【5/15】検索履歴日記 「ロドニー・キング事件」他
疑問だらけの日常生活。前々から検索頻度が高いなぁと感じていました。気になったことはすぐ検索して、すぐ忘れる。また同じことを検索する、の繰り返し。おかげさまで思考力は低下。
話は逸れますが作家森見登美彦さんの「ペンギンハイウェイ」にたいへん愛嬌を感じる一文があります。
”他人に負けるのは恥ずかしいことではないが、昨日の自分に負けるのは恥ずかしいことだ。一日一日、ぼくは世界について学んで、昨日の自分よりも偉くなる。たとえばぼくが大人になるまでは、まだ長い時間がかかる。計算してみたら、ぼくが二十歳になるまで、三千と八百八十八日かかることがわかった。そうするとぼくは三千と八百八十八日分えらくなるわけだ。その日が来たとき、自分がどれだけえらくなっているか見当もつかない。えらくなりすぎてタイヘンである。”
えらくおませな小学四年生。この子、すごいノートを取るんですよ。確かに自ら学んでノートにまとめたことは理解が深い。わたしが趣味で更新しているマガジン「からだのおはなし」を連載する際、図書館通いが続いたし、アウトプットするためにノートを細かくとったので、記憶にまでしっかり残っています。
毎回検索して知ったことをノートに取るのも面倒なので、まずは日記として書き残そうかな、と軽い気持ちで始めてみることにしました。三千日も遠い未来は見えないので、来年の誕生日を一区切りに。三十路まであと三百十三日。少しは賢くなれたらいいな。
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2020年5月15日(金)
総検索履歴件数：28件
▼検索履歴ハイライト
◆「シャワー浴び方 熱湯」
旦那のシャワーの浴び方が気になって検索。必ずシャワーの最後に、50度まで温度を上げてさっと熱湯を浴びるんです。気になって聞いたときに「シメにあっついお湯浴びたいねん」と返されたけど、暑がりなので信じられず、頭皮にいいのかな〜とか勝手に想像したりして。でも禿げるタイプでもないし…と思って検索。結局分からず謎に包まれたまま。
◆「ブリトー レシピ」
夜中、ハイパーハードボイルドグルメリポートをみてて、出所飯に出てきたブリトーを食べたくなって検索。この番組はたまに無性に見たくなる中毒性があって。見るたびに思いっきり右ストレートパンチをくらった気分になります。左でもいいけど。ハイパーハードボイルドグルメリポートとクレイジージャーニーは本当に好きな番組。復活してほしい。結局覚醒して朝方まで眠れなかった。
▼上出遼平プロデューサーインタビュー記事
◆「西山宏太郎 梅原裕一郎 ラジオ」
覚醒してYouTubeをみてて、たまたまお二人のラジオがお勧めに出てきて内容が面白くて検索。声優内山昂輝さんのラジオ「内山昂輝の1クール！」で映画の話が面白くてよく聞いてるんですが、声優繋がりで出てきたのかな。お二人のラジオタイトルは「ひょろっと男子」でした。男子高校生的なノリが聞いてて楽しい。
◆「天使にラブソングを 背景」
金曜ロードショーでやってましたね。映画から歴史を調べることが多く、検索。人種問題のことを考えれば、黒人が白人に教える立場で登場して、ゴスペルを白人が歌ってて、昔の人が見るとびっくりするでしょうね。色々記事でてきたけど、この方のブログ記事が面白かった。
▼映画『天使にラブソングを～』の背景
https://ameblo.jp/ryouta-kame/entry-12397630443.html
1992年5月29日公開の映画なのですが、そのちょうど1ヶ月前にロス暴動のきっかけとなったロドニー・キング事件の判決が降りたそう。なんですかその事件。アメリカ近代史ほぼ知らない。
◆「ロドニー・キング事件」
1991年3月3日、スピード違反をした黒人タクシー運転手ロドニー・キングさんが白人警官約20人から不当な暴力を受け重症を負ったが、裁判の結果起訴された警官は全員無実に。（wiki情報によると彼は強盗罪で逮捕、収監された後の仮釈放中だったそうで、再監修が怖くて逃走したとのこと）その判決が引き金となり、黒人社会の怒りが噴出しロサンゼルス暴動へ発展したとのことでした。
この時代の人種問題を描いた作品「Do The Right Thing」Amazonプライムで見逃したの思い出して後悔…
人種問題といえば、Netflixのこの作品。めちゃくちゃ良くて一気見でした。セントラルパーク・ジョガー事件を元にした実話。これも作品を通して初知り。冤罪で無実の黒人少年が刑務所送りになりその後の人生までを描いています。
裁判といえば、最近公開されたNetflixのこの作品が気になってます。作家中村文則さんの「何もなも憂鬱な夜に」を少し前に読み返して、日本の死刑制度の判決の問題点について触れてて、まさにそこに触れてる作品で関心高まりました。お天気良くないし、1話だけ見てみようかな。
◆「キリスト教 偶像崇拝」
天使にラブソングをから話が逸れてしまいましたが、映画を見ていてふと気になって。教会の廊下にイエスキリストの銅像？みたいなものがありまして。あれ？ユダヤ教もキリスト教もイスラム教もそういえば偶像崇拝って禁止じゃなかったっけ？モーゼの十戒にあったような…と気になり検索。まずはなぜ偶像崇拝が禁止されているかという点について。色々読んで、すごく簡単に、こう解釈しました。
偶像は人間が作ったもので神ではなく、それを崇拝するのは人間による自己崇拝となるため
ユダヤ教、イスラム教では特に厳しく偶像崇拝を禁止しています。キリスト教では布教に際し、聖書の物語を絵画を通して伝えきた歴史がありますね。今ではキリストや聖母マリアや聖人の図像や立像は、崇拝の対象ではなく、シンボル、ないし物語絵として認められることになったそうです。(参考記事)プロテスタントとカトリックでは、などもう調べるほどに疑問が止まらないので一旦ここでストップ。はやく図書館に行きたい。
昨日の振り返りはここまで。遅めのお昼ご飯にしましょ。何作ろう。
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