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年末だし今年使った撮影機材の振り返りでも。

おはようございます。
OGIZARUです。

2024年もいよいよ終わりですね。
と、ふと風呂の中で思い立ってnoteのページを立ち上げたのが12月30日の夜。次の日は大晦日ということで焦って書いております。

さて、2024年。今年は個人的に大変多くの貴重な経験をさせていただきました。

春に、OM SYSTEMさんのOM-1 MarkIIのプレゼントキャンペーンに当選。そしてOM-1 MarkIIについての記事を映像系ネットメディアのVookさんに投稿したところそこそこのView数を頂きVookさんより「クリエイターハイライト」という記事で特集していただきました

それから、夏にはPanasonicさんよりLUMIX G9PROIIとレンズをお借りしました。一か月ほど試すことができ、マイクロフォーサーズユーザーとしてOMだけではない多角的な視点から自分の周りの機材について見直すことができました。

10月には勢いで書いたnoteの記事がプチバズ。自分史上最高レベルのビュー数を記録しました。

12月にはVookさんとNikonさんのモニターキャンペーンに当選しNikon Z6IIIを一か月間お試しさせていただく他、高澤けーすけさんをゲストにお迎えしたDRUM(DaVinci Resolve User Meeting)というイベントに出演させていただくこともできました。

ということで、今年一年新しく使った撮影機材(カメラとレンズ)の所感をざっとまとめて行きたいと思います。


OM SYSTEM OM-1 MarkII


先述の通りOM SYSTEMさんのキャンペーンで当選させていただいたカメラ。OMSYSTEMのフラッグシップカメラで~…というレビュー動画は来年早々投稿予定なのでお待ちください。

軽く所感だけまとめると、今の僕に一番合ったカメラです。

バッテリー・カード込で600gを切る超小型軽量ボディでありながら、高性能なAF世界最強の手持ち8.5段手振れ補正防塵防滴耐低温、美しいファインダー、OM-1登場以前のMFT機と一線を画す階調描写など圧倒的な性能で僕の右手そのものと言っても良いと思っています。

今年一年、僕の写真・映像活動の根底を支えてくれたし今後も間違いなくお世話になるカメラです。プレゼントキャンペーンで頂く以前から、一番欲しいカメラだったので…。

正直、積極的な発信はできていませんが来年以降は頑張ってまとまった発信も行う予定ですのでお待ちください!


M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROII

OM-1 MarkIIと同じくプレゼントキャンペーンで頂いたもので、OM-1 MarkIIのキットレンズとなっているレンズです。

小型軽量で防塵防滴がめっちゃ強くて…という点は気に入ってるのですが、敢えて弱点をあげるとすればズームが伸びること。
各社標準ズームは伸びる構造なので仕方ないのですが、インナー構造になればズームトルクが重いという弱点も解消されますし嬉しいところ。あと、伸びる構造のせいでズーム部分の防塵防滴を担うパッキンが割と容易に伸びてしまうのも惜しいポイント。

一方で画質については、圧倒的な高画質で、ズームレンズとしては正直相当な欲を言わなければ文句のつけようがないレベルです。敢えて言うなら玉ねぎボケとか?

まぁいまさら僕がケチつけるほどのものでもないぐらいには売れているレンズだと思います。


M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

OM-1 MarkIIとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROII導入後、望遠の画はそれ以前に持っていたM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6で撮影していたのですが、どうしても画質の差が気になってしまい購入へ。

GWの純正ストアキャンペーンで割引が入り、純正保護フィルターセットで16万5000円程度で購入したと記憶しております。
購入した数日後に値上げ発表があり、ギリギリお得に購入できました。

所感としては、画質については正直文句がないです。
点光源の描写が硬いけどそれは瑞光らしさ。

使い勝手の面だと三脚座だけはどうにかして欲しいですね。
設計が古いからなのか、回転防止のネジがついていないのとアルカスイス直接固定に対応していないのは痛いところ。流石に三脚座単体のリニューアル品を出してほしいです。


Panasonic LUMIX G9PROII


パナソニックエンターテインメント&コミュニケーション株式会社様よりお借りして一か月ほど使わせていただいたカメラになります。

OM-1と比較した所感としては、動画性能でOM-1と比べて圧倒的な高性能を実現している一方、スチル性能で惜しい点が見受けられたという感想。
とはいえ、出てくる画としてはとてもシルキーなMFTとは思えない画をスチル/ビデオ両方で出してくるので十分だと思います。

水族館の撮影で、後述するF1.7ズームのレンズを付けながら魚を追いきれるという高性能なAF性能を体感できた反面、認識AFの種類の不足やAF挙動の優先による速度の遅さ等は随所に残ります。

個人的には、半年たった今作例を見返して改めて評価しているカメラです…とても欲しい。


LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.

