「ちょっとやってみませんか?」も立派なチームビルディング
チームビルディングという「つよつよな言葉」を聞くと「自分にはちょっと縁遠いな」と感じることってありませんか?
もれなく私もそのうちの一人です。
チームビルディングとは?
各メンバーのスキルや能力、経験を最大限に発揮し、目標を達成できるチームを作り上げていくための取り組みを指す。
HRproより引用
研修・目標設定・ワークショップなどなど、チームを強くするには色々な手法があると思いますが。
今回は手法についての話はさておき、チームビルディングの第一歩って実はすごく「ささいな声かけ」なんじゃないかということについて書いていこうと思います。
ささいなきっかけで、強まる結束力
今年はXデザイン学校という社会人学校で「初めまして」の方とオンラインでチームを組むという体験をさせてもらいました。
そんなとき「ちょっと講義以外の時間で話をしませんか?」とか「ちょっとこの手法、みんなで一緒にやってみませんか?」とかいう声かけがあったり、slackでのオススメ本を紹介しあったり、好きなモノやコトについて雑談をすることがあります。
そして、こういうささいなやりとりをきっかけに「チームの結束力」がぎゅっと強くなる瞬間があります。
プレゼンした後に「ここがよかったね!」という声かけがあるとすごく嬉しい!ということも発見でした。
「誰かが最初に始めた声かけ」を皮切りに、今ではチーム全体が「感謝の声かけ」をするようになりました。
一番最初にこれをやってくれたメンバーはすごい!「ありがとうございます」という些細な声かけでも、チームを一段階強くする力があると感じています。
正直、チームでのワークは本当に難しいです。
しかしそれは裏を返せば「誰かの意見」がなければ、そこに難しさを感じることすらできません。
難しさを感じて「それをどう解決していくか?」をコツコツと積み重ねていけば、それが自然とチームの結束になり、一人ではできない価値を作ることができるのではないかと思います。
「水を運ぶ人」の話
そんななか、タイムリーに Goodpatch AnywhereさんのAdvent Calendar で「チームで主役になれなくても」という記事を拝読しました。
うまくまとめることは難しいですが「水を運ぶ人」の話が、先ほどのエピソードとリンクするなと思いながら読ませていただきました(僭越ながら)。
目標設定や特別なワークだって大事かもしれないれど「チームビルディング」の本質というのはこういうことである、と改めて感じさせてくれる素敵な記事に良いタイミングで出会いました。
さいごに
最近、学習していく最中に「つよつよな言葉」に引っ張られるという経験が多々あります。
UXもそうだし、UI設計もチームビルディングもHCDサイクルも。
難しく捉えずぎると「ぜんぜんできていないよ……」と感じるけれど、実は既に当たり前にやっていることこそが今の学びの本質であるなと思うことも多々あったりします。
私の場合は子育てだったり、日常生活のなかで工夫していることって案外、仕事のスキルにも直結しているなと感じます。
ただ、結びつきを「感じる」だけでは体験はそこを通り過ぎてしまい、簡単でもいいからアウトプットしてまとめることで、初めてその「つながり」みたいなものが強くなることも体感しています。
今回も様々な点が結びつき、ひとつの発見につながりました。
実は身近な「チームビルディング」
小さなきっかけを大事にすることを忘れずにいたいと思います。
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