私の好きなモーニング娘。
9月2日放送の、日テレ「今夜くらべてみました」新旧モーニング娘。を愛しすぎる女たち特集に出演しています。
モーニング娘。およびハロー!プロジェクトといえば芸能界にも数知れずファンがいる中で、まさかのご指名をいただき…この時間帯のバラエティも初なのでドキドキでしたが、夢中でお話しました。
同じくゲストの犬山紙子さん、市川紗椰さんに加え、MCの指原莉乃さんもハロプロのファンということで、収録は白熱しまくりで、実は元々あった台本の半分くらいしか進まなかったんです笑(コロナ対策でスタジオ滞在時間に制限もあり)。
それだけ、ひとつひとつのテーマで盛り上がりました。
そして、なんと現役メンバーの牧野真莉愛さん、譜久村聖さんの登場に、つんく♂さんのVTRまで……。
本当の本当にサプライズだったのでびっくりして腰が抜けました。
明日放送ということで、その前に予習&出来なかった台本の部分も含めて、私の好きなモーニング娘。について書いていきます!
◉私とモーニング娘。
私は1996年生まれで、モーニング娘。ができたのが1997年。
物心ついた頃にはいわゆる「黄金期」を目の当たりにしていた世代です。
だから幼少期から私はモーニング娘。およびハロプロが大好きで、特に三人祭(石川梨華さん、加護亜依さん、松浦亜弥さんのユニット)の「チュッ!夏パ〜ティ」がめちゃくちゃ好きでよく真似していました。
(カバーですが、Berryz工房のオフィシャルチャンネルに動画があるのでリンク貼っときます。)
コンサートや舞台にもよく連れて行ってもらい、当時は石川梨華さんの大ファンで、キーホルダーやバッジを買ってもらっていました。
学校で使う文房具もモーニング娘。で、学童でもモーニング娘。の漫画を熟読していました。
そんな小さなオタクだった私ですが、本当の意味でモーニング娘。に救われていったのは20歳を超えた頃です。
今となっては心底後悔しているのですが、実は私は中高時代に一度モーニング娘。から離れた時期があり…。
だからいわゆる「プラチナ期」や「カラフル期」あたりはリアルタイムではしっかり見れていなかったんです。。
ここからが面白いところなのに!!!
それでもこの時期は道重さゆみさんがバラエティにたくさん出てモーニング娘。を引っ張ってくださっていたので、ちょくちょく番組を見たり曲を聴いたりして、ずっと気にかかってはいました。
実家に未練を残しながら長い旅に出ていた感じです。
それが20歳を超えた頃、本当に不思議なんですけどある日突然モーニング娘。が再び私の心にバチーーーーン!!!ときたんですよね。
なんだろうあの感覚。
恋もモーニング娘。も、タイミングですね。
以前の記事にも書きましたが、思い返せばその頃私は将来や仕事のことで色々思い悩んでいた時でした。
番組でも話しましたが、モーニング娘。って明るいイメージが強いけど、やっぱりどこか孤独や寂しさに寄り添う音楽なんだと思います。
コンサートに行っても本当に20〜30代女性の多さに驚く。
仕事にも人生の色々なことにも悩みもがく時期じゃないですか。
そういう時のモーニング娘。は本当に沁みる…。
加えて私は現役メンバーの譜久村聖さん(リーダー)、石田亜佑美さん(サブリーダー)と同い年なので(あゆみずき世代☺️)、同世代の子たちが頑張っている姿というのもすごく力になる。
そんなこんなで20歳を超えて再びモーニング娘。にどハマりした私は、失った過去を取り戻しつつ、現役メンバーを全力で追い、この地球の平和を本気で願っているのです。
◉今、気分な曲3選
モーニング娘。の曲って派生ユニットとかも含めたら本当にものすごい数あって掘っても掘っても出てくるんですよ。
その上現在進行形で広がり続けていて、それってもう宇宙と同じですよね。
昔の曲もどんどんテンポや振り付けがアップデートされていて、歴史を守りつつ刷新されていく感じが本当にかっこいい。
もうモーニング娘。は伝統芸能です。
そんな果てしない宇宙の中で好きな曲を決めるのは無理なので、たった今気分な曲を3つ選んで紹介します。
①SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜
もう、〜そよ風に寄り添って〜という謎の副題からして最高ですよね。
それと全員ストレートヘアで統一されたMVの皆さんの姿が美しすぎる。
つんく♂さん直々に伝授されたというパラパラのような独特な振り付けも、コンサートで真似できて大好きです。
ほしいならすべてをあげるけど
心まで奪えるもの?
