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人事担当|独学実践中の栄養学マガジン「からだのおはなし」|不妊治療体験談マガジン「不妊治療のおはなし」|働いて食う飯の美味さたるや。

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人事担当|独学実践中の栄養学マガジン「からだのおはなし」|不妊治療体験談マガジン「不妊治療のおはなし」|働いて食う飯の美味さたるや。

マガジン

  • 不妊治療のおはなし

    夫(37)わたし(29) 2018.9 チョコレート卵巣嚢腫(両方)手術 2019.11 妊活開始 2020.11 精液検査1回目→精子無力症発覚     精液検査2回目→精子無力症ではない可能性? 2021年 人工授精 2021.5 自然妊娠 2022.2 第一子出産 2023.9 第二子不妊治療スタート 2024.2 黄体機能不全の疑い このマガジンは不妊治療について知識を深めることや、改善のための取り組みと結果について記録したものです。 そしてもうひとつの大切な目的は、自分の気持ちの納めどころ見つけるため。不妊に直面し、気持ちが激しく揺さぶられることが増えました。自分の気持ちをどう納得させるのか。 定量的なデータ蓄積と定性的なメンタル面の2方向からマガジンを更新していきたいと思います。

  • からだのおはなし。

    自律神経失調症が原因の慢性胃腸炎やPMS。藤川徳美先生の栄養療法と出会い、ゆるやかに、でも確かに健康を取り戻しつつあります。「体の中で何が起こっているんだろう」。気になって調べた分子生物学や栄養学についての記事をまとめています。

  • 検索履歴日記

    疑問にあふれる日常生活。検索履歴から1日をゆるく振り返り。三十路を迎えるころには少しは賢くなれたらなぁ。

最近の記事

  • 固定された記事

【基礎編】からだのおはなし。 #1

 自律神経失調症が原因の慢性胃腸炎やPMS。西洋系の病院ではどこに行っても何をしても治りませんでした。一生このままかな、と諦めかけていたときに、藤川徳美先生の栄養療法に出会い、ゆっくりと、たしかに回復。どうしてこんなに良くなるのかな、と興味が湧き、三石巌先生や藤川徳美先生のHPや栄養学の本をもとに学び、マガジンを連載しています。といっても、分子栄養学なんて触れたこともなかったので、高校生物学から独学で学んでいます。第1話は私たちのからだの仕組みについての基礎的なおはなし。知れ

    • 【不妊治療体験談#12】第二子不妊治療、黄体機能不全の疑い。なにごとも基礎が大事、というおはなし。

      基礎体温が上がらない「今回は最初から排卵誘発剤を使って、排卵前にエコーで卵の大きさ見ながらタイミングを取ればそのうちできるだろう。」と、安易に考えていたのが昨年9月。早、9ヶ月が過ぎている。第一子は、排卵前に卵の大きさ見ながら主治医の指示に従ってタイミングを取り、人工授精を繰り返していたけれど、自然に妊娠。結局、さいごは基礎体温も排卵検査薬も使わないようになっていた。 これが、異変に気づく遅れにつながった原因。「なにごとも基礎は大事」というのが今日のテーマ。定量データがなけ

      • 【不妊治療体験談#11】男性不妊。精子運動率3%→45%→55%→65%に伸びたわけ。

        外を眺めると雨に白い雪がちらほら、すっかり寒くなりました。ちかごろは来週のこどもの1歳の誕生日に向けてコツコツ準備を進めています。2年前には想像もつかなかった未来。今日に至る奇跡を振り返りたいと思います。 精子運動率の変遷 今日のトピックは男性不妊について。精子の運動率や形状に問題があるなどさまざまですが、主人の場合は精子の運動率の数値があまりよくありませんでした。それでもこれまでわたしが実践してきた栄養療法を主人も実践することで最終的には65%まで上げることができました

        • 1年の空白。1児の母になりました。

          1年4ヶ月ぶりの更新。久々にnoteを開くと、更新が途絶えていたにもかかわらずちらほらとフォローくださる方の存在を知りました。ご覧いただき嬉しい限りです。ありがとうございます。 出口の見えない不妊治療に心が折れかけていた昨年5月。全くタイミングのあっていない2回目の人工授精の後、それとは別に自然妊娠で授かることができました。授かりものとよく言いますが、あまりの奇跡的な妊娠に本当にそのとおりだと実感したのでした。 生後7ヶ月の息子は代謝が良いのか標準の食事量にもかかわらず9

