メタ認知とマインドフルネス

僕らは大きな宇宙の歴史の流れの中にいるのだけど、その流れを直接見たわけでもないし、特に日本に生きていると宗教的な観念を持ってないかのように教育されているので、気を抜くと「自分は自分の頭で、最も正しいことを考えているし、自分はニュートラルな立場である」と考えがち。

大概の場合「衝突」が起こらないとそのことについて無自覚的に生きてしまうから仕方ないのだけど。

でも、当たり前だけど、自分の持っている「正しい」や「普通こうだろう」の感覚は、この時代、この土地ならではのものでしかない。

このことに自覚的であるかどうか、「私はこういう観点でこうだと考えるけど、あなたの前提がそうならばそう考えることは理解する」と言えるかどうか、は議論するにあたってとても重要。

これらはいわゆる「メタ認知」なんだろなと思うのですが、実は心理学の世界でも、言われていることは「メタ思考を養おう、さすればマインドフルになれる」な部分もあったりするんですよね。

つまり、メタ認知できると生きやすくもなる。目の前の事象に囚われすぎず、大きな流れを感じることができるからね。

なので、坐禅もよいと思うのだけど、案外「歴史を学ぶ」とか「サピエンス全史を読む」とかで、今生きている視点より大きな視点を理解できてメタ認知力高まると、人と議論する時のみならず、生きやすさの観点でも価値高いと感じる今日このごろ。

マインドフルネスは「今この瞬間を感じる」がキーワードなんだけど、結構「宇宙の大きな歴史を感じる」もよくない?ということをマインドフルネス界に提案してみたい。

多分これは実はどちらも同じことを言っていて、「四次元的な感覚を持て」ということなんじゃないかなーとも思う。どうだろう。誰かに伝わることを祈ります笑

というわけで、今からは言語を忘れて多摩川40キロランに行ってきます。

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