私がおじいさんになっても。
私は若い頃、30代のミュージシャンはおじさんだと思っておりました。
何しろ10代や20代前半の若者からしてみれば、10年先とかはもう超未来ですから。
ゆえに30代なんて自分にはどえらい先の話だと思っておりました。
ところが!
そういう自分もいつの間にか30代になっていて、35歳でライブハウスを開業。
私が若者の頃に聴いていたミュージシャンの皆さんも当店に多く出演してくれるようになったのですが、ほとんどは40代。
つまり、若い頃、おじさんだと思っていた方々はさらにおじさんになっておりました。
ただ、その頃思っていたのは中学生が大学生を見て「すごい大人」に見えるのと同じで、やはり30代の私には40代の方々は大人に見えていたのでした。
月日は流れ、その方々が次々と還暦を迎えていったのです。
私が若い頃に30代はおじさんだと思っていた方々が還暦!
還暦って子供の頃に思っていた感覚ではおじいさんですよ、これ。
いやー、月日は流れていたのですね。
で!
驚いたことに!
私がやっている歌謡曲バンド「鶏さまKINGS」もこの度、還暦を迎えたメンバーが二人になりました!
それどころか!
今年の9月には私まで「還暦」になってしまうのです。
ガーーーーーーーン!
でも思うのが、ライブハウスを始めて25年ですが、みなさん見た目は変わっても中身はずっと一緒。
私なんかまだ少年の気持ちですから(笑)。
ただ、年齢がいくといいこともあるんです。
それは「懐かしい」というものが増えていくこと。
時代は進化しまくっていますが、「ダイヤル回す」とか「夜中の電話、あなたでしょ」とかそういう歌詞の曲がめちゃ懐かしいわけです。
今の若者なら「着信履歴見れば誰だかわかるでしょ?」って思います。
今に見てろよ若者たち、「着信履歴っていつの時代なの〜?」って笑われるからなー。
というわけでおじいさんのダラダラ文章になってしまいましたが、この鶏さまKINGSのライブがあります。
今回のフロントは還暦なんてまだまだ未来の永野寛子さん。
セーラー服着たら、まだ学生で通ります。
キュートで懐かしいステージをご堪能くださいませ。
■5/13(金) 荻窪ルースター
永野寛子 with 鶏さまKINGS 70~80年代歌謡曲ライブ
OPEN 18:30/START 19:30
CHARGE:3500円+オーダー
永野寛子(vo) with 鶏さまKINGS…長澤紀仁(g) 赤石香喜(pf) 岩佐真帆呂(sax) マツモニカ(hrm) ぶちかま志郎(b) 大西英雄(ds)
素晴らしいジャズシンガー、永野寛子さんをフロントに懐かしの歌謡曲をたっぷりと、原曲に忠実にお届けいたします。
お名前、人数と全員の携帯電話の番号を明記の上、rooster@mvc.biglobe.ne.jpまでご予約のメールをお願いします。
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