ちゃんと地雷があるな
SNSをやめる直前、嫌な事が何個か重なった。そのうちのひとつ。
SNSで知り合って初めて会う女性に、ワンピースの推しだという「ヤマトくん」を紹介され、それを酷評したのだ。
よく知らないのに。
それで、途中で帰られて、翌日ブロックされていた。
オガワが悪かったな〜と思って、今も申し訳ないと思っているが、今更付き纏われても迷惑だろうから謝っていない。
謝罪って自己満足過ぎてよく分からないんだよな。
で、体調が悪くなる度にずっと考えていたのだが、やっと分かった。
相手もオタク仕草がキツくて気持ち悪かったのだ。
オガワはワンピースを途中までしか読んでおらず、そのキャラを知らなかったので、キャラについて詳しく聞いた。
まずは、紹介した時は「ヤマトくん」なのにおっぱいがついていること。
性別と性的指向の感覚を確認したくて、何度か質問したが、全て「ヤマト君はヤマトくんです!(ドヤ)」で返された。
オガワはワンピースは途中で読まなくなって、このキャラは知らないし、アニメは見ていない。
という大前提を全て無視して、初見には困る返しを延々と続けられたのである。
それなら、と思って、ヤマトくんの服装が江戸時代の放蕩息子と同じである事と絡めて、カイドウという父親の庇護下に入りながら、親の言うことを聞かない、その辺の反抗期のガキみたいだ、という評価をした。
うん。「それなら、と思って」
の後の火力が強過ぎて彼女は怒ってしまったのだと思う。
しかしオガワの周りの友人は、見たことないキャラのどこが好きとか、人となりや性別が分かっていなければ「分かっていない」と答える「思いやり」がある。
彼女には思いやりが無く、オタク的な村意識というか、「ワンピース知らんやつなど、話が分からなくてもほっといて良い」という感じが、彼女すら無意識のうちにオガワに届いてしまったのだろう。
オガワは実は、自分が蔑ろにされていると感じると攻撃性が著しく上がる。
それで相手を怒らせて、相手から縁切りさせる構造に持って行ってしまうのだ。
無意識でやっているので、大体最初は自分が悪いと感じる。
が、なぜそんな言動をしたのがよくよく整理していくと理由が見えてくる。
ヤマトくんの性別をまともに答えてもらえない時点で、その思いやりのないワンピース至上主義者にオガワは既にブチギレていたのである。
そもそも1度ドタキャンされて、やっと実現したオフ会だった。信用は元々あまり無かったと言っていい。
このいさかいにはいくつか認知の歪みがあって、一部を紹介すると、
1.ワンピースは彼女の思うほど共通言語ではない
2.彼女が思うより、相手の無知を笑うと顰蹙を買う
3.相手の推しをけなすのは、オガワが思うほど「軽いちょっかい」ではない
などがある。
お互い様なのだ。
そしてやはり"合わなかった"と言わざるを得ない。
今後は火力に気をつけて、わざと相手を怒らせて関係を切るやり方をやめたいと思う。
全くやり方が分からないので、誰かに教えてもらいたい。
やはり途中で「用事を思い出した」と言って帰って、一方的なブロックが効果的なのだろうか?