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仙台雪牡蠣旅 | 仙台旅行

2月に1人で弾丸で行った仙台の思い出をまとめる。

転職活動が終わり、勤務開始まで残り1週間ほどという時期で、どこかに旅行に行きたいと思い弾丸で仙台に行ってきた。

行き先は奈良と仙台で悩み、どちらも雨予報だったが、仙台なら雪になるかもしれないと思い、雨よりは雪と思って仙台に決めた。


Day1 | 仙台・松島


東京駅から新幹線に乗って仙台へ。

昼前に仙台駅に着き、腹が減った。
(年末の「孤独のグルメ」一挙放送を見たせいで、書き方がそれっぽくなってしまう)

なぜか東北新幹線は撮りたくなる

駅に着く前、車窓から少しだけ雪が降っているのが見えた。

奈良を選ばずにこっちに来て良かった。
これなら雨を気にせずに観光ができる。

駅を出たら

雨と雪なら雪の方が良いとは言ったが、これは降り過ぎだ。

持ってきていた折り畳み傘では心許なかったので、大きめのビニール傘を購入してから駅前の牛タン屋を目指す。

味の牛たん喜助 南町通店

仙台に着いたら牛タン、そう決めていた。
特別に好きなわけではないのだが、食べずに帰るわけにもいかない。

塩味が効いていておいしい。それに食感が良い。
記事を書きながら、また食べたくなってきたぞ。

旅行記を書くときは写真を振り返るわけだが、だいたいおいしそうなご飯の写真を見ることになるので、深夜に記事を書くべきではない。

昼食を済ませたら電車に乗って松島へ。

雪景色が楽しみだ。

雪が強くなってきた

松島海岸駅に着く頃には大雪という感じで、防寒不足もあり手が凍える。

遊覧船は出ているそうなのでチケットを取り、出発までの時間は周囲を散策することにした。

伊達政宗だ

船の発着場と反対側に歩くと松島離宮が見え、その奥に行くと雄島がある。

足元に気をつけながら進むと赤い橋がある。
この時にはかなり雪が積もっていて、雪対策を怠ったせいで怖い思いをした。

素晴らしい雪景色

ずっと雪がほとんど降らない地域で生きてきたので、雪を見るだけで楽しくなってしまい写真を撮る手が止まらない。

雄島を1周したら、そろそろ船の時間なので発着場に向かう。

手、寒くないのかな

フェリーに乗り、中で2階席のチケットを買う。

船の内部は暖かいのだが、後方から出られるデッキはとんでもない寒さ。
雪と風がモロに当たるので長居はできないだろう。

海側から島々を見ることができる

寒すぎるのだが、写真を撮るにはデッキが1番良い。
結果、葛藤しながらほとんどデッキにいた。

シャッターボタンを押す指の感覚は無くなっており、風が当たって顔の表情も険しいまま固まってしまった。

仁王島
侵食によって地層がくっきりと見える

松島湾を1周し、60分ほどで港へ。

船からも見えた福浦橋を目指して歩くのだが、どうしようもない寒さでお腹が減り、体を温めるためにも何か食べることに。

慣れないおしゃれ撮り

Pensee(パンセ)松島店」でずんだメロンパンと牡蠣カレーパンを買った。

おやつにしては買いすぎなのだが、旅行バフと寒さバフで気にしない。

手が悴んで痛すぎる

冷めてしまうので急いで両方食べる。

ずんだメロンパンはずんだの入ったメロンパンで、牡蠣カレーパンは牡蠣の入ったカレーパンだ。

とにかくエネルギーを欲していたのであまり味わうことができなかったが、牡蠣カレーパンの方はとてもおいしかった記憶だ。

全長252mの朱塗り橋

橋を渡って福浦島へ。

この時には少し疲れていて、ぼーっと新雪を踏むことだけを考えて歩いていた。

島を一周して本土に戻り、電車の時間を確認して寄り道をしながら駅に戻る。

松華堂菓子店

見かけたお店でざらめ煎餅を買った。
1階の奥と2階がカフェになっており、プリンが人気らしい。

これはちょっと焼きすぎっぽい

続いて「阿部蒲鉾店 松島寺町店」へ。

