本日の読書1
伊藤邦武 他2名『世界哲学史--古代I 知恵から愛知へ』(ちくま新書)
わたしが糸やら絵の具やらを使って表現したいものは
ずっと昔から誰しも考えているはずのことで、
即、宗教に繋がりそうではあるが
宗教以外に拠って言葉で表現できることはないかと悶々としていた時に
ぼんやりテレビを見ていたら“哲学者”というテロップが現れて
“これかな?”と思っていきなり読み始めたのが、
プラトン 藤沢令夫訳『メノン』(岩波文庫)
何故もっと易しい入門書にあたらなかったのか。
プラトンがどの時代のどこの人で、
どんな生活でどんな歳のときにこの本を著したのか。
全ッ然知らずにいきなり読み始めた。
そして当然ながら挫折した。
もう、白髪のおじいさんが美少年を枕元に
ピロウトークしているイメージしか湧いてこない。
2000年を経て東の端の平たい顔した人間にこんなことを想像されているとは
如何なプラトン先生と雖も想像だにしていないに違いない。
(全く威張れない。頑張ってとにかく読みます)
そもそもではあるが、
私は学生時代に哲学の通年4単位を取りこぼしている。
テーマは死生観(たぶん「死とはなにか」みたいな副題だった)で
わたしは絶対に全出席して毎回きちんと小応答文を書いて、
期末には高濃度の大応答文を書くべきであったとは思うんですが!
何を思ったか3回で投げ出したという…。
時間割りの妙というかなんというか。はあ。
というわけで、ウン十年後の今、
あらためて学びをやっておるところです。
しかし圧倒的知識不足!ウワー!!!!
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