        • 固定された記事

        【基礎編】からだのおはなし。 #1

        • 【不妊治療体験談#12】第二子不妊治療、黄体機能不全の疑い。なにごとも基礎が大事、というおはなし。

        • 【不妊治療体験談#11】男性不妊。精子運動率3%→45%→55%→65%に伸びたわけ。

        • 1年の空白。1児の母になりました。

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        • 不妊治療のおはなし
          14本
        • からだのおはなし。
          33本
        • 検索履歴日記
          13本

        記事

          【不妊治療体験談#10】心のなかで中指を突き立てながら、涙で終えた2度目の人工授精。

          どんなにやさぐれてても夜は明け、1日が始まる。そんな毎日がつもりつもって、いつの間にか2度目の人工授精を終えていた。ほぼフルタイムで働くようになってからというもの卵胞が思うように育たず、排卵誘発剤をつかって人工授精にステップアップした4月。誘発剤さえ飲んでいれば、多少無茶をしても育つと思っていたのだけれど、そんなに甘くはなかったのでした。 今周期、クロミッドを5日間服用し、10日目の卵胞は右14mm。hcg注射を打って2日後に人工授精することに。仕事が重なり体調も良くなく、

          【不妊治療体験談#10】心のなかで中指を突き立てながら、涙で終えた2度目の人工授精。

          【不妊治療体験談#9】人工授精にステップアップ

          純粋に子どもがほしいという気持ちよりも、早く作らないと子どもが大学を卒業するころには旦那が還暦迎えてしまうとか、老後の資金も運用で準備しないととか、そんな現実的なことばっかり考えて早くできたほうがいい、なんて思っている。 3月はたしか東北で暮らす姪っ子の誕生月。いつ生まれたかさえ記憶になく、LINEの連絡すら抜けていた。 週末の温泉。ウォーターボトルと小説を持ち込んで、2時間のんびり過ごす。人が少ない時間帯。同じように空き時間を狙って子ども連れのお母さんがちらほら。すみっ

          【不妊治療体験談#9】人工授精にステップアップ

          【不妊治療体験談#8】ヒューナーテストと抗精子抗体検査

          12月の更新以来、気持ちが切れてしまって早数ヶ月。季節はすっかり春になっていた。片道2時間かけて心身ともにすり減らし、ちょっと休憩。 ヒューナーテストは去年12月18日に受けて、結果は精子の数はいるけど全滅。動いている精子は1匹もいなかった。排卵日が全く読めず、排卵前だったってゆうこともあると思うけれど、7時間後の検査でゼロ。心の中では「男性不妊確定やん」って思いつつ、調べられるものはやり切ろうと思って抗精子抗体検査もやってみた。結果は問題なし。うん、もう人工授精しかないな

          【不妊治療体験談#8】ヒューナーテストと抗精子抗体検査

          【不妊治療体験談#7】卵管造影検査(HSG)を受けてきました

          こんにちは、yukiです。昨夜メラトニンをいつもより多く飲んだせいか頭に靄(もや)がかかったまま1日が過ぎてしまいました。睡眠改善で飲み始めたメラトニンですが、その強い抗酸化作用から体外受精率がUPするというデータがあり処方されているクリニックもあります。(参照)  もともとメラトニンは卵胞液内に高濃度に存在していて、酸化ストレスから守ってくれているんですね。日本ではメラトニンに規制がかかっているので、いつもiHerbから購入しています。 *iHerb紹介コード「ANG7

          【不妊治療体験談#7】卵管造影検査(HSG)を受けてきました

          【不妊治療体験談#6】アルコールと凍つくこころ

          「あんたは飲みたいかもしらんけど、妊婦さんは眠いんよ」 22時30分、主人の会社の先輩宅。4組の夫妻が集まってのホームパーティー。時計をチラチラと気にしてタイミングを見計らう夫妻の様子に気づくことなくお酒をすすめようとする主人に、イラつきを抑えきれず鋭い視線とともに声をあげていた。 「今日は自制してビール6本までにする」という宣言もアルコールとともに流れ去ってしまったらしい。泥酔がスタンダードの彼にすると確かにセーブはしているけれど、すでに何本飲んだのかも数えられていない。

          【不妊治療体験談#6】アルコールと凍つくこころ

          【症状編】慢性乾燥肌とメガビタミン療法

          こんにちは、yukiです。最近友人からちょこちょこと乾燥肌の相談をいただくようになり、栄養面から改善策をまとめてみました。友人に参考にしていただきたくて突貫工事で作成した記事なので、乱文になっていますが同じく乾燥肌にお悩みの方のご参考になれば幸いです。 お悩みの症状<メインお悩み> ・年中乾燥肌(痒みはなし) <サブお悩み> ・肩こり ・2人目出産で髪がパサパサ *タンパク質が足りているかどうか確認ため髪・爪の状態をヒアリング 肌のしくみ美容のプロじゃないのでこのあたりは