冒頭の歌詞が特に好き。
奪えるもんなら奪ってみなってくらいの強さが、モーニング娘。の気概ですよね。
アゲたいときはこの曲で決まり。
②「サマーナイトタウン」
夏が終わる前に、改めてこの曲を聴いてほしい。
昔の名曲ですが、このLOVEマシーン以前の哀愁全開なモーニング娘。も大好きです。
ていうかやっぱり曲がめっちゃかっこいい。
すごい。
大キライ 大キライ 大キライ 大スキ
という歌詞が印象的ですが、実はモーニング娘。の最新アルバム「ベスト!モーニング娘。20th Anniversary」に収録されている曲「I surrender 愛されど愛」にもこんな歌詞があるんです。
大好き 大好き 超大嫌い
好きと嫌いは紙一重。
今も昔も変わらないモーニング娘。の矛盾を孕んだ乙女心にしみじみしてしまいますね。
こちらも合わせてどうぞ。
③KOKORO&KARADA
こちらはモーニング娘。’20の最新シングル。
タイトルも、始まりかたや終わり方も、メロディラインも、初めはすっごい不思議に感じるんだけど、聴けば聴くほどハマっていく…。
もうKOKORO止められない…。
つんく♂さん作詞・作曲のスルメ曲です。
幸せなのに
見ないフリしているかも
こういうことをさらっと諭してくださるのがつんく♂さんの愛ですよね。
思わずドキドキしちゃうMVも必見。
◉モーニング娘。のセリフが好き!
これは収録からはみ出した部分なのですが、私は女優業をしていることもあり、モーニング娘。の曲中に出てくるセリフが大好きです。
例えば定番は「シャボン玉」のセリフ。
本気で好きだって言ったじゃん!
どんな事だってするよ!
悪いとこがあったら教えて?
ねぇ?ねぇ?
なによ!
人が真剣に話してるのに
電源切ってよ。
私の気持ち知ってて口説いたんでしょ?
そうよね?好きなのよね?
そう ギュッとして!抱きしめてよ~!
最初の一言で一気に情景が浮かぶキャッチーさ、ジェットコースターのような感情の起伏、最高ですよね。
初代の石川梨華さんはもちろん好きですが、最近のライブでは13期の横山玲奈さんが迫真の演技を見せていて感動しました。
コロナの自粛期間明けにドラマの現場が再開するとき、久しぶりにセリフを喋るのが不安だったので、このシャボン玉のセリフ部分でリハビリしました。
スカッとするし気持ちが良いです。
それから、「Help me!!」の冒頭も好き!
私をこのまま一人ぼっちにしておくわけ?
あまりにも寂しい思いをさせ続けるのなら
私はどこか遠くに飛んで行ってしまうよ。
ねえ。いいの?
「しておくわけ?」という言い回しに、強がりでいじっぱりで不器用なこの歌詞の女の子の性格が全部詰まってる。
しかもこの喋り出しの部分を現リーダーの譜久村聖さんが言うところが良い。
完璧なキャスティング。
譜久村さんについては「なんかわからん悲しさを持ってる」とつんく♂さんがコメントされていますが、まさにその空気感がピッタリはまるセリフです。
◉やっぱり、ライブが醍醐味。
モーニング娘。の良いところは、いつだって音楽が中心にあるところ。
ライブパフォーマンスを見れば、彼女たちがどれだけ楽曲を大切にしているかということがひしひしと伝わってきます。
特に私がライブでいつも楽しみにしているのがメドレー。
ツアーごとに昔の曲から最近の曲まで色々繋いだメドレーが楽しめるのですが、とにかく歌って踊り続けてすごい。
ライブ冒頭いきなりメドレーで始まって、メンバー全員一瞬で汗だくになることも…。
それと、曲と曲の繋ぎがめちゃくちゃかっこいい!!
トラックのアレンジもダンスも、曲の間までぬかりないんです。
メドレーの音源だけ集めたアルバム出して欲しいくらい好き。
それから、近年「体力おばけ」のワードで話題の野外フェスでのパフォーマンスも見逃せません。
去年のROCK IN JAPAN FESTIVAL2019 GRASS STAGEでは、真夏の炎天下で50分間ほぼMCなし14曲の偉業を達成しました。
どういうこと…???
見てるうちにこっちが「もういいよ…すごすぎるよ……」っていう謎の感情になるレベル。
このパフォーマンスに向けて、スタジオの暖房を真夏日レベルに設定して特訓したとか。
スポ根漫画の世界です。
現在、この状況下でなかなか普段通りのコンサートは行えないのですが、Hello! Project 2020 Summer COVERS 〜The Ballad〜が行われています。
座席数を減らし、着席の状態で、声援なし、検温・消毒・マスク徹底の新しい形のコンサート。
楽曲もハロプロではないJ-POPのバラード曲をひとりひとりカバーする形になっています。
私も初日の1公演だけ取れたので行ったのですが、ファンもメンバーも普段より言葉は少ないけれど、ペンライトの光や歌声に精一杯思いを込めた、あたたかいライブでした。
私が見た公演では牧野真莉愛さんが岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」をカバーしていたのですが、これがめちゃくちゃ響いて泣いた…。
牧野さんのまっすぐな寄り添う気持ちが歌に乗っていて、これからも心で奏で続けたい宝物になりました。
他にも横山玲奈さんの「ひまわりの約束」は本当にひまわりみたいな横山さんにぴったりで元気が出たし、小田さくらさんの「もののけ姫」は圧巻で一瞬にして中野サンプラザがシシ神の森になったし、山﨑愛生さんの「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」は15歳等身大のパワーが詰まって輝いてた。
他の公演のメンバーも見たかったなぁ。
こういう状況下でも、音楽の力を信じてやまないモーニング娘。がやっぱり大好きです。
というわけで、明日放送の番組ではそんなモーニング娘。の楽曲やパフォーマンスの魅力が盛りだくさんなので、ぜひぜひチェックしてみてください。
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