G9PROIIのキットレンズとしてパナソニックさんからお借りしたレンズ。超小型軽量でありながら換算24-120mmのF2.8-4という性能を実現したレンズです。

画質面で言うと超高画質であるとかの特徴はないものの、安定した品質の映像が撮影できて便利という印象。
特にズームリングの滑らかさは秀逸で、他社を見渡しても防塵防滴の伸びるズームでここまでズームリングが官能的に動くレンズは存在しないと思います。

手振れ補正も内蔵していますし、狭所での撮影で重宝しました。

取り合えず一本持っておいて損はないレンズかと思います。


LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm/F1.7 ASPH.

G9PROIIと併せてパナソニックさんからお借りしたレンズ。
描写は繊細でめっちゃ綺麗だし、インナーズームだし明るいし防塵防滴だしとあまり文句はないです。

弱点としては
・OM機との色の噛み合わせが悪い
・フリンジが出る
・ズームレンジが狭い
・手振れ補正がない

ぐらいのものだと思います。

お借りして使う分には最高のレンズですが、一本ですべて済ませられるという類いのものではないため、買うとなるとハードルが高い。
ただ12-60と同じライカ銘だとしても、描写はこっちのほうが圧倒的に繊細です。

このライカ銘内でのヒエラルキーは割と顕著で、当初はライカ銘として設計されていなかったレンズをライカ化した12-35/35-100/100-400等のレンズ、ライカ銘でも極端に画質が優先されていない12-60等のレンズ、画質と値段のバランスを優先した25mm、9mm等の単焦点レンズ、品質を優先した200mmF2.8や15mmF1.7、42.5mmF1.2等の単焦点レンズ、若干劣るもののF1.7シリーズのズームやパナライカ50-200mm等にと分かれています。

つまり、LEICA DGだからと言って何を引いても同じ傾向の画が出てくるという訳ではなく、ある程度のあたりはずれがあるのが競合となるOMのM.ZUIKO PROレンズとの差異になります(20mmF1.4という例外以外は描写の傾向が揃えられている)。


Xiaomi 14T


12月発売で、発売日に入手したスマートフォン。
カメラかと言われると怪しいですが、一応カメラにライカ銘が付いているということで簡易評価だけ(またレビュー記事か動画出します)。

超広角レンズは画質がイマイチ、広角レンズは画質は良いものの撮影後の補正が大きくプレビュー画面がアテにならない、標準レンズはノイズ処理とシャープネスが大すぎるという印象。

一方でRAWから起こすとめちゃくちゃ描写が良いので画像処理が下手だなと感じました。


コニカミノルタ α7-DIGITAL


僕がオリンパスのカメラを選ぶきっかけにもなった故広田泉先生が「いま一眼レフを買うなら」という動画でオススメされていた機種。

ずーーーっと気になっていたんですが、Twitterでフォロワーさんが譲っていただけるとのころで今年の12月にゲットしました。

もちろんハマるハマらないはあるものの、とにかく濃厚な色表現が秀逸でハマりかけています。

また使い込んでから記事にしようかな…


SONY DT 16-50mm F2.8 SSM

α7-DIGITALと一緒に譲っていただいたレンズ。ゴムリングが空回りする以外は描写も素直でとても良いレンズ。

またレビューします。


MINOLTA AF50mm F1.4

同じく一緒に譲っていただいたのですが、イマイチDT16-50の描写が気に入ってしまいあまり持ち出せていないレンズ。これまたレビューします。


Nikon Z6III


VookさんとNikonさんのモニターキャンペーンでお借りしているカメラ。現在進行形でレビューをしようとしている最中なので最終的な結論やレビューに関しては来年頭にVookさんの記事のほうで投稿します。

軽く使った感想としては、これからのマルチロール機の標準となるカメラなんだろうな、と。価格が割と高めになってしまってはいますが、これからの時代を見据えて長く使えるカメラであることは間違いなさそうです。


NIKKOR Z50mm f/1.8 S

Z6IIIと併せてお借りしているレンズ。
元Bird and insectの林さんが”水のようなレンズ”と形容していた通り、癖が無くとにかく素直に写る秀逸なレンズです。一方で、開放F1.8はボケすぎるなという印象もあり描写とのバランスに迷っています。

これもZ6IIIのレビューに織り込んで別でレビューします。


NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

同じくZ6IIIと併せてお借りしているレンズ。

Z50mmの描写が好きであまり持ち出せていませんでしたが使ってみると高倍率なのに描写も割と良いレンズ。素直さと繊細なの部分では他のSレンズに劣りますが、普段使いの高倍率としては十分以上すぎる描写だと思います。

一方で、サイズ感は課題。先述したLEICA DG 12-60と比較すると明らかにセンサーサイズとマウントサイズがサイズに直結しているなという感想。
結構伸びますし、軽く持っていけるテンションのレンズではないです。

これもZ6IIIのレビューに織り込んで別でレビューします。



まとめと来年の展望

以上が今年新しく使ったカメラ・レンズのまとめとなります。

今年一年。これだけ多くのカメラを使わせていただけたのはひとえにいつもレビューやSNSを見てくださる皆様のおかげですし、今後も各発信を頑張っていこうという所存でございます。

今年一年間も、各発信をご覧いただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。


▲ 年末最後の撮影となった野岩鉄道での撮影。爆雪感謝


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