読書『2030年』:どんな世界がやってくるか?
最近読んで面白かった本。
『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』
2030年にできること
この本にはテクノロジーを組み合わせた技術革新が様々な分野で起こると書かれている。
SFみたいでとてもおもしろい。
たとえば車は空を飛び、猛スピードの自動運転で目的地まで送り届けてくれる。
服が欲しければ、AIが自分の好みに最も合う洋服を提案してくれる。サイズもセンサーで採寸済み。レジを通さず暗号通貨で自動決済。
医療現場では3Dプリンターが臓器や人工関節を作り出す。幹細胞技術で人間の寿命は大きく伸びる。だけでなく若さも保てるようになる。
培養肉でステーキを作り出せるので、飼料や水、CO2の問題が減らせる。今は高価な牛肉も値段が下がる。
エンターテイメントにAR、学校教育にVRが活用される。
実現するかどうかは別問題
携帯を思えば分かりやすいように、これらの技術は当初に比べ小さく安価になっていくことで広く浸透していく。
今ある社会問題(水問題や環境、雇用の問題など)もテクノロジーで解決できるとの主張だった。楽観的すぎ?
新しいものに対するアレルギーみたいなものもあるだろうし、技術的にはできても本当に使われるかどうかはまた別な気もする。
特に食べ物や医療現場では本能的に「嫌だ」と感じる人も多いんじゃないだろうか。
とはいえ十数年前ガラケーだったのに今はこんなにスマホやウェアラブル端末が一般的なことを考えれば、今思い浮かべることすらできないような変化がこの先あるのは絶対だと思う。
その世界を娘は、私はどう生きていくんだろう。楽しみなような怖いような。
昨日の夜ごはん
白身魚の南蛮漬け
キャベツの担々スープ
かぼちゃスープ
南蛮漬けは以前大量に漬けたミョウガの甘酢で作ってみた。 分量がわからずぼんやりした味になった。ミョウガの風味は特に感じないのでよかった。
キャベツの坦々スープは まいのおやつ さんのインスタのレシピ。 麺の代わりに細切りキャベツをどっさり入れる。キャベツとひき肉があれば必ず作るぐらいお気に入り。あまり辛くしなくても濃厚で美味しい。
娘は固形の野菜をほぼ食べない。お盆で外食続きの中、少しでも口に入れて欲しくてカボチャと人参と玉ねぎでポタージュを作ってあった。 でも熱を出してしまったのでそれすら食べない。
悪くなっちゃうなあ…と思ってたら、昨日義実家で同じものを頂いた。 スープかぶりだけど前作った方は大人が食べた。
人工の食料が一般的になれば、「栄養のために野菜を食べないといけない」という概念も変わっていくのかもしれない。3Dプリンターの料理や培養でイチから作るお肉なら、ビタミンミネラルも自在に入れられそう。
野菜を食べるのも単に好みの問題になるのかな?
食事の概念も変わるだろう。忙しければパスできる方法も次々出てくると思う。
ただ、みんなで食べる食事が楽しいというイメージが、なんとなくでも娘に残ると嬉しいのだけど。
昨日は3人それぞれ別の時間のご飯になったけど、可能な限りは一緒に食べたい。
…結局、娘が食べるの遅くて待ってられない。
今日もごちそうさま。ありがとう。
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