採用面談は個人と個人の出会いの場である
ビズリーチでハードな面談トレーニングを行ったせいもあるかもしれないが、個人的には採用面談/面接は、個人と個人の出会いの場だと思っている(すまん、いやらしい意味ではない)。
「面接」として相手の力量を測る、みたいな話も大事なのだけど、あくまで個人と個人の出会いの場であって、人と人との関係として話がしたいし、そこでたまたま出会えて、たまたま仲良くなれることがあるのであれば、そんなに幸せなことはないと思う。
JYPerkさんじゃないけど、そこで採用するとかしないというのは、あくまで会社との関係上の問題だし、採用しないからといってその人が駄目だということもまったくない。
実際、僕自身、採用面談させてもらって、ご縁がなかったけどその後もお付き合いが続いている人は、余裕で2桁以上いるんじゃないかと思う。
また、今回僕は弟子募集させてもらったのだが、応募してきてくれた人の1人も、ビズリーチで僕が新卒採用の面接してた人だったりもした。今他の会社で頑張っていたが、これを見て応募してきてくれたそうだ。
もちろん、相手側が「そんなんいいから要件教えろや」ということもあるのだけど、それも含めてご縁だと思うし、とにかく、普段出会えない方と出会えること自体が素晴らしいことだと思うし、見極めだけしておしまいにするのはもったいないと思っている。
事業部長の方とかで面接大量にやってて「作業感」出てる方がたまにいらっしゃるのだけど、是非上記マインドでやっていただけると世の中の面接の幸福度が上がるのではないかと笑。はい、偉そうにすいません。忙しい中20時-22時で2本面接とかが体力削られて辛いのはすごくよくわかります!ので、たまに、ちょっとだけでもそんな視点で見ていただくのはいかがでしょうかね。
そして、例えば僕とCTOの池内との出会いも6年前の面談だった。面談からのご縁話の一例として、池内とのなれそめでもさらっと書いてみたい。
前提として、池内はこんな感じの人です(後編が出ていないが、僕は後編を諦めてない)。
出会い
池内と僕が出会ったのは、僕がリクルートでデータ分析をしていて、次のキャリアを考えているときだった。
当時の僕は、そのままデータ分析をもっと深く学んでいくか、もっと事業づくりのスキルをつけるのか、という2択の中で会社を探していて、前者の文脈で面談受けたのがALBERT社だった。そしてその中で当時社長の上村さんと一緒にいたのが同社で技術執行役員をしていた池内だった。
その時に池内となんの話をしたかあまり覚えてないのだが笑、すごくニコニコと話を聞いてくれて、話を受け止めてくれる人だなぁという印象だけ残っていた。facebookで繋がって「どうなるかわからないけどとりあえずよろしくおねがいします!」となった。
結局僕は「事業づくり」の方を選びビズリーチに入社したのだが、僕もデータ周りの仕事があったので、その後もたまに池内に相談していたりした。例えば、BIツール何にしようかと考えていたときに、Tableauを教えてくれたのは池内だった。Tableau japanが設立されたのは2012年11月らしいが、僕がTableauを教わったのが2014年5月くらいなのでかなり初期だったと思う。ベンチャーでTableau使ってる例も少なかったらしく、下記のようにわざわざ取材してくれた。
それ以外にも、「なぜそんなプロダクトを知っている?」というくらい、海外の最新プロダクトを毎回教えてくれて、正直この情報を流すだけで価値があるのではという気持ちにすらなった。
それぞれの道
会社としては別々だが、たまーにお互いの近況報告で飲みにもいった。それは、池内がALBERT上場後に独立した後だったり、僕が道に迷っている時だったり。まぁ大体僕はしゃべりすぎるので、8:2で僕しゃべってていつも終わったあとで反省したりしてたんだけど(んでまた次の時も同じことを繰り返すのだけど)、それでも池内が次にやりたいことや世界観を熱く語ってくれるのを聞くのは、自分で0→1のビジネスを作ったことのない人間としてはとても刺激的だった。
やがて僕もビズリーチを辞めて、まずは個人事業主っぽく動き出した時も、最初に相談したのは池内だった。
当時池内はブロックチェーンの事業を計画していて、渋谷にオフィスがあり、ディスカッションしにいったり、ブロックチェーンのハッカソン的なもののアイデア出しにお手伝いしにいってなんの役にも立たなかったりした。
そんなこんなで、お互いの道を、たまに協力し合いながら進んでいく感じだった。
合流
そんな折、池内が、自分の会社をたたむ決断をしたと聞かされた。
(再掲。僕は後編を諦めていない。)
このnoteにもあるように、かなりの葛藤を経て決断したとのことだった。
その報告を聞いて、迷わずに「一緒にやりたい」という話を伝えた。
多分、お互いの状況が一年違っていたら、違ったことになっていたと思うと、本当に運と縁とタイミングだなと思ったし、僕は池内と一緒に仕事ができることが本当に嬉しいと今も思っている♡
まとめ
というわけで、特にオチもない出会い話ではあるけど、たまたま気が合うタイプの人と、面談の場で出会い、その後つかずはなれずの関係だったが、タイミングがあって一緒になった。
別に、「出会いに利益があるよ」ということが言いたいわけではないのだけど、面談や面接での1つ1つの出会いは本当に素晴らしいものだと思うので、丁寧に人と人との交流をしていくと、心が満たされることも多いし、その後の人生においても素敵なつながりができると思いますよ、というお話でした。
僕自身これからも、面談させていただける方に対して、どんな方で、どんな人生を生きてこられたのか、純粋に好奇心を持って接していきたいと思っております。
最後に
そんな池内が、プロダクトメンバーを募集しています。「弟子」という表現をすると本人に怒られそうだから言わないけど(という言い方で言う笑)、彼と二人三脚で、プロダクトの開発を牽引してほしいです。
良いプロダクトだし、その後目指している世界も面白いと思いますし、何より池内と仕事ができることは、僕の全人格をもって面白いことだと言えますので、ご興味ある方は是非お声がけいただきたいです(下記に要件書いておきます!)
連絡先:info@hakali.jp,shin.ogawa@hakali.jp
(小川に直接ご連絡いただいても大丈夫です!)
## 職務内容
スマートフォンアプリ Awarefy のプロダクト開発全般に携わっていただきま す。入社後は、以下のいずれかロールで活躍していただきたいと考えています。
- Flutter でネイティブアプリを開発するアプリ開発エンジニア
- Flutter で UI を実装・改善する UI 開発エンジニア
- サーバーレスを中心とした、ネイティブアプリのバックエンドシステムを 開発する バックエンド開発エンジニア
※ 得意領域やキャリアプランに応じて担当範囲は柔軟に調整していきます。
詳細は連絡いただけたら個別にご回答します!!
連絡先:info@hakali.jp,shin.ogawa@hakali.jp
(小川に直接ご連絡いただいても大丈夫です!)
最後急に宣伝風になりましたが、みなさまにとって良き出会いとなれますよう、我々も頑張って生きておりますので、どういう形であれ、引き続き同時代をいい感じで生きていきましょう!
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