お笑いの聖地ともいえる大阪。最高に盛り上がりそうです！（知らんケド?!）
　せっかくの地元開催ということで、しかもレースにはヘルメットが必須らしく、Kabutoはもっと直接楽しむべく応援できないものか？と考えていた。そこでオートバイ業界関係者、知り合いをたどって京都から参戦するという「俺たち、金属加工魂.com」にたどり着いた。じつはこのチーム、KTC（京都機械工具株式会社）の社内有志で結成されているそうで、チーム名はそのエッセンスが加味されているのです。そしてKabutoの打診を受け入れていただきコラボが実現した、というわけです！

　「俺たち、金属加工魂.com」のカートは、自転車をベースに改造した3輪車。四角いボディは「マシニング（切削加工）」の機械を模したデザインで、ドライバーが加工ドリルを背負ってディテールの一部になっている。なかなかマニアックです。
　工業機械のイメージにマッチするよう、ドライバーが着用するKabutoのヘルメットはオートバイ用システムヘルメットの「RYUKI ALERT」をチョイス。メカニカルなグラフィックとマーキングが工業製品的にピッタリ。サポートスタッフは自転車用ヘルメットの「Canvas Sports」を装着。シンプルなディテールで、さり気なく?!スタッフの頭を守っています。
（※参戦レポートは後編にて紹介します）

🌞Red Bullカラーに彩られた、お祭り騒ぎの万博記念公園

　気持ちいい秋晴れに恵まれた万博記念公園には、朝から多くの観客が来場。レースが始まる昼前になるとメイン会場は人だかりとなり、コースサイドも応援する人で埋め尽くされていた。観客の年齢層はかなり広く、芝生でくつろぐ家族連れや高齢の方の姿も多数。緑豊かな公園だけに、散歩がてらに来たという観客も多かったのでしょう。

　メイン会場には多くのブースがあり、その中にはレミー・ガードナー選手がMotoGPで駆る「KTM」もブースを出展。まさにベストマッチのコラボということで、持参したKabutoのレミー・ガードナー専用「F-17」はKTMブースに展示させていただきました。

🏎約340mの特設コースを43台のカートが疾走！

　万博記念公園に設営された特設コースは、丘を下る遊歩道を利用したもの。スタート地点は急勾配にして勢いをつけるため、かなり高く設定されていた。ボックスカートの起源は1950年代にアメリカの子供たちが石鹸箱に車輪をつけて坂道を走らせたことと言われ、海外では「ソープボックスカー」や「ソープカート」と呼ばれている。この動力を持たない手作りカートのレースは世界各地で開催されており、Red Bullボックスカートレースは2000年のベルギー大会から20年以上も続いている有名なイベントなのです。

　特設コースはただ下るだけではなく、ジャンプ台や障害物エリア、バンクの設置された急カーブが盛り込まれている。派手なクラッシュも見どころのひとつで「ベストクラッシュ賞」という賞典まで用意されるほどだ🤣
　またコース途中やメインステージには大型モニターが設置され、レースの模様をお笑いタレントのヤナギブソンさんと浅越ゴエさんらがMC役でライブ中継。レポーターとしてガクテンソクさんとバンビーノさんも会場を大いに盛り上げてくれていました。

📺集まったタレントの顔ぶれはテレビの特番級!?

　さすが大阪での開催といえるほど、日頃バラエティ番組やお笑い番組で活躍する有名タレントが集結！　大会アンバサダーのジャルジャルさんは、開催地代表として来場した吹田市長の後藤圭二氏とトークショーをおこなったほか、自身のチームも率いて参戦！

　またお笑いコンビの錦鯉さんは、チーム「チョロQ」メンバーとしてレースに参戦。パドックで来場者とひっきりなしに記念撮影していました。ファンサービスとまさのりさんの顔は、濃かったです。

　審査員のすっちーさんやアンミカさんは、持ち前のトーク術で観客に笑顔をプレゼント。ほかの審査員としてモデルのマギーさんやレーシングドライバーの笹原右京さん、スケートボードで東京オリンピック金メダルを獲得した四十住さくらさんも参加し、さまざまな角度からエントラントの審査がおこなわれました。

　レースが終盤に向かう午後には、メインステージにてスリーピースロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」がミニライブを敢行！　盛り上がりが最高潮となる中、最終組の走行が開始されるのだった。

🤣見どころ満載、ファンは大満足‼️

　モータースポーツファンにはお馴染みの、Red Bullがサポートするマシンも会場に集結！　HRCからはMotoGPで活躍するRepsol Honda RC213Vが持ち込まれ、なりきりフォトスポットではライディングフォームでの記念撮影が楽しめました。

　F1マシンのRed Bull Racing Honda RB16BやScuderia AlphaTauri Honda AT02が間近に見られたのも感動！　格好のフォトスポットですね。

　F1のタイヤ交換が体感できる「Red Bull Pit Stop Challenge」には、腕自慢の男性が長蛇の列。タイム計測されると手元が狂い、つい苦笑いする場面もあった。いいとこ見せようと奮闘するお父さんにとって、F1のタイヤは意外に重かったのかも？

　キッチンカーが並んだフードエリアは、ちょっとしたグルメフェスという雰囲気。青い空の下、Red Bullを片手に美味しいグルメを満喫し、おもしろカートの激走を観戦。たくさんのお笑いタレントが盛り上げる極上のイベントが、基本入場無料っていうのはオドロキでしょう！

指定された空間にRed Bullの空き缶を詰め込んで、イベント終盤には見事に完成～！

🛠「俺たち、金属加工魂.com」チームは、見事5位に！

　最終組に出走したKabutoコラボの「俺たち、金属加工魂.com」チームは、パフォーマンスで高得点を獲得。走行でも果敢なノーブレーキアタックで好タイムを叩き出し、見事5位に輝いた。惜しくも表彰台は逃したが、初参戦での好成績に手応えを実感。次のレースは、もちろん優勝を狙いますよね？
※参戦レポートは後編記事にて紹介します。