脱炭素社会で地球温暖化は解決できるのか
全世界共通のテーマであり #パリ協定 では、先進国・途上国を合わせ190ヶ国以上の国々が参加するなど、国際的にも実現が目指されている脱炭素社会。
日本では2020年10月、菅義偉首相が所信表明演説において「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、『 #2050年カーボンニュートラル 』の実現を目指す」と宣言し注目を集めました。
脱炭素社会の取り組み
#脱炭素社会 とは、 #地球温暖 化の原因となる、 #温室効果ガス の実質的な #排出量ゼロ を実現する社会をいいます。
太陽からの赤外線は地表で跳ね返り宇宙に戻っていきます。その途中で二酸化炭素などの温室効果ガスや水蒸気が赤外線を吸収するから、二酸化炭素が増えるとより地球が熱くなるというのが、地球温暖化の原因になっていると考えられているためです。
温室効果ガスの排出量を抑制し、排出された二酸化炭素を除去・回収することで、温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにすることを目指しています。
気候変動問題は1980年代にはいってから国際的関心を集まり1988年に政府間パネルICPPが設立します。
以後、問題解決に向け国際協調の可能性を模索してきました。#京都議定書 や #パリ協定 で何が決まり、どこを目指しているのか、これまでの流れをつかむには以下の動画を見るとわかりやすいです。
2018年に放送されたNHKドキュメントでは世界における当時の取組について大きくとりあげられています。
脱炭素社会は利権のためと懐疑的な意見も
2019年9月23日にニューヨークの国連本部で開催された「 #気候行動サミット 」。16歳の環境活動家である #グレタ・トゥーンベリ さんが登壇しスピーチをしました。
大人たちの認識の甘さを非難し一刻も早い行動を迫りました。脱炭素化は #地球温暖化対策 の流れで加速していますが、懐疑的に捉えている方々もいます。
#トレトレチャンネル の動画では、テレビは何かしらの利益になるものしか放送しないとしています。なんで放送するかというと
利権が絡んでいるからとしています。
ただ注意すべきは
世界を変えたい利権者は本気だということ、といっています。
#アシタノワダイ の動画では
中央大学名誉教授深井氏が示したグラフをもとにし、
CO2濃度の変化は気温変化よりも遅れて起きていることから、気温がCO2濃度を変えているとしています。
脱炭素化は利権のためと結論づけています。
アシタノワダイの動画では、#クライメートゲート事件 にも触れています。
地球温暖化論者の信頼失墜をさせたクライメートゲート事件
#クライメイトゲート事件 は地球温暖化の研究に関連した電子メールと文書が公開されたことによって発生した一連の事件のことで、地球温暖化を人為だとするための国際的陰謀の証拠であるとして取り上げられ地球温暖化論者の信頼を失墜させました。
この事件の話題は、以下の動画でも登場します。地球温暖化が進んでいる説としてない説の話をしたうえで事件に触れています。
地球温暖化が進んでいるかのように思わせるために1961年から1981年の20年間の気温のデータが気温の下降を示しているので、それを改ざんしたことを示唆するかのメールのやりとりが存在した、要するに温暖化が進んでいるように数字を変えたんじゃないか、という証拠が出てしまったと紹介しています。
これについて「温度の下落」ではなく、1960年以降の年輪データの「信頼性の下落」だと弁明しているとされる記事もあります。非公式なメールのやりとりでもあるため決定的な改ざんがあったことにはなってはいません。
SDGsはエゴを売りにしたビジネス
トレトレチャンネルでは #SDGs についても #懐疑的 に見ています。
SDGsを先進国が社会貢献というエゴを売りにした支配層だけが金をもうけるビジネスと位置づけています。
この動画でもSDGsはビジネスとつながっていることを紹介しています。
利権が絡むかは明言してませんが、 #ノーベル化学賞 を受賞した #吉野彰 さんが会見で「環境問題は、絶好の金儲けのチャンス」と発言したことも興味深いです。
#旭化成 の名誉フェローである吉野彰さんは、 #リチウムイオン電池 の実用化で電子機器を大幅に小型化し、その普及に貢献しました。旭化成で功績をあげた吉野さんが、記者たちの前でこのように語るにはよほど主張したかったのでしょう。
電気自動車にはリチウムイオン電池が不可欠ですが、このリチウムイオン電池の製造には、さまざまな #レアメタル が大量に使用されます。その原料となる #リチウム はアンデス山脈沿いの地域に埋まっています。そして、アタカマ塩原のあるチリが最大の産出国。また、#コバルト もリチウムイオン電池には必要で、コバルトの約6割がアフリカの最貧国、コンゴ共和国で採掘されています。
リチウムやコバルトがどのように生産されているかを #テスラ はもちろん、#マイクロソフト や #アップルといった大企業のトップたちが知らないわけがありません。
実際、アメリカで人権団体によって裁判も起こされています。しかし #SDGs を #技術革新 で推進すると吹聴しています 。
電気自動車になってCO2排出が削減されても、経済成長をし続ける限り、労働力の搾取と地球的な #環境破壊 は形を変えて進行します。
また世界で誰一人取り残さず達成するといっていますが、中国の協力がないと達成ができないことは明確です。
SDGsは現代版大衆のアヘン
こちらのnoteでは「SDGsは現代版大衆のアヘンだ」と言われていることについて触れています。
SDGsが「大衆のアヘン」って言い方をされるのは、地球が気候変動のせいでもう引き返せないほどの危機に直面している中、企業側が消費を促進させるよう、「SDGs商品だから大丈夫」と、大衆を安心させる精神安定剤のような役割をしているからです。
なかなか説得力のある内容です。
これは #斎藤幸平 先生の 人新世の「資本論」 という本の冒頭の書き出しです。
脱炭素化と経済成長の両立は「幻想」だと言い切る #経済思想家 #斉藤幸平 さんは、危機を解決する最善の道として新しい「 #脱成長 」論を提示しています。
SDGsで二酸化炭素削減を目標にしているのか
ちなみにSDGsの17のゴール(目標)に169のターゲット(戦略)があります。脱炭素化は13 #気候変動に具体的な対策を の目標を達成するための取組ですが、そのターゲットには二酸化炭素という記載が一切ありません。
これだと二酸化炭素が地球温暖化とは関係ないよねとなった場合であってもSDGsのターゲットを修正する必要がありません。
このことからも、ある時点で二酸化炭素と地球温暖化が関係なくなると懸念する声もあります。
二酸化炭素、利権ででネットの声
以下は、ネット上の声です。
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2021/5/6追記 動画追加
切り離してnoteにまとめました。
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2020/5/7追記 画像追加
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2021/5/15追記
脱炭素化と経済成長の両立は「幻想」だと言い切る経済思想家は、危機を解決する最善の道として新しい「脱成長」論を提示しています。
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2021/5/16追記 冒頭記述変更
2022/7/14追記 動画追加