▼地方移住しやすくさせる
リモートワーク・オンライン学習があたりまえになれば労働環境という足かせがはずれます。
都市部はリスクがあり地方が安全という印象もあることから、
都市部を離れようとする人が出てきます。
変革する社会はもう戻らない
先に地方移住した人たちがそのリスクのコントロールがしやすいと環境が良くなったことがアナウンスされるとさらに地方移住者が増えていきます。
移動交通手段の変革
#自動運転導入 の現実化の流れも見えています。
これにより人々が密集から分散の流れをつくりながら協調して経済を回していく社会を構築できる流れをつくれます。
人々は密集することを避け開放と疎開という分散の流れをつくりながら協調して経済を回していくあたらしい社会への流れをつくります。
安宅マトリックスの開疎化
以下の #ウィークリー落合 の動画の16分30秒からはじまる安宅和人教授の話がいう「 #安宅マトリックス 」が興味深い話です。動画の4分頃でいわれているとおり #withコロナ という言葉は前田裕二さんとのセッションで生まれたようです。
サムネイルにある資本主義への挑戦というのは、慶応大学医学部の宮田裕章教授が14分くらいのところで主張されています。
ワールドエコノミックフォーラムが最近、ホワイトペーパーを出したとのこと。効率性を求めて都市に人を集め、高密度にしてという都市像をつくってきたら、そこが感染媒体になってしまったということです。社会モデルそのものに対する挑戦であるといっています。
安宅和人教授は、今回のウイルスのおかげで「密」から「疎」、「密閉」から「開疎」化にベクトルがはたらくようになっていくと説明しています。
安宅教授のブログにより詳細な内容が書かれています。
安宅和人教授がいうには
社会モデルの再構築段階こそが本当に大事で
Close(閉鎖)からOpen(解放)な世界に
Dense(密)な世界からSparse(疎)に向かっているとし、
「開放」と「疎」なのでこれを「 #開疎化 」と名付けて読んています。
この発想の転換により、ソーシャルディスタンスをとるのが基本となります。そのため、オフィス、ビル、シティなどのリノベーションのニーズが高まります。
Cityこそが人間の最大発明だった時に、開疎化せざるを得ない強いベクトルが働いてきてしまっています。まさに今は文明の転換点となっているわけです。産業革命以降の効率化経済優先社会からどう転換しなければならないのかが問われていると見ていいと思います。
我々が2000年かけて発明してきた都市化(人間の文明)をもう一回作り直すという衝撃的な事実を突きつけられています。
開疎化の世界って基本的には土地はいっぱい余っている。職住接近です。食べ物もおいしくて安く、あらゆる生活コストが都会ではありえないくらい安い。
土地の価値が逆転し、田舎の方が価値が高くなるかもしれません。
スマートシティをつくる前にウイルスが来てくれたので、スマートシティはつくらずに一足飛びで分散系にいったほうが投資コスト効果は高くなるかもしれません。
デジタルやネットワークテクノロジーで開疎化しても生産性は下がらりません。DXは加速することでしょう。
高密度ではないインフラをつくるというチャレンジをやり遂げた人に巨大な未来がやってくるのではないでしょうか。
安宅和人教授が都市化しかない未来は嫌だとして #風の谷的ビジョン というものを動画で主張していますが、それは以下の本に詳しく書かれています。
#安宅和人 教授は「シン・二ホン」の著者です。
サラタメさんのこの動画にて安宅さんのことやこの本のことがわかりやすく説明されています。
中田敦彦のYouTube大学でも扱われています。
意識改革・予算配分・地方再考のことが書かれており、中田敦彦さんの動画の17分頃からはじまる地方再考のところで #風の谷ビジョン として開疎化の考え方が示されています。
開疎化で変わる産業
人々は対面することをきらい集まることと人が流動することを避ける文化が始まりました。人々は距離をとり留まることを善しとする社会に変わっていこうとしているわけです。
飲食業は、従来の店舗集客型からデリバリー・持ち帰りの配達型になり、観光業は、観光客受入のレジャーホテル型から定住の保養ケアハウス型へ、エンタメ業は、イベント集客型からアクセス配信型へと変わっていくのが容易に想像できます。
あふれた人材を農業、水産業のような低次産業への回帰をさせることで、開疎化の後押しすることができるので農水省のすすめる就職支援事業はいいと思います。
ただパチンコ・レジャー業のような集結体感型のビジネスについては明るい未来が想像つきません。体感型施設を売りにしているテーマパークは、今後生き残るのが難しいのではないかと頭を悩まさせてしまいます。
リニアや飛行機からはエコノミークラスというのはなくなるでしょうから、移動ということ自体が贅沢なことになっていくのかなと思えてしまいます。
#2022年タワマン問題
これも忘れてはならない社会変革になります。
このことも後押しして2022年以降は分散社会がより加速すると見てよいでしょう。
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2020/4/25追記
・開疎化について追記
・中田敦彦さんの動画追加
・「感染リスクを減らすための4ヶ条」の画像追加
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2020/4/26追記
・安宅マトリクスの開疎化について追記
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2020/4/27追記
・就職支援事業を追記
・パチンコ
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2020/5/1追記
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2020/5/17追記
地方移住しやすくする流れが見えています。
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2020/5/18追記
開疎化のところに動画を追加
【特集】withコロナの時代「新型コロナが社会の “開疎化”を進める」〜安宅和人(ヤフーCSO)
32,308 回視聴•2020/05/12
#イケハヤ 先生は地方の都市に移住してからの方がよいといっています。
先生おすすめのツイートです。