慣れたせいで書けなくなる
こんにちは。
僕はできるだけ毎日、noteを更新することを目標にしています。
初めてもう1.5か月は過ぎていて、自分で言うのもなんですが、文章を書くということにはだいぶ慣れました。
上手になったかといわれると微妙ですが、書く速度や、自分なりの文章構成の仕方なども少しずつ分かってきた気はします。
今週末に気づいたことが1つ。
「なんか以前より書けることがなくなったな」
いろいろ考えた結果、
「文章に慣れたせいで、書く題材を選ぶようになってしまっている」
ことに気付きました。
そのことについて少し書きたいと思います。
書き方が変わってきた
記事を書くようになって、記事の書き方はだいぶ変わってきたように思います。
目次のつけ方だったりとか、「である調」を「ですます調」にしてみたりとか。それは意識的に変えてきたところもあるし、なんとなく自然と変わっていったところもあります。
以前は導入なんてあまり書いてなかったですが、今は導入の中に結論を書いてみることにしました。これは意識的に変えています。
以前は目次を読むだけで文章の内容を理解できるようにしていました。しかし、それだと目次自体の量が増え、1つ1つの目次内の文章量が少なくなっていってしまうことに気づきました。その方がわかりやすくていいかなと思っていたのですが、いつの間にか目次は大雑把な意味段落でのみ作るようになってしまいました。
書く文章量も少し増えてきました。1000~2000字ぐらいを今でも目指していますが、気づくと2000字を超えている日も少なくありません。
これは自分の論理展開の仕方が少しずつはっきりしてきたからだと思います。
以前は1つのことを言うための土台となる部分を書くことを忘れてしまったり、例をほとんど書かないことが多かったのです。書くことに慣れることによって、論理の補填や例をある程度書きだすことができるようになった。
それが文字数アップにつながっているのだと思います。
軽めのネタはボツにしてしまいがち
そして、何を書くかのネタをピックアップするときにもその変化は現れました。
記事を書く前にしっかり書き切れるイメージができないテーマについては、すぐボツにするようになってしまったのです。
「このネタだと、論理展開に苦労するなぁ」
「自分の意見はあるけど、最後まとめにくそうだなぁ」
書き始める前に、頭の中で記事を書いてみて、少しでもつまりそうならボツにしてしまう。
人に読んでもらえるような記事を書くためにはいいのかもしれません。
しかし、「ネタをボツにする」ことは「自分の考えを捨てること」とも考えられます。
それはしかし、「自分の考えを記録に残すこと」「アウトプットすること」を目的としていた当初の僕の目的とはズレてきてしまったと言えるでしょう。
普段とは違う書き方を模索してみよう
そうだとしても書きにくいネタであるのは間違いない。
解決策として思いついたのは下の2つです。
1 時間を置く
純粋にそのネタを放っておくことです。
今書きにくいと思っているネタでも、いつかもっと考えが深まる瞬間があるかもしれません。その時に書けるように、完全に消すことはせずに、メモとして残しておきましょう。
2 書き方を変えてみる
書き方を変えてみるのはいい方法かもしれません。口調や文体、論理構造をすべて変えてみるのです。
どんな文章を書こうとも、「自分の意図したとおりに書けること」。これが「文章を書くのが上手い」ということなのではと僕は考えています。
なので、「ポエム」としてそれを書くなら、もう最終的にはポエムみたいな、ただの自分の気持ちの羅列であっても、いいのではないでしょうか。
その題材に最もあった表現の仕方を探してみるのもまた記事の楽しみ方の一つになりそうです。
notionAIがヒントになるのかもしれない
そしてこういうときの助けになるのがAIなのかもしれません。
切り口や目次を作成してもらうことで、自分の中でまだ考えてなかったことや、思っていたけど言語化されていなかったことが見つかる可能性があるからです。
行き詰ったときにとりあえず相談してみる相手として、AIと付き合っていく時代が始まりそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
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