小川貢一(Ogawa Koichi)

(株)TBSグロウディア 社長室ビジネス戦略部 映像含めたエンタテインメントの未来はど…

小川貢一(Ogawa Koichi)

(株)TBSグロウディア 社長室ビジネス戦略部 映像含めたエンタテインメントの未来はどうなるのか?年齢を重ねつつも、どうやって自分をアップデートしていくのか? 思考と実行の繰り返しの日々です!月数冊ですがビジネス書を読んでますので、その感想文を書いていきます。

最近の記事

書籍【Product-Led Growth~プロダクト・レッド・グロース】読了

https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B09GFGBWPD ◎タイトル:PLG プロダクト・レッド・グロース 「セールスがプロダクトを売る時代」から「プロダクトでプロダクトを売る時代」へ ◎著者:ウェス・ブッシュ、八木映子(訳) ◎出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 書いてあることは「当たり前じゃないか」と思って読んでいたが、よく考えてみるとこれは意外と奥が深い。 フリーミアムにしても、フリーモデルにしても、

    • 書籍【暇と退屈の倫理学】読了

      https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B09MT5GQC4 ◎タイトル:暇と退屈の倫理学 ◎著者:國分功一郎 ◎出版社:新潮文庫 さすが深い!哲学にはほとんど触れてこなかったが、「考える」ことがどういうことかを改めて気付かされた。 逆説的ではあるが「思考停止している人」は、自分が思考停止していることに気が付くことが出来ない。 これは当然であるが、「自分は物事をきちんと考えているだろうか?それとも考えていないだろうか

      • 書籍【愛国心 日本、台湾-我がふたつの祖国への直言】読了

        https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4847061683 ◎タイトル:愛国心 日本、台湾ー我がふたつの祖国への直言 ◎著者:金美齢 ◎出版社:ワニブックスPLUS新書 「君の国の日本というのは、どんな国なんだい?」外国人から日本の説明を求められたら、どう答えるだろうか。 日本で暮らしている限り、この質問をされることはほとんどないだろう。 しかし、日本を一歩出て海外で暮らすことがあれば、その時にこそ日本を客観的に眺

        • 書籍【天才IT大臣オードリー・タンが初めて明かす 問題解決の4ステップと15キーワード】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B09MQDL4XF ◎タイトル:天才IT大臣オードリー・タンが初めて明かす 問題解決の4ステップと15キーワード ◎著者:オードリー・タン、黄亜琪、牧髙光里(訳) ◎出版社:文響社 氏の一言一言が、その奥深さを感じさせる。これからの時代に必要な能力とは、こういうことなのかと思う。 氏が大臣就任にあたって、いくつか条件を出したのだという。 そのうちの1つが「出席する会議のすべて

        書籍【Product-Led Growth~プロダクト・レッド・グロース】読了

          書籍【デジタル増価革命】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B09YTX2WZ6 ◎タイトル:デジタル増価革命 ◎著者:此本臣吾、森 健 ◎出版社:東洋経済 今までのデジタル化はソフトウェア部分での価値創造だった。これがついにアナログ部分と繋がって価値を生む。 これらがどれだけ大きな価値を生み出していくのかは、想像すらできない。 しかし、とんでもなくすごいことが起きそうな気がするのだ。 日本でGAFAMのような企業を生み出せなかったのは

          書籍【デジタル増価革命】読了

          書籍【台湾に何が起きているのか】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4569852866 ◎タイトル:台湾に何が起きているのか ◎著者:福島香織 ◎出版社:PHP新書 距離的に近い台湾の事情を理解していなかったし、歴史についてほとんど知らなかったのが恥ずかしいと思う。 本当に勉強不足を感じてしまう。 50代の今になり、読書によって初めて知るという体たらく。 これは台湾に限らず、日本を取り囲む、中国・韓国・ロシア・北朝鮮についても、正しく理解して

          書籍【台湾に何が起きているのか】読了

          書籍【プログラミングとロジカルシンキングが一気にわかる本~アルゴリズムで論理の流れが見えてくる】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4798162930 ◎タイトル:プログラミングとロジカルシンキングが一気にわかる本 アルゴリズムで論理の流れが見えてくる ◎著者:木田知廣 ◎出版社:翔泳社 最近改めて感じるのだが、仕事については自己流では絶対駄目で、基礎から学び直さないといけないということ。 そういう意味では研修は大事で、社内でも数々の研修を行っているのだが、身に付いているのだろうか。 結局、研修の場だけで

          書籍【プログラミングとロジカルシンキングが一気にわかる本~アルゴリズムで論理の流れが見えてくる】読了

          書籍【デジタル・エイプ~テクノロジーは人間をこう変えていく】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B07HY67X35 ◎タイトル:デジタル・エイプ~テクノロジーは人間をこう変えていく ◎著者:ナイジェル・シャドボルト、ロジャー・ハンプソン、神月謙一(訳) ◎出版社:クロスメディア・パブリッシング よくよく考えてみると、我々が暮らす文明社会と、野生生物が暮らす世界とは、どちらがより複雑なのだろう? VUCAの時代と言われて久しいが、この内の「C」が「Complexity」の

