伊藤邦武 他2名『世界哲学史--古代I 知恵から愛知へ』(ちくま新書) わたしが糸やら絵の具やらを使って表現したいものは ずっと昔から誰しも考えているはずのことで、 即、宗教に繋がりそうではあるが 宗教以外に拠って言葉で表現できることはないかと悶々としていた時に ぼんやりテレビを見ていたら“哲学者”というテロップが現れて “これかな?”と思っていきなり読み始めたのが、 プラトン 藤沢令夫訳『メノン』(岩波文庫) 何故もっと易しい入門書にあたらなかったのか。 プラトンがど