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#01中庭の家:一級建築士が自邸の設計を始めました!
自邸、設計中です。
敷地をどうしようか?とか、家族の考え方とか、経済的な部分とか。。。
色々整って来て、敷地の目処も経って来たので、まず、間取りのプランニングを始めてました。これから、どんどん案が変わっていくと思いますが、家ができ上がるまでのプロセスや、色んな間取り案を楽しんで貰えるかな?と、間取りを紹介していきます。
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♯01中庭の家
まずは第1案。真ん中に中庭を設けて、ぐるっと部屋が囲んだ中庭の家。
住宅街の一角の敷地。周りの家からプライバシーを守りつつ、豊かな外の空気を楽しみたいと考えてみました。敷地の南側角にも庭をつくって、南の太陽光を取りみました。
「外の空気を楽しみたい」
各部屋から中庭を眺める、室内にいても屋外を感じられます。光と風も中庭を通して、住まいの至るところに浸透していきます。屋外ながらもう一つ部屋がある様な、余白の場になっています。
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「プライバシーの確保」
道路からポーチに入る前に、外部の扉をつくって中庭には近所の人の目線は入らず、プライバシーが保たれた中庭空間になっています。道路から距離をとって家を据える事で、住宅街の道が、ゆったりした余裕のある街区に変わると共に、プライバシーを感じられる、緩衝的な領域になっています。
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「回遊式動線」
中庭を中心に、ぐるっと回れる回遊式動線にする事で、動線が長くかつショートカットできる事で、家に奥行きができます。回遊式動線は、生活し易い間取りになるので、家の間取りを考える時は一度は必ず考えます。
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「来客の多い家にしたいから、ゾーンを分ける」
来客の多い家にしたいなぁ。というのが、この家の計画ポイントの一つです。だからこそ、お客さんが来る、オープンな場所と、家族個人のスペースを分けようと考えました。中庭を中心に、西側(左側)をパブリックなリビング。東側(右側)をプライベートな、寝室や水回りのゾーンとしています。
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「暮らしを楽しむ、薪ストーブ」
楽しみながら、家を育てて行きたいなぁというのが、家を建てようと考えたのが、そもそもの出発点です。象徴的なのが、薪ストーブ。モノとしてこの家にはこれが欲しいと考えたのは、唯一この薪ストーブだけです。玄関を土間の間として、薪ストーブも据えてリビングがもう一つ増えた様な部屋にしています。
普通の住宅計画とちょっと違う前提条件が2つ。
*設計事務所も兼用するので、アトリエスペースも併設しています。
*北側から入って来る柔らかい光も、夫婦揃って好き。なので、南側にバーンと大きな庭をとる間取りにはしていない。
さて、今後も面白がって、間取りをどんどん上げていくので、間取り好きな方楽しんでください。
【公式ホームページはこちらから → 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】