          書籍【デジタル・エイプ~テクノロジーは人間をこう変えていく】読了

          書籍【情弱すら騙せなくなったメディアの沈没】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B09KL775BD ◎タイトル:情弱すら騙せなくなったメディアの沈没 ◎著者:渡邉哲也 ◎出版社:徳間書店 民放地上波テレビ局のメインとなる収益構造は、今でもCMという時間枠を販売し広告収入を得るというものだ。 そのビジネスモデルが瓦解しようとしているというのが、本書の主旨である。 日本の広告費推移などで検索すれば、分かりやすいグラフがすぐに出てくるが、インターネットの広告費

          書籍【情弱すら騙せなくなったメディアの沈没】読了

          書籍【アメリカの大学生が学んでいる 本物の教養】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4815617694 ◎タイトル:アメリカの大学生が学んでいる本物の教養 ◎著者:斉藤 淳 ◎出版社:SB新書 50歳を超えた今だから思うことは「もっと勉強していけばよかった」だ。勉強とは最高のエンタメだと思う。 学生時代は全く勉強しなかったので、成績も正直良くなかった。 中学校くらいまでは何とか付いていけたのだが、高校ではついていけず、むしろ勉強に嫌気がさしていたくらいだ。

          書籍【アメリカの大学生が学んでいる 本物の教養】読了

          書籍【Makuake式 「売れる」の新法則】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4532324017 ◎タイトル:Makuake式 「売れる」の新法則 ◎著者:坊垣佳奈 ◎出版社:日本経済新聞出版 「売れる」の法則が大変化している。今までの成功法則は成り立たない。新しい売り方に対応が必要なのだ。 それをどれだけ意識できるかが、これから未来のビジネスをしていく上で、特に重要なのではないだろうか。 昔ながらの対面販売は、確かに商売の基本である。 それは間違いな

          書籍【Makuake式 「売れる」の新法則】読了

          書籍【サステナブル資本主義~5%の「考える消費」が社会を変える】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4396617658 ◎タイトル:サステナブル資本主義 5%の「考える消費」が社会を変える ◎著者:村上誠典 ◎出版社:祥伝社 「サステナブル資本主義」という言葉を初めて聞いたが、非常に共感できる。現状のシステムはすでに限界だ。 現代の資本主義は、一部の大金持ちを生み出す一方で、大多数の貧困層を生み出してしまうという、構造上の課題がつきまとっている。 金持ちは益々金持ちになって

          書籍【サステナブル資本主義~5%の「考える消費」が社会を変える】読了

          書籍【グレート・リセット~ダボス会議で語られるアフターコロナの世界~】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B08HYDLKTW ◎タイトル:グレート・リセット~ダボス会議で語られるアフターコロナの世界~ ◎著者:クラウス・シュワブ、ティエリ・マルレ、藤田正美(訳) ◎出版社:日経ナショナル ジオグラフィック 世界は大きく変化している。そのことを理解することが大切だと説くが、認識することは相当難しいと感じる。 順応性が高いというポジティブな側面もあると思うが、実は人々は案外疎いという

          書籍【グレート・リセット~ダボス会議で語られるアフターコロナの世界~】読了

          書籍【Slackが見つけた 未来の働き方】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4798177431 ◎タイトル:Slackが見つけた 未来の働き方 ◎著者:ブライアン・エリオット、シーラ・スブラマニアン、ヘレン・カップ、山本真麻(訳) ◎出版社:翔泳社 コロナ禍からすでに4年以上が経過し、本書に記載されていることは、当社では概ね達成できている気がする。 当然世界的IT企業には及びもしないし、できていないことも多数あるが、企業文化の違いという側面もあるため

          書籍【Slackが見つけた 未来の働き方】読了

          書籍【プログラマーは世界をどう見ているのか】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B0B34KF896 ◎タイトル:プログラマーは世界をどう見ているのか ◎著者:西村博之 ◎出版社:SB新書 意外だが思考的には自分自身でいつも意識していることだった。「最小単位に分解して並べる」はすごく大事。 会社で働いていても、その事象を印象だけで語られるケースが多かったりする。 細かく分解したり、分析したり、数値で見ることを、私は常に意識しているつもりだが、そういう癖がつ

          書籍【プログラマーは世界をどう見ているのか】読了

          書籍【クリティカル・ビジネス・パラダイム】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B0CZCYF62N ◎タイトル:クリティカル・ビジネス・パラダイム:社会運動とビジネスの交わるところ ◎著者:山口周 ◎出版社:プレジデント社 独立研究家である山口周氏の著作は数冊読んでいるが、それぞれの書で思考が確実に進化しているのが面白い。 当然時代が変化しているのだから、各年代を追うごとに、考え方が変化しているのは納得だ。 考え方が変化していく度に「なるほどな」と感じる

          書籍【クリティカル・ビジネス・パラダイム】読了