店内の焼き台を使って自分で焼くスタイルかまぼこ。
手も足も限界まで冷えていたので、かまぼこと一緒に温まっていた。

なんとか体を温めながら電車に乗り、仙台で夕食を探す。

牡蠣

仙台駅周辺を探し、牡蠣が食べられそうな店に入った。
牡蠣は好きなのだが、生はそこまでで、焼き牡蠣やフライの方が好きだ。

おやつに食べたカレーパンとメロンパンが残っているのか、すぐにお腹いっぱいになってしまったが、とてもおいしいお店だった。

うみのおきて 広瀬通店

今回はカプセルホテル「駅前人工温泉 とぽす 仙台駅西口」に泊まった。
サウナが良かったのだが、外に出るとシャーベット状の雪が降っていて整うことは難しかった。

この分だと、明日にはもっと積もっているのだろうか。不安だ。


Day2 | 仙台・秋保


2日目の予定は寝る前に決めた。
雪が積もることを予想して、積もっても楽しめるような場所を探すと、仙台駅からバスが出ている「秋保」という温泉街が良さそうだった。

朝早く起きてバス停に向かう。
商店街を出るとき、唖然とした。

一気に真冬の景色に

夜の間にがっつり雪が降り、市内も10cm以上の積雪となった。

秋保があるのは山の方で、もっと積もっているだろう。
果たして生きて帰ってこられるのだろうか。

新雪踏み放題だ

仙台駅から30分ほどで着いた。

着いてからの予定はほとんど決まっていないが、とりあえず峡谷を歩いてみる。

道が見えず、足元が不安ながらも峡谷を抜けた。

朝は雪が綺麗なのだが、木に積もった雪の重みで、枝が道を塞いでいたりするから注意が必要だ。

そもそもなぜ朝早くに来ているのかというと「主婦の店 さいち」というスーパーのおはぎを食べるためだ。

どうやら、そこのおはぎはとても人気で、行列ができて売り切れる日もあるというのを見たので早めに来た。

普通のスーパー
納豆と黒胡麻を購入

食べてみた感じは、おいしいおはぎ。
ただ、個人的に納豆との組み合わせはそこまで得意ではなかった。

スーパーを後にし、温泉街の奥の方へ歩いていく。

暖かく出迎えられた

到着したのは「市太郎の湯」。
どうやら雪道を2km歩いてきたらしい。

温泉だけではなくレストラン、庭園まである最高の施設。
この日は平日だったのもあって、全て貸切状態だった。

暖か天ぷらそば

1度温泉に入り体を温め、昼食に天ぷらそばをいただく。
寒い日の、しかも山間部でのそばは最高。

昼食をいただいたら庭園を巡る。

降り積もった雪が水面に映る

庭園を眺めながらゆっくりと散歩。
とにかく、雪が積もるだけで何でも見れてしまう。

じっくり写真を撮っていると体が冷えてきたので、温泉に入りたくなってきた。

春の芽が出始めていた

再び温泉に入り、体を芯から温めた。

目の前のバス停から仙台駅に戻れるということで、時間までお食事処のストーブで暖を取らせてもらった。

夕方の新幹線で帰る予定だが、その前に少し仙台駅の周辺で食べ歩きがしたい。

バスで仙台駅に戻り、商店街に着いたら気になっていたものを食べる。

うす皮たい焼き 鯛きち 名掛丁本店」のたい焼き
阿部蒲鉾店」のひょうたん揚げ

たい焼きとひょうたん揚げを食べたらもうお腹いっぱい。
時間も迫っているので、駅で少しお土産を見て帰宅で良いだろう。

ギリギリで買ったずんだシェイク


直前に行き先を決め、細かい予定を決めずの旅だったが上手くいった。
仙台のスペックの高さもあるだろうが、1人で天気も時間も考えずに動けたのも要因だろう。

この記事を書いているのは、2025年になったばかりの頃だが、思い返せば2024年の1人旅はこれが最後になる。

身軽に、気軽に、行きたいところで食べたいものを食べる旅行がそろそろ必要かもしれないと思っている。

新幹線から、旅中初めての青空


↓ 前回の旅行記 ↓


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