🏍【GPレポート】🏁\アジア・パシフィックラウンドの幕開け! 舞台は灼熱のインドネシア/-2024Rd.15🇮🇩インドネシアGP
コンチネンタルサーカスはヨーロッパからアジア・パシフィックラウンドへと場所を移し、世界選手権はインドネシアで再び幕を開けた。インドネシア群島の楽園と呼ばれる・ロンボク島の南端にあるプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで3年連続の開催となった。
🏁マンダリカ・サーキットとは?
全長4.3km、最大直線長723m、右11、左6のコーナーを持つトリッキーでテクニカルなコースレイアウトだが、概ねライダーたちには好評なトラックだ。
日曜に開催された3レースを6万人以上が観戦。赤道が通るインドネシア特有の暑さはあったものの、天候は安定しており週末の走りや選手たちのパフォーマンスを左右する要因にはならなかった。
だがKabutoライダーたちにとってインドネシアGPは決して幸運なものではなかった。
🏁《Moto3クラス》
\トップを快走中にまさかのスリップダウン/
コリン・ファイヤー選手
(オランダ🇳🇱/Liqui Moly Husqvarna Intact GP🏍95)
⏱️予選2位🥈 🏆決勝DNF
👑ランキング4位/189P
Moto3ライダー、コリン・ファイヤー選手は1周目に先頭に流れを作った。
19歳の若きオランダ人ライダーはライバルのアタックを受けながらもリードを保った。しかし、先頭を走行中の12周目にスリップダウンで転倒。残念ながらレースを去ることとなった。
🎤コリン・ファイヤー選手🏍95のコメント
「全体的なレースでのパフォーマンスには満足しているよ。スタートも前回のグランプリよりずっと良かった。だからその点にはとても満足しているし、その後は毎ラップ、この週末に取り組んできたレベルのペースをキープすることに努めた。でも1周だけ、週末を通して好調だったセクションで少しでもアドバンテージを得ようと、少しプッシュしようとした。でもこの区間でミスをしてしまい、フロントを失ってしまった。これは僕の愚かなミスだ。チームには本当に申し訳ないことをした。でもそこからできるだけ多くのことを学び、この情報を日本に持っていくつもりだ。来週の日本GPではもっと良くなるように自分を磨いて頑張るよ」
🏁《Moto2クラス》
\タイヤのチョイスミスも復調の兆し/
ジェレミー・アルコバ選手
(スペイン🇪🇸/Correos Prepago Yamaha VR46 Team🏍52)
⏱️予選10位 🏆決勝13位
👑ランキング14位/61P
Moto2では、ジェレミー・アルコバ選手が復調し、10番グリッドからスタート。決勝レースではハード・コンパウンドでスタートしたことが結果的にミスとなり、13位でフィニッシュ。惜しくもトップ10入りを逃してしまったが、復調の兆しが見えたと言えるだろう。
🎤ジェレミー・アルコバ選手🏍52のコメント
「決勝ではハードタイヤを選択したことで、複雑なレースとなってしまった。金曜日にソフト・コンパウンドを試す代わりにハード・オプションを試したが、ペースは悪くなかったんだ。土曜日の朝、コース上にグリッドが増えたときにもう一度試してみた。ペースはとても良かったし、フィーリングもファステストラップも良かった。でも今日の決勝レースでは苦しんだ。チームから警告を受けていたのは事実だが、僕には明確なものがあった。でも予想通りにはいかなかった。チームには謝りたいが、いい週末を過ごすことができた。無事にインドネシアを終えることができて満足しているよ。」
🏁《MotoGPクラス》
\試練のレースウィーク/
アレイシ・エスパルガロ選手
(スペイン🇪🇸/Aprilia Racing🏍41)
🕐予選13位 🏆スプリント16位 🏆ロングレースDNF
👑ランキング8位/127P
プレミアムクラスのアレイシ・エスパルガロ選手にとっては苦いレースとなった。金曜日のプラクティスで2度のクラッシュに見舞われ、さらに土曜日の予選Q1でも転倒、3番手タイムを記録したがQ2への進出はならなかった。そして、日曜日の決勝レースでは1周目の第2コーナーで集団クラッシュに巻き込まれてレースを終えた。
🎤アレイシ・エスパルガロ選手🏍41のコメント
・スプリントレース「FP1ではユーズドタイヤを履いて速かったけど、Q1ではクラッシュして状況が複雑になってしまった。プッシュしようとするとグリップがないのでクラッシュしてしまうんだ。最後尾付近からのスタートはスプリントレースをより難しくしてしまった。」
・ロングレース「ウイークを通じて不運に見舞われた。期待していた競争力を見つけることができなかった。長丁場のレースに向けてセットアップをいくつか変更したが、残念ながら巻き込まれたクラッシュのためにテストすることができなかった。日本GPに向けては気持ちを切り替えて、流れを変えられるように頑張るよ。」
次戦はいよいよ我らKabutoのホームでもある日本GPが開催される。Kabutoとしては選手の実物ヘルメットなどを展示するブースも出展予定。特別な時間を日本のMotoGPファンと過ごせることを楽しみにしている!
(MotoGP™第16戦 日本GP #JapaneseGP)