          【症状編】慢性乾燥肌とメガビタミン療法

          【不妊治療体験談#5】見えない不安に体がクラッシュ。

          こんにちは、yukiです。不妊治療のためクリニックに通いはじめて約半月。 通うたびに分からないことが増え、調べる日々が続いていましたがここにきて体がクラッシュ。 嫌な疲れ方をしているなと思っていた矢先、先週土曜日にストレス性の胃腸炎にかかったのでした。胃をぎゅ〜っとにぎりしめられ、吐き気と戦いながらトイレにこもること30分。落ち着いたころにはすっかり体が冷え切り、異変に気付いた主人がやさしく体を温めてくれました。 背中をさすってもらいながら、全身の力が抜けてはじめて「あぁ

          【不妊治療体験談#5】見えない不安に体がクラッシュ。

          【不妊治療体験談#4】精液検査2回目 運動率3%→45% 検査は絶対不妊治療専門病院で

          こんにちは、yukiです。不妊治療の扉を開いて半月。すでに息切れ状態で体の疲れも抜けきれず日曜日を迎えました。Macも疲弊しているのかスト状態に。小一時間格闘してやっとnote再開です。本日は2回目の精液検査結果について。何がなんだかわからなくなりました。 精液検査結果比較 運動率15倍の謎1回目の検査は地元総合病院の産婦人科で、2回目は県内一の体外受精実績のある不妊治療専門病院で検査しました。 ▼1回目(2020/11/13)¥4,270 ▼2回目(2020/11/2

          【不妊治療体験談#4】精液検査2回目 運動率3%→45% 検査は絶対不妊治療専門病院で

          【不妊治療体験談#3】精子力改善取り組み事項まとめ

          こんにちはyukiです。今週金曜日はいよいよ不妊治療専門病院での精子再検査。わからないことが山ほどあり先生に聞きたいことを一つずつまとめている今日このごろです。本日は精子力向上につながる取り組みをまとめてみました。 ※2020/11/27不妊治療専門病院での精液再検査の結果、運動率15倍の変化があり精子無力症と断言できない状況になりました。詳しくは「【不妊治療体験談#4】精液検査2回目 運動率3%→45% 検査は不妊治療専門病院で」をご覧ください。 ▼前回の記事はこちら

          【不妊治療体験談#3】精子力改善取り組み事項まとめ

          【不妊治療体験談#2】精子のしくみと精子無力症の原因について、わかりやすくまとめてみた。

          つい先日、夫が精子無力症ということが判明しました。無知な世界に不安が押し寄せ、落ち着くためにもひとつずつ学んでいくことに。しくみを知れば、根拠を持って対処法に取り組める。ということで、本日は精子そのものについて調べてみることにしました。 ▼前回の記事はこちら ※2020/11/27不妊治療専門病院での精液再検査の結果、運動率15倍の変化があり精子無力症と断言できない状況になりました。詳しくは「【不妊治療体験談#4】精液検査2回目 運動率3%→45% 検査は不妊治療専門病院

          【不妊治療体験談#2】精子のしくみと精子無力症の原因について、わかりやすくまとめてみた。

          【不妊治療体験談#1】精子無力症と精索静脈瘤について(精液検査結果あり)

          からだが弱く、不妊治療という言葉はいつも頭の片隅にあった。しかしまさか私が原因ではなく、主人が原因で不妊治療という言葉に直面するとは思いもしなかった。精液検査の結果、精子無力症ということがわかったのだ。不意打ちの右ストレートに、焦点が、思考が定まらない。帰路の車中、突きつけられた現実にひとり、止めどなく涙が流れた。 ・・・ はじめにこのマガジンは男性不妊について知識を深めることや、改善のための取り組みと結果について記録したいと思いはじめました。男性不妊の体験談はやはり女性

          【不妊治療体験談#1】精子無力症と精索静脈瘤について(精液検査結果あり)

          肯定であふれた虚しい三十路の世界で。

          いつからだろうか。何を話しても、友人から肯定の言葉しか返ってこなくなったのは。かたちの定まりきっていない感情をやっとの思いで言葉にしても「それでいいんじゃない?」「わかる、そうだよね」という類の言葉しか聞こえない。そして自分はというと、相手の感情がわからないと感じることが増えた。ライフステージの違いからか、30歳はそんな年頃なのか。 学校という箱の中で感情を剥き出しにできた10代。新卒という枠組みで共感しあえた20代前半。ある程度大きな枠組みで仕切られていた世界から、以降は

          肯定であふれた虚しい三十路の世界で。