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96.仲間とは

この「仲間」という言葉は子供の頃から幾度も考えることがありました。このことについて書きます。


依存

子供の頃の仲間というのは、主に依存が強かったと思います。つまり、力関係があって「その中でグループが作られていった」このような印象を受けています。

もちろん今は当時とは環境が異なると思います。そもそも、子供たちがグループで遊ぶことが昔よりは少なくなってきた印象を受けます。

私の場合は力関係への依存を拒んだので、一人になりがちでした。そして、学校でも友達と喧嘩して、職員室に呼ばれることもありました。まぁ、身体が小さい私は喧嘩しても勝てる見込みはなかったのですが、運動神経だけはそれなりだったので、それだけをよりどころに気を張っていた感じです。笑

その頃、「友達って何?」「仲間って何?」このようなことを、考えることが多くありました。しかし、まだ小学生の私にはその答えを出すことが出来ませんでした。


大人になって

大人になると、子供の頃とは違ってグループそのものが無くなりました。これは、各々が自立していくためです。

もちろん、友達同士の時間を楽しんでおられる方もいましたが、私は仕事が忙しいこともあり、そうした輪に入ることが少なかったです。でも、今思えばそれでよかったのかもしれません。

その時間が、多くの経験を積ませてくれました。若い方には知って欲しいのですが、20代は遊びたい気持ちもあるとは思いますが、是非仕事に集中してみてください。その時間が30歳以降に必ず、価値を生み出します。

20代は様々な環境の変化が訪れます。多くの出会いと別れもある貴重な時間です。友達とも遊びたいですよね。そうした期間ではありますが、この10年の行動によって、のちの人生全てに影響があることを考えると、この期間をどう生きるか、これがいかに重要であるか理解出来ると思います。


安定よりも不安定

LinkedIn の方々を見ていると、ますますそのように感じます。というのも、皆さん楽しそうに交流されていますよね。でも、それは今まで積み上げてこられたものがあるからこそです。もし若い時に遊ぶことに夢中になっていれば、今の自分があったでしょうか?皆さんいかがでしょうか。

と、分かった風な事を言ってますが、残念ながら私の場合は今もなお、同じように交流を楽しむ余裕もなく、日々バタバタしてます💦

でも、その大切さは理解しているので、可能な限り行動することにしています。

もちろん、自身のキャリアだけを考えて生きていけば、もっと自由に時間を作ることも、お金に苦労することも無かったと思います。でも、それは私が望む生き方ではありませんでした。

企業の代表として

「仲間 = 一緒に会社を作り上げてくれる人たち」

これを実現したいと思ったためです。今にも潰れそうだった会社を継いだのは、その意図がありました。しかも、社員にはキャリアビジョンを持ってるような人は恐らく居ないと思われました。

つまり仕組みや動機づけ、全てを構築しなければならない状況でした。

でも、それが自分にとっては人生をかけて臨むに相応しいミッションだと感じています。恐らく私の性質だと思うのですが、二つの選択肢があったとき、ほとんどの場合いばらの道を選択します。

その理由ですが「何が起こるか分からない」からです。

予測できる未来より、予測できない未来の方が、ワクワクするんですよね。なぜなら、予測できない未来に身を置いたとき、全力で向き合う必要がありますので、自身が成長できると感じるためです。

自分の全てをかけて臨めること、そこに自分なりの価値を感じるのですよね。そのため、私の行動は理解されないことが多いです。これは、昔からそうでした。

「なんでそんな事するん、アホちゃう」

この言葉を何度も聞きました。でも、みんなと同じことをしていても、それに依存しているように感じて、どうしても馴染めないんです。

LinkedIn の投稿も同じで、ブログメインでされている方は殆どおられないと思います。それは、ブログは長文になるため、直接的な学びがあるものや、認知されている方以外は読まれない傾向が強いためです。

直接的学びというのは、例えば

「1年で集客を10倍にする方法」

「業務効率を改善する方法」

「下請けからの脱却方法」

記事の内容はさておき、このようなタイトルにすると恐らく食いつきは良くなるはずです。SNSのことはあまり理解していない私ですが、人の心理を基準に考えていくと、おのずとそうした答えに行きつくのではと感じます。

でも、このような記事ってきっと誰か書いているんですよね。タイトルはともかく内容で類似しているものはあるはずです。

そう考えると、そこに価値を感じなくて、結果「人生の記録」という、誰得なブログになりました。笑

まぁ、記録自体が始めた理由の一つですし、記事の内容は全て自身の経験からなので、それを共有出来ればよいと感じています。


まとめ

ずっと、仲間とは依存関係と思っていたのですが、 LinkedIn の活動を通して見えてきた所があります。それは

「各々が責任を果たす覚悟を持った者の集まり」

これが、ホントの仲間であることを理解しました。自立した者同士が交流を深めている点が、他とは異なると感じました。

恐らく、実名で活動している事も関係しているでしょうね、行動や発言に責任が伴いますからね。

それと同時に、今の会社に足りない点についてもより鮮明になりました。今後はホントの仲間と呼べる人達と共に仕事が出来ると嬉しいので、そうした方向へ舵を切りたいと思います。

とはいえ、内向的・外交的という観点で、それを判断するのではなくその人自身がもつ想いや動機にフォーカスしていきたいです。そして、社員全員が同じベクトルで動けると理想的です。

このように考えると、まだまだ指導者としては学ぶべきことが多いと感じました。残りの人生で出来ることに向き合っていきたいと思います。

お気持ち感謝に尽きません🙇‍♂️