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【5分で読める】2023.9.15.9月FOMCでの金利は据え置き見込みだが、それは「タカ派な据え置き」となるか。

ども、OGです('ω')ノ

今回はFOMCについて書いていきたいと思います。

少し落ち着きをみせてきた米指標と思いきや、先日のCPI、小売り、PPI、失業関連指標にて強い数字を示しました。米経済の底堅さを示す結果になりましたね。

【2023.9.15.為替市場レポート】米指標は小売り、PPI生産者物価指数、失業関連で強い数値示す。米ドルの動向は? (ogcycle.com)

ただインフレも経済も強いながら雇用の鈍化などで下降へ向かっているとは思います。今回のFOMCにおける政策金利についてもおそらく据え置きですが、欧州のようなハトな感じではなく、タカ派な据え置きになるだろうと、bloombergは伝えています。(記事内ではECBのことはハト派な利上げと記しています)

FOMC、「タカ派的な据え置き」へ-利上げ完了示唆は控える見通し - Bloomberg

これらは米経済の強さが根拠にあるものと思いますが、果たして本当に経済の底打ちをしたのでしょうか。

雇用は鈍化を続けており、「求人は絞っている状況になってきたが、解雇にも至っていない」状況です。ISM製造業もまだ50を割っています。インフレもまだ高く、今後経済にとって金利が重く押し掛かってくると思います。個人消費がまだとても高いのは雇用が良いからですが。少しずつ鈍化している状況をみると一転することも考えられます。クレジットカードの消費も現在は好調ですが、高金利のまま、バブルのような時間が続くとは思えません。

このように強い経済への回復として、根拠がまだ足りないのではないかと思っています。

確かに現状はbloombergが書いているように、市場は最低でももう一度利上げをするという織り込みで動いていますが、それは経済回復を意味するものなのかをしっかり見極めたいと思っています。

為替はボラティリティが小さくなってきています。どこかで大きく動いてもおかしくない。迷っているのか、パワーをためているのか。
方向性的にはまだまだドル買いに傾いていると思いますが、これが反転する兆しがあるのかどうか。
金利の引き上げは最終カーブ。各国着地点を見極めている状況。
ファンダメンタルズ目線で見てもとても面白い局面だなと思ってみています(*'ω'*)